令和6年は料金改定やオン資など 慣例通りなら改定率は0.26%か?

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 令和6年を迎えた――今年は、2年に1度の療養費の料金改定が実施される年だ。あはき療養費では既に改定に向けた議論が進んでおり、柔整でもじきに検討が始まる予定だ。また、政府の医療DXの推進でマイナ保険証の利用(オンライン資格確認)が柔整・あはき療養費へも拡大し、4月から運用がスタートする。

4月開始のオン資、 準備は早めに!

 施術所が提供する医療サービスの対価(報酬額)に影響する「療養費の改定率」については、慣例的に診療報酬の「医科」の2分の1とされてきた。これに従えば、昨年末に決まった医科の改定率がプラス0.52%であることから、柔整・あはき療養費は0.26%のプラス改定になると見込まれる。

■過去の診療報酬での医科と療養費の改定率(単位:%)

 また療養費の改定時期は、通常、診療報酬より概ね2カ月遅れの6月に施行されてきた。しかし、令和6年度の診療報酬改定では、医療DXに向け、医療機関・薬局及びベンダー系企業の負担軽減等を目的に6月施行とし、「後ろ倒し」とすることが決まった。これに伴い、柔整・あはき療養費の改定時期が「8月施行」となるのか、これまで通り「6月施行」となるのかは現時点で定かではない。

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あはきオンライン資格確認柔道整復療養費・保険

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