『医療は国民のために』326 コロナ禍に東洋医療は何ができるのか?
2021.09.10
未曽有の混乱に陥っている「コロナ禍」。これまでに外出自粛に伴い接骨院や鍼灸院への「通院控え」なども起こり、これを書いている8月末現在においても緊急事態宣言の再延長や適用範囲の拡大と、依然として我慢を強いられる状況だ。他の業種に目を移せば、国会議員を抱えていない飲食関連は、まさに「目の敵」とされ、迫害されている感もある。美食家であり無類の酒好きの私にとっては心痛の思いだ。
さて、この長期化するコロナ禍において、私たちの東洋医療はどのような立ち位置で、この事態に接したのかを、今のタイミングで考えてみたい。
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