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日鍼会シンポ『世界が注目する鍼灸&漢方』 「伝統医療で何ができるのか?」

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 10月3日、日本鍼灸師会(日鍼会)が現代医療と同じく高いポテンシャルを持つ伝統医療を見つめなおす機会として、一般向けの無料シンポジウム「世界が注目する鍼灸&漢方―あなたの健康に伝統医療ができること」をオンラインで開催した。

鍼灸を科学的証明することは可能か

 慶應義塾大学医学部漢方医学センター非常勤講師の鳥海春樹氏は「鍼灸とは何か?」をテーマに、鍼灸が果たしてきた役割と同センターで行われている鍼灸技術の研究を紹介した。まず鍼灸がどういう生体反応に基づいて病気を治しているのかについてはまだ分かっておらず、鍼灸とともに発展してきた漢方の一部の効果についても科学的に証明されたのは20世紀に入ってからであると説明。ただ現在も鍼灸技術が使われている以上、現代医療とのリンクによる人々の健康を支えること、さらには鍼灸技術の担い手の育成は喫緊の課題であるとした。

鳥海氏の講演の様子

新型コロナのガイドライン策定
漢方は日本の財産となるか

 修琴堂大塚医院院長で同センター客員教授の渡辺賢治氏からは、新型コロナの漢方治療を例に「この国の財産を使いまわせ」というテーマが取り上げられた。

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