連載『中国医学情報』202 産後の性機能障害に鍼併用治療ほか

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投稿日:2022.01.10

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今回の内容
・産後の性機能障害に鍼併用治療―骨盤底筋の筋電図バイオフィードバック療法単独とのランダム化比較(上海鍼灸雑誌、2021年8期)
・ぎっくり腰に腕踝鍼併用治療―教科書の鍼法とランダム化比較(鍼灸臨床雑誌、2021年2期)

☆産後の性機能障害に鍼併用治療―骨盤底筋の筋電図バイオフィードバック療法単独とのランダム化比較

 河北省唐山市の唐山弘慈病院・劉浩らは、産後の性機能障害で、骨盤底筋の筋電図バイオフィードバック療法単独群と、鍼治療併用群での効果を比較(上海鍼灸雑誌、2021年8期)。
 対象=104例、平均26±3歳。これをランダムに、単独群・併用群各52例に分けた。両群のBMI・新生児体重・分娩状況(正常分娩数・帝王切開数・会陰切開数)・妊娠期合併症(高血圧・糖尿病ほか)に有意差なし(P>0.05)。
 治療法=両群とも連続2カ月間治療。
 <バイオフィードバック療法>治療機(南京偉思医療科技製RAYEE-A):周波数8~32Hz、パルス幅320~740μs、刺激強度10~25mA、毎日1回。
 <鍼治療>同上療法後に腹鍼治療。①取穴―主穴:関元・気海・下脘・中脘、配穴:左右の天枢・帰来・気穴・中極。②操作―0.22×40mmの鍼で直刺。主穴は深刺、配穴は中刺、置鍼30分間、毎週2回。
 観察指標=

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