新型コロナワクチン施術者の優先接種、全国に波及
2021.06.25
各地の大規模会場や予約で優先的に
6月以降、新型コロナワクチンの全国的な接種加速を受け、柔整師やあはき師を優先職種に認める例が拡大している。いち早く「優先接種者」に加えた東京都の築地大規模会場では6月25日から64歳以下の施術者への接種を始めるという。その他の自治体でも、集団接種の優先職種に追加したり、キャンセル時に余ったワクチンを優先で接種できるよう認めたりと、地域の事情に合わせた優先枠へ組み入れられている。
6月8日から運営を開始している築地大規種会場では、都から柔整師・あはき師の接種希望者名簿を作成する依頼が事前にあった。柔整・あはきの各業界団体が都内在住・勤務の施術者に呼びかけ、希望者リストを取りまとめて都に提出。6月25日より順次接種が行われる予定だ。また都は、6月下旬に3カ所目となる接種会場・都庁南展望室ワクチン接種センターを開設し、同センターでも施術者の接種を行うとしている。
鍼灸大学が職域接種、対面授業増へ
県や市単位の高齢者向け集団接種会場の中では (さらに…)