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連載『食養生の物語』101 健康の七大条件

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 健康でいるために、どうすればいいか――生きていく上で永遠の課題かもしれません。連載も百回を超えて三桁に踏み出す節目の今回は、改めて食養生の原点を振り返り、健康について考えてみようと思います。マクロビオティック(食養)の創始者ともいわれる桜沢如一氏は健康の定義を分かりやすく「健康の七大条件」として説かれました。①疲れない、②ご飯がおいしい、③よく眠る、④もの忘れをしない、⑤ゆかいでたまらない、⑥思考も行動も万事スマート、⑦ウソをつかない、の七項目です。①から③までは生理的条件。すぐに「疲れた」と言うことなく元気に動ける、ご飯は質素なものでもおいしく食べられる、枕に頭を置いて数分で眠れて時間がくればパッと目覚められること……いわば動物として生きていくのに必要なことと言えるでしょう。④から⑥は心理的条件。記憶力と判断力に優れ、怒りや怖れや不安がなくいつもにこやかで、敏速な行動力を備えていることです。人間社会で生きていく上での必要な条件と言えそうです。最後の⑦は正義のための絶対条件とされています。それぞれの項目を単純に考えてみれば、純粋無垢な子どものありのままの姿とも言えます。今という時間を生きていることで、過去に引きずられることなく、未来を心配することもなく、不安のない状態と考えられます。

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