「12月2日以降の施術所でのマイナ保険証資格確認方法」のまとめ情報配信

速報あはきオンライン資格確認柔道整復療養費・保険

 厚労省が12月2日、オンライン資格確認に関する施術所等向け総合ポータルサイトで、「受領委任を行う柔整あはき施術所等での資格確認方法」を掲載した。
 12月1日をもって従来の健康保険証の有効期限が終了したことを受け、配信されたもの。今後、本格移行された「マイナ保険証での資格確認を基本とする仕組み」への対応等の情報がまとめられている。
 12月2日以降は原則として、受領委任を取り扱う施術所の窓口においてマイナ保険証を提示することが患者に求められるが、マイナ保険証を持っていない患者が来院したり、機器トラブル等でオンラインによる資格確認を行えなかったりするという事態も想定され、そのようなケースでの対応方法等が解説されている。
 厚労省は、今後マイナ保険証や資格確認書の利用者が急増することが予想されるとし、施術所に向け「引き続き、患者が適切な自己負担分(3割分等)の支払いで施術を受けられるよう、ご協力をお願いします」と呼びかけている。
参考記事:『「紙の保険証」12月1日で終了、「マイナ保険証」の受付体制を』

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2025年11月20日号

令和8年療養費改定に向け経営実態を調査、厚労省

速報あはき柔道整復療養費・保険ほか

ここ数年の収支・賃上げ状況を尋ねる、11月中に実施
 来春予定されている柔整・あはき療養費の令和8年料金改定に向け、厚労省が施術所を対象に経営面に関する実態調査を行っていることが本紙の取材で分かった。11月末ごろを回答期限とし、約1カ月間の調査で入手したアンケート結果を今後の改定議論に反映させていく考えのようだ。
 アンケートでは、ここ数年の施術所における収支動向や賃上げの実施状況を聞いているほか、直近の令和6年料金改定時に変更・導入された事項に関連する設問が設けられているという。また (さらに…)

令和7年 秋の叙勲・褒章

速報あはき柔道整復ほか

 令和7年秋の叙勲及び褒章が11月3日付けで内閣府より発令された。あはき・柔整業界からは以下の9名が受章した。(敬称略)
 ◇旭日双光章
 今村和久(元一般社団法人長野県針灸師会会長)
 内田輝和(元公益社団法人岡山県鍼灸師会会長)
 及川 磨(元公益社団法人岩手県柔道整復師会会長)
 小川洋一(公益社団法人徳島県柔道整復師会会長)
 久場良男(元一般社団法人沖縄県鍼灸師会会長)
 高田 保(元公益社団法人長野県柔道整復師会会長)
 原 正和(元公益社団法人和歌山県柔道整復師会会長)
 ◇旭日単光章
 老羅秋宏(公益社団法人大阪府鍼灸マッサージ師会副会長)
 小池良二(元公益社団法人北海道柔道整復師会会長)

日鍼会の『第20回全国大会inいばらき』、鍼灸師の将来や緩和医療などのセッション開く

あはき学術・教育ほか


 日本鍼灸師会(日鍼会、中村聡会長)の『第20回全国大会inいばらき Tsukuba』が10月4日、5日、つくば国際会議場(茨城県つくば市)で開催された。大会テーマに『求められる鍼灸 求める鍼灸』を掲げ、会場には370人を超える参加者が集まった。
今後、鍼灸は「医療」or「予防」のどちらに向かうべきか!
 特別講座では、『鍼灸師はこのままでよいのか―50年後、100年後の鍼灸師を語ろう』と題して、鳥海春樹氏(湘南慶育病院鍼灸科部長)と伊藤和憲氏(明治国際医療大学鍼灸学部教授)が対談した。討論の争点を分かりやすくするため、「医療寄り」の立場から鳥海氏が、「予防・ウェルネス寄り」の立場から伊藤氏が鍼灸の将来について主張をぶつけ合った。
 鳥海氏は、現在の医療体制の中では、 (さらに…)

令和5年度の柔整療養費は2,759億円、2年連続減少

あはき柔道整復療養費・保険速報ほか

 令和5(2023)年度に外傷治療で全国の整骨院に支払われた柔整療養費は2,759億円であったことが分かった。厚労省が10月10日に発表した「国民医療費の概況」で示した。
 柔整療養費は前年度より32億円減少(約1.1%減)し、2年連続で減少した。 (さらに…)

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