Q&A『上田がお答えいたします』 「殿部挫傷と大腿部挫傷は近接部位?」に決着を
2020.06.25
Q.
殿部挫傷と大腿部挫傷で保険請求をすると、問題なく支払われる場合もあるのですが、中には「上部なのか、下部なのか」の記載を求められたり、柔整審査会から近接部位であることを理由に不備返戻されたりします。
A.
私は、殿部挫傷と大腿部挫傷が近接部位を理由として認められないとの認識には立っておりません。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 「殿部挫傷と大腿部挫傷は近接部位?」に決着を
Q&A『上田がお答えいたします』 「殿部挫傷と大腿部挫傷は近接部位?」に決着を
2020.06.25
Q.
殿部挫傷と大腿部挫傷で保険請求をすると、問題なく支払われる場合もあるのですが、中には「上部なのか、下部なのか」の記載を求められたり、柔整審査会から近接部位であることを理由に不備返戻されたりします。
A.
私は、殿部挫傷と大腿部挫傷が近接部位を理由として認められないとの認識には立っておりません。 (さらに…)
東鍼会・新型コロナアンケート調査結果① 4月の売上、8割が「減っている」
東鍼会・新型コロナアンケート調査結果① 4月の売上、8割が「減っている」
2020.06.25
感染対策に「キャッシュレス決済」も
新型コロナウイルス感染症は鍼灸師及び鍼灸院にどんな影響を与えているのか――。公益社団法人東京都鍼灸師会(東鍼会)は緊急事態宣言下の4月、状況を把握して行政に伝えるため、グーグルフォームで緊急アンケートを行った(実施期間:4月21日~28日、回答数:416)。アンケート結果の一部を今号と次号、2回に分けて掲載する。
「現在の営業状況」については58・7%が (さらに…)
連載『食養生の物語』85 感染症の温故知新
連載『食養生の物語』85 感染症の温故知新
2020.06.25
緊急事態宣言の解除から日常へ戻りつつある中での梅雨入り。なんだか早いような気がしていますが、実際には平年よりはやや遅めのところが多いようです。とはいうものの、暑さに身体が慣れていないこともあって季節の移り変わりがすごく早く感じる中で、熱中症や食中毒といったこの季節特有の心配が出てきます。熱中症対策には水分補給と言われますが、あながちそうとは言い切れません。東洋医学では「水毒」といって、過剰な水分が溜まることで冷えを始めとした様々な不調の原因とも考えられています。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』20 『汗をかこう』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』20 『汗をかこう』
2020.06.25
閉じこもっていた間、あらゆる種目のスポーツが練習さえできない状況でしたが、少しずつ再開しはじめたという明るい話が増えてきました。 (さらに…)
今日の一冊 精神科医が教える聴く技術
今日の一冊 精神科医が教える聴く技術
2020.06.25
精神科医が教える聴く技術
高橋和巳 著
ちくま新書 880円
「聞き上手」と呼ばれる人は、適度な相槌を打ち、話し手に「賛成してもらえた」という安心感を与えながら、自分も不全感を溜めないようにするものだ。だが、プロはそれではいけないと著者は言う。複雑な悩みに寄り添うには、賛成と反対、両方の気持ちを理解する必要があり、実は非常に高度な技術だからだ。本書では、カウンセリングを「黙って聴く」「賛成して聴く」「感情を聴く」「葛藤を聴く」の4ステップに分けて解説。「心は深いレベルでは論理的に動いている」と語る精神科医の著者が教える「聴く技術」。
編集後記
編集後記
2020.06.25
▽マスク姿の日常は変わりませんが、通勤時の人の数は増え、テレビやスマホからコロナの文字が減り始めましたね。業界も「アフターコロナ」を走り出し、養成校も授業を再開。ただ、オンライン授業との併用で。学会も中止はしないが、対面開催をせず、誌上発表形式をとったり、研究会・セミナーも無観客でライブ配信したり。「完全な形」になるまでまだ先は長そうですね。さて「完全な形」といえば、来年に延期されたオリンピック。一転、簡素化を目指すそうです。本来なら、来月下旬に観戦に行く予定でした。あるマイナー競技の試合ですが。一年も待たされて観られないなんてことはないですよね。それとアルコール。消毒ではなく、飲む方。ビール無しのスポーツ観戦という簡素化だけは、どうか勘弁を。(和)
【本紙アンケート】コロナ禍のあはき・柔整専門学校の実態 57校回答
【本紙アンケート】コロナ禍のあはき・柔整専門学校の実態 57校回答
2020.06.10
「実技授業の実施方法」8割懸念
鍼灸柔整新聞は5月中旬から下旬にかけて、全国のあはき師・柔整師養成の専門学校108校(大学・盲学校は除く)を対象に、新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言に伴う授業計画等への影響について、アンケート調査を実施した。57校から回答があり(回答率約53%)、過半数の学校が5月以降の授業開始を余儀なくされているほか、実技授業の実施方法などに懸念を抱いている実態が浮かび上がった。 (さらに…)
新型コロナウイルスに関する専門学校調査 質問全文と回答の集計結果
新型コロナウイルスに関する専門学校調査 質問全文と回答の集計結果
2020.06.10
◆貴校に設置されている学科について、該当する項目に全てチェックを入れてください。
あん摩マッサージ指圧学科 …… 8
鍼灸学科 …… 44
柔道整復学科 …… 45 (さらに…)
『医療は国民のために』296 柔整業界側が送り付けていた医科併給に関する「問題文書」の顛末に思う
『医療は国民のために』296 柔整業界側が送り付けていた医科併給に関する「問題文書」の顛末に思う
2020.06.10
柔整団体、主に日本柔道整復師会(日整)と健康保険組合連合会(健保連)との間でトラブルが発生している。原因は、以前に本欄で取り上げた「日整が保険者や行政に送った医科との併給に関する文書」だ。この文書で日整が主張したのは、①厚労省通知で示された様式例や国会答弁には法的拘束力はない、②留意事項(医療課長通知)に併給を制限する規定が存在しない、の2点の根拠を基に「併給は認められる」というもの。そして、この主張が誤りであったことは既に解説済みなので割愛し、ここでは「文書をめぐる事の経緯」に触れたい。
まず昨年のうちに、文書は日整から傘下の47都道府県柔整社団の会長宛てに送られ、周知されたようだ。次に、これを原案にし、昨年12月10日付で、日整と全国柔道整復師連合会(全整連)の会長連名で健保連の都道府県連合会長宛てに送付され、その後、東京の健保連本部にその内容が伝わった。最後に、今年2月20日付の文書が日整の保険部長の名で、地方厚生(支)局指導総括管理官宛てに発出された。二つ目の文書は第16回柔整療養費検討専門委員会に、三つ目の文書は第17回同委員会にそれぞれ保険者側から提出資料として出され、表沙汰になった。
(さらに…)
コロナで柔整師団体が支援の動き
コロナで柔整師団体が支援の動き
2020.06.10
JB「会費免除いち早く」
全柔協「4億円投じ支援」
日整「除菌水等無料で」
新型コロナウイルスの影響で経営に深刻な打撃を受ける接骨院・整骨院も少なくない中、いくつかの柔整師団体で、会費免除やマスク等の物資支援といった所属会員への支援策が講じられている。 (さらに…)
家賃支援給付金 個人事業主は月25万円上限
家賃支援給付金 個人事業主は月25万円上限
2020.06.10
申請開始は6月末頃か
新型コロナウイルスの影響で、大幅に減収となった個人事業主や中堅・中小企業に対し、テナント賃料を半年分支給する「家賃支援給付金」が創設される。
給付の対象は、 (さらに…)
コロナ禍、マンガで感染予防を伝える
コロナ禍、マンガで感染予防を伝える
2020.06.10
鍼灸師・柔整師の岡田裕子先生
「もみじ治療院」を舞台に、先生と患者とのやり取りから、感染やウイルス、消毒などについて分かりやすく学べるマンガがホームページ上で公表されている。描いたのは、鍼灸師・柔整師の岡田裕子先生で、現在、京都大学人間・環境学研究科で医療社会学を研究している。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』26 サピエンス全史
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』26 サピエンス全史
2020.06.10
まだ続く5月のヒマさの中で「ジタバタしても仕方ない」と、ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史 上下巻』を3週間で読了したのですが、固定観念が根底から揺さぶられました。 (さらに…)
新型コロナ・養成校向け事務連絡 実習施設等の扱い、弾力的に
新型コロナ・養成校向け事務連絡 実習施設等の扱い、弾力的に
2020.06.10
国試の受験資格も容認
厚労省は6月1日付で事務連絡「新型コロナウイルス感染症の発生に伴う医療関係職種等の各学校、養成所及び養成施設等の対応について」を発出した。コロナ禍を受けて外部実習等の教育活動の弾力的な運用を認める内容で、対象施設は看護師などのほか、柔整師、あはき師の養成施設も含まれている。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』140 医療は戯言か?
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』140 医療は戯言か?
2020.06.10
全国で緊急事態宣言が解除され、コロナ自粛は継続するものの、飲食店などの営業も再開し、都心でも少しは日常に戻ってきた感じがします。
さて最近、友人の医師らがSNS上で話題にしていた書籍があります。 (さらに…)
連載『中国医学情報』183 谷田伸治
連載『中国医学情報』183 谷田伸治
2020.06.10
☆新型コロナウイルス肺炎患者の温灸法―中国鍼灸学会「指導意見」
中国鍼灸学会は、新型コロナウイルス肺炎患者の温灸法を発表(中国鍼灸、20年2期)。 (さらに…)
令和2年春の叙勲 あはき・柔整から5名
令和2年春の叙勲 あはき・柔整から5名
2020.06.10
あはき・柔整業界からの受章は以下の通り(敬称略)。 (さらに…)
「医道の日本」休刊へ
「医道の日本」休刊へ
2020.06.10
鍼灸の老舗専門誌、7月号まで
株式会社医道の日本社が発行する月刊誌『医道の日本』が7月1日発売の「2020年7月号」で定期刊行を休止する。1938年創刊で、現在発行されている鍼灸の専門誌として最も古い。近年の雑誌市場の縮小やWEB上での情報発信の一般化などを理由に休刊を決めた。
症例報告などの臨床記事や、その時代の業界ニュースを紹介し、優れた学術論文を表彰する「代田賞」なども創設した。今後、不定期ながらも発刊は継続する予定という。
Q&A『上田がお答えいたします』 「他の療法による費用を請求しないこと」とは 「自費」を認めないということ?
Q&A『上田がお答えいたします』 「他の療法による費用を請求しないこと」とは 「自費」を認めないということ?
2020.06.10
Q.
あはき療養費の受領委任の取扱規程19に「請求に当たって他の療法に係る費用を請求しないこと」とあるのは自費メニューを一切認めないということでしょうか。
A.
そうではありません。「あはきの施術を療養費支給申請書で申請するに当たって (さらに…)
日本医療福祉新聞社、ガイアブックス、金芳堂の新刊3冊 「療養費問題の最前線 令和元年度版―知らないと損する療養費の現状」ほか
日本医療福祉新聞社、ガイアブックス、金芳堂の新刊3冊 「療養費問題の最前線 令和元年度版―知らないと損する療養費の現状」ほか
2020.06.10
日本医療福祉新聞社から新刊
療養費問題の最前線 令和元年度版―知らないと損する療養費の現状
本紙で連載執筆中の上田孝之氏(元厚労省療養指導専門官)の新刊『療養費問題の最前線 令和元年度版―知らないと損する療養費の現状』が、株式会社日本医療福祉新聞社から発行された。B5判237頁、本体価格1,500円。
全国柔整鍼灸協同組合専務理事として、保険者や行政との折衝などで全国を飛び回っている著者。その令和元年度の活動内容や本紙連載記事、業界への提言などをまとめた、「療養費のマニュアル」的事例集。
書き下ろし原稿としては、定番となった今後の業界動向予測のほか、2月の療養費検討専門委員会で議論を呼んだ柔整団体発出の文書を受けた、療養の給付と柔整療養費の併給調整に関する意見書を掲載する。
購入は大手オンラインショッピングサイト「Amazon.co.jp」から。 (さらに…)