全柔協、大阪府警と協定 特殊詐欺防止など地域安全で連携
2021.10.25
全国柔整鍼灸協同組合(全柔協)が、大阪府警察との間で「安全・安心なまちづくりに関する協定」を締結した。柔整団体が治安維持向上のため警察と協定を結ぶのは全国初。
10月12日、府警本部内(大阪市中央区)で締結式が行われ、全柔協の岸野雅方理事長と橋本卓生活安全部長が協定書に調印した。全柔協は大阪府内に1,000を超える所属会員がおり、橋本部長は「大阪の治安を守るには、警察の力だけではなしえず、様々な事業者や団体との連携が不可欠であり、このたびの協定により連携を強化し、大阪の安心安全なまちづくりを推進したい」と期待を寄せた。今後、両者は特殊詐欺などの犯罪被害防止に向け、協力・連携して取り組んでいく。
協定締結に当たっては、昨年11月、全柔協が「接骨院に来院する患者に対して特殊詐欺を未然に防止する取り組みを計画しており、ご協力いただきたい」と申し出たことがきっかけとなったという。 (さらに…)