各地の自治体で物価高騰対策支援を実施、福島は83,000円支給

速報あはき柔道整復

 昨今の物価高騰を受け、複数の道府県で施術所を対象とした支援金の給付を行う自治体独自の取り組みを行っている。
 既に申込受付を開始している自治体もあり、岩手県は、支援金は33,000円(1施設当たり、以下同様)で受付期限は3月31日まで。福島県は83,000円で4月23日まで。岡山県は31,000円で4月18日まで。福岡県は121,00円~27,600円(供給を受けている電気の種類により支援金の額を決定)で5月30日まで。
 4月以降の受付を予定している自治体として、北海道は17,000円で、4月1日から4月30日まで。神奈川県は30,000円で4月下旬以降に受付開始予定。長野県は20,000円で4月中旬から6月下旬を予定。なお、現在準備中ではあるが、愛知県が22,000円、京都府が30,000円を支援予定としている。
 それぞれの支給要件は、療養費の受領委任の取扱いを行う施術所となる。また、申請の方法も電子申請、郵送、指定用紙などの違いがあるため、こちらも注意が必要となる。
北海道:医療・介護・障がい施設等物価高騰及び食材料費支援金支給事業
岩手県:社会福祉施設及び医療施設等物価高騰緊急対策支援金
福島県:医療施設等物価高騰対策支援金
神奈川県:医療機関等物価高騰支援金
長野県:社会福祉施設等価格高騰対策支援金
愛知県:医療機関等物価高騰対策支援金
京都府:医療機関等物価高騰対策事業交付金
岡山県:医療・福祉施設等物価高騰対策支援金
福岡県:医療機関等物価高騰対策支援金
 

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2025年3月20日号

「あはき・柔整広告ガイドライン」、何がどう変わった? 注意点は?

あはき広告問題柔道整復ほか

 2月18日、あはき・柔整施術所の広告を対象とした新たな指針となる「広告ガイドライン」(GL)が厚労省より発出された。
 今後、各地の保健所がGLに沿った広告指導に当たるとみられ、施術者も対応が迫られる。
既に指導に動き出した自治体も
 GL発出後、さっそく中部地方のある自治体で、「鍼灸整骨院」で開業を検討していた施術者が保健所から指摘を受けたという情報もあり、既に動き出している自治体もあるようだ。今回、GLにより統一的な基準が国から示されたが、その指導体制は自治体ごとに異なり、「どこまで認めて、どこまで認めないか」といった規制の度合いも各自治体判断となる模様だ。
 今回のGLでは、広告で使用可能な表記・言葉、その範囲などが明確化された一方、禁止事項についても併せて詳細に設けられている。以下では、今後の広告制限で注意すべき点などをまとめた。 (さらに…)

「医療人としての覚悟で社会へ」、平成医療学園専門学校の令和6年度卒業式

学術・教育あはき柔道整復ほか


 3月10日、平成医療学園専門学校(大阪市北区)の令和6年度卒業式が大阪市内のホテルで開催された。柔道整復師科41名、鍼灸師科23名、東洋療法教員養成学科3名、日本語学科94名、応用日本語学科31名の計192名の卒業生の新たな門出を祝った。
 当日は着物やスーツ、各国の民族衣装と思い思いの晴れ着に身を包んだ学生が集まり、和やかなムードで式は執り行われた。
 学校長式辞にて、北野吉廣氏は「医療や日本語というコミュニケーションツールを使い、人のためになりたいという心や思いを表現してほしい」と話した。「勇気・覚悟」としたためた書を掲げ、「勇気は信念を曲げず、覚悟をもって向かう心意気。覚悟とは、勇気を出すための光や意思のこと」と力強く語りかけた。
 同理事長の岸野雅方氏は「自分の力を患者さんに使うことを喜べる医療人になってほしい。これから、困った時、悩んだ時はいつでも母校に帰ってください。気を付けて社会に行ってらっしゃい!」と温かく呼びかけた。
 在校生が「先輩の手本を目標とし、追いかけてきた。活躍を心から応援している」と送辞を述べると、卒業生は答辞とし「仲間と協力して学ぶうちに、身体を酷使する人の多さに驚き、医療人として役に立ちたい気持ちは強くなっていった。学び続け、業界の発展に貢献できるよう尽力したい」と覚悟を語った。
 卒業証書授与のほかにも、優秀者、校長賞、理事長賞など各賞の表彰や、来賓の祝辞、祝電披露なども行われた。

オン資導入率「柔整85%、あはき53%」、柔整・あはき療養費会議

オンライン資格確認あはき柔道整復療養費・保険速報ほか


今春、導入済みの施術所へ協力金支給を
 2月28日、柔整・あはき療養費検討専門委員会がそれぞれ開催され、昨年12月2日より原則義務化された「オンライン資格確認」(オン資)の施術所における導入状況などが報告された。2月23日時点でオン資の利用申請を済ませた施術所の割合は、柔整で約85%、あはきで約53%だった。厚労省は今後も補助金支援を継続するなど導入促進を図るが、令和8年末頃までに未導入の施術所には受領委任の中止措置を設ける考えも示した。
(さらに…)

「第6回からだケアEXPO東京’25 健康施術産業展」、施術所向け機器・サービスが多数出展

商品紹介あはきイベント情報柔道整復ほか

 健康施術分野の商談型展示会『第6回からだケアEXPO東京’25 健康施術産業展』が2月3日から3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された。主催はブティックス株式会社(東京都港区、新村祐三代表取締役社⻑)。
 接骨院・鍼灸マッサージ院向けの治療器、自費施術メソッド、院内DX化サービス、健康関連用品などを出展した多数の企業・団体等が集結したほか、活躍中の治療家が会場内で施術メソッドを披露するコーナーも設けられ、来場者の関心を呼んでいた。3日間の来場者数は「介護」をテーマとした併催展を含め延べ12,357人に上った。
低周波治療器の新商品やサブスク特化のサービスなど
 医療福祉機器メーカーのオージー技研(岡山市中区)は、新商品となるコンパクト低周波治療器『パルスキュアプロ』を同展示会で初披露した。 (さらに…)

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