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連載

連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』5 機能訓練指導員のアプローチとは

投稿日:2021年6月25日

 接骨院や鍼灸院でのアプローチと、介護保険事業所(デイサービスなど)における機能訓練指導員のアプローチの違いは何でしょうか?――以前、仙台市で開催された多職種連携がテーマの介護予防推進フォーラムにパネリストとして参加した際に会場から受けた質問です。外から見れば、この違いって分かりづらいようです。

 今回はこの違いを含め、柔整師や鍼灸師の資格を生かし、機能訓練型デイサービスで活躍するためのスキルを概説します。また、介護予防に取り組まれておられる先生方からも聞いた事例や方法なども交えて紹介します。

 まず言えることは、柔整師や鍼灸師は独立完結型であるのに対し、機能訓練指導員は多職種とチームを組んでアプローチを進めていくことです。そして、アプローチについては、その目的が異なります。柔整師は治療による骨関節の痛みの緩和等を行う一方、機能訓練指導員は機能を向上させて体力低下を防ぎ、生活能力の維持や向上が目的となります。接骨院の治療でも簡単な機能訓練は実施しますが、介護施設での機能訓練方法としては足腰の痛みを手技や物理療法で緩和してから筋力向上練習や歩行訓練を行います。また、

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