小児の4割弱がアレルギー 兵庫県鍼灸師会の第3回学術講習会
2023.03.10
皮膚バリアの低下に注意
兵庫県鍼灸師会の第3回学術講習会が1月22日、神戸市内の兵庫県鍼灸師会館とオンラインで開催された。 (さらに…)
小児の4割弱がアレルギー 兵庫県鍼灸師会の第3回学術講習会
小児の4割弱がアレルギー 兵庫県鍼灸師会の第3回学術講習会
2023.03.10
皮膚バリアの低下に注意
兵庫県鍼灸師会の第3回学術講習会が1月22日、神戸市内の兵庫県鍼灸師会館とオンラインで開催された。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』223 春の抑制
連載『汗とウンコとオシッコと…』223 春の抑制
2023.03.10
「春一番」が吹く前、梅が咲き散ろうとしている時期に妙に暖かな南風が入る。移動性高気圧が到来する前兆だ。そして、その後ろには気圧の谷間があり、雨を降らせるのだ。このように温暖な気候の後、気圧が下がると、春に旺気する肝が気温上昇に伴い一時的に代謝を上げる。だが、気圧が下がった時に血管が弛緩したままの人は、外気の変化で気化して体表が冷え、痛みを呈しやすい。頭痛や局所的な脱水からの浮腫、疼痛など、軽度な風湿の病を生じやすいわけだ。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第1回 社会の流れを考える
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第1回 社会の流れを考える
2023.03.10
今回から始まりました『未来の鍼灸・柔整を考える』。本連載では、鍼灸・柔整業界が築いてきた過去、医療そのものが変わりつつある現在、価値観さえも変容するであろう未来について、現代社会の様相と絡めつつ、新たな視点を提案できればと思います。
さて、今回は人口減少と医療について考えてみたいと思います。日本の人口は2004年をピークに急速に減少しており、2050年には1億人を切ることが予想されています。少子高齢化の加速に伴う生産人口の減少、さらには国内の経済規模縮小という課題に直面しているため、これらが社会保障に大きな影響を与えることは間違いないでしょう。 (さらに…)
今日の一冊 実践 行動変容のための ヘルスコミュニケーション
今日の一冊 実践 行動変容のための ヘルスコミュニケーション
2023.03.10
実践 行動変容のためのヘルスコミュニケーション
奥原 剛 著
大修館書店 2,200円
興味を引き、分かりやすく伝え、考え方を変化させ、記憶に刻み、行動を変化させる。
本書では社会心理学や行動経済学などの研究から整理された
▽数字を使う
▽情報量を絞る
▽中学生でも分かるように伝える
▽受け手の視点で考える
など、「人を動かす10原則」について紹介・解説されており、イラストや実例も交えた内容は読めばストンと腑に落ちる。
伝えたいことが伝わらないのは発信する情報に凸凹があるせいかも? 原則ごとに整理することで行動変容にいたるコミュニケーションを目指す。
編集後記
編集後記
2023.03.10
▽WBC開幕で野球一色……ですが、先月からJリーグが開幕しています。実は地元大阪のごひいきのチームがあり、毎年暇を見つけては足しげくスタジアムに通っています。
楽しみはもちろん試合と昼から堂々と飲めるビールですが、今年からは新たに発売された「サッカーくじ」を加えました。このくじ、1試合から予想でき、何対何かを当てるというもの。目の前の試合を予想して観るのは楽しいですが、ついよこしまな考えが……。
先日の開幕戦、何と試合残り15分で購入していた「2-1」に。これが良くない。手にしたビールを飲みほし売り子さんにもう一杯注文。夕食代も浮いたなぁと考えをめぐらせた直後、まさか同点に。
帰りしな長男から「めっちゃ悔しそうやな」と一言。子に心配されてはダメですな。(和)
「整骨院」、施術所名で使用不可に 第9回 広告検討会
「整骨院」、施術所名で使用不可に 第9回 広告検討会
2023.02.24
日整・代表者も容認し大筋合意、今後広告GLに盛り込む見通し
9回目となる「あはき師・柔整師等の広告に関する検討会」が2月13日、都内で開かれた。新型コロナの影響等で約3年ぶりの検討会再開となった。前回の第8回会議(令和元年11月14日)において厚労省が提示した「広告ガイドライン(GL)案」で積み残されていた議論が今回俎上に載せられ、柔整師が開設する施術所の名称に「整骨院を使えない」とする案が大筋で合意された。
(さらに…)
『医療は国民のために』361 時代の流れとともに 施術者団体も変貌を遂げる必要がある
『医療は国民のために』361 時代の流れとともに 施術者団体も変貌を遂げる必要がある
2023.02.24
住宅融資やグリーンピアを手掛けていた「年金福祉事業団」と、健康保険・年金事業を国として担当していた「社会保険庁」は、ともに巨大組織であった。かつて私も職員として勤務していたのだが、今はもう存在しない。組織の廃止やその体制を変更せざるを得なかったのも時流だったといえるだろう。 (さらに…)
連載『先人に学ぶ柔道整復』三十五 大正期の柔道整復師試験(後編)各地で実施、地位確立のため皆が奮起
連載『先人に学ぶ柔道整復』三十五 大正期の柔道整復師試験(後編)各地で実施、地位確立のため皆が奮起
2023.02.24
大正9(1920)年10月、柔道整復術の公認試験として「第1回柔道整復術試験」が、東京の警視庁で2日間にわたり実施されました。1日目が筆記試験、2日目が実技及び口頭試問でした。 (さらに…)
避難所で起きていること 妊産婦への対応は 第5回DSAM災害支援 鍼灸マッサージ師合同育成講習会
避難所で起きていること 妊産婦への対応は 第5回DSAM災害支援 鍼灸マッサージ師合同育成講習会
2023.02.24
昨年12月18日、第5回DSAM災害支援鍼灸マッサージ師合同育成講習会が横浜市中区の横浜市技能文化会館にて開催された。「災害弱者」と「被災地での初動対応」をテーマに報告・議論がなされた。 (さらに…)
愛知鍼灸マ師会が地元看護協会と協定
愛知鍼灸マ師会が地元看護協会と協定
2023.02.24
コロナ奮闘の看護師に施術料割引
1月27日、愛知県鍼灸マッサージ師会(中川徹会長)と愛知県看護協会(三浦昌子会長)が同協会員へ向けた施術料の割引に関する協定を結び、2月1日から実施されている。
事前に登録された188カ所の施術所にて愛知県看護協会所属看護師が会員証・電子会員証を提示することで自費施術に限り10%の割引が適用される。昨年、福岡でも同様の協定が結ばれており、医療連携の足掛かりとなるか今後注目される。
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』205 漢方薬って実はエコじゃない
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』205 漢方薬って実はエコじゃない
2023.02.24
前回に引き続き、海外出張が二回ありました。空港でも街中でも、国によってコロナへの対応が全く異なっていて、とても興味深かったです。各国で活気ある街中の様子を見ると、日本の対応の遅れが見受けられ、おちおちしていられないと強く感じました。 (さらに…)
三和書籍から新刊 東洋医学古典 鍼灸資生経 上巻・下巻
三和書籍から新刊 東洋医学古典 鍼灸資生経 上巻・下巻
2023.02.24
三和書籍から新刊『東洋医学古典 鍼灸資生経 上巻・下巻』が出版された。訳者は、中国鍼灸翻訳家で鍼灸師でもある淺野周氏。上巻は340頁、4400円(税込)、下巻は480頁、5720円(税込)、ともにA5判。
原書の執筆者は南宋の王執中(おうしつちゅう)。1180年頃に臨床経験を記されたおそらく最初の鍼灸書で、『素問』や『霊枢』をはじめ『鍼灸甲乙経』、『備急千金要方』、『銅人腧穴鍼灸図経』など南宋以前の方書を豊富に引用した重要な古典である。当初の刊行本は現存せず、明代の1447年に元代の天歴本を基に再刊されたものを翻訳した。
多くの現代中国の鍼灸書や古書の翻訳を手掛ける淺野氏は、鍼灸学生の「鍼灸の古典を読みたい」との声に応え、「学生に買える価格帯でないとやらない」と出版社に掛け合ったとのエピソードもある、将来の施術家に思いを託した上下巻。
(さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』215 母指外側種子骨損傷
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』215 母指外側種子骨損傷
2023.02.24
今回の執筆者:後藤 陽正(筋・骨格画像研究会)
手指の母指MP関節損傷を呈している症例では、どうしても発生機序から掌側板損傷や側副靭帯損傷を中心に判断し、種子骨に損傷が及ぶ印象を受けない。今回は右母指MP関節外側種子骨の損傷を疑った症例を紹介する。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 オンライン請求は柔整師にとってメリットだらけ!?
Q&A『上田がお答えいたします』 オンライン請求は柔整師にとってメリットだらけ!?
2023.02.24
Q.
柔整療養費のオンライン請求議論が本格化しているようですが、私たち柔整師個人にとってはメリットだらけですよね。そうであれば、早期の導入を求めたいです。 (さらに…)
第40回 日本東方医学会学術大会 東西医療の対比、充実した連携を
第40回 日本東方医学会学術大会 東西医療の対比、充実した連携を
2023.02.24
昨年12月4日、日本東方医学会(長瀬眞彦会頭)の第40回学術大会が『心あたたかで人間的な東方医学』をメインテーマに、東京都千代田区の御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて開催された。会場には多くの鍼灸師、医師が来場し、特に多職種連携について闊達な議論がなされた。 (さらに…)
連載『食養生の物語』117 『お雑煮の雑学』
連載『食養生の物語』117 『お雑煮の雑学』
2023.02.24
お雑煮はお正月の人気料理の一つですが、必ずしも食べる時季が限定されているわけではないようです。
お雑煮を大まかに定義するとしたら、お餅を主な具材とする汁物料理というところでしょうか。鶏がらスープをベースとする北海道や、餅に次ぐ具材として出世魚のブリが欠かせない福岡県や高知県、寒い日には鴨肉、春は旬のハマグリを、とお餅以外の要素は地域や季節によって様々です。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』52 素問・十四 『湯液醪醴論』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』52 素問・十四 『湯液醪醴論』
2023.02.24
往古の時代から時が経ち、人の病は祝由では治らなくなったので、上古の時代には色々な治療法が編み出されました。中古の時代に用いた治療は、米で作った湯液(おもゆ・おかゆ)、醪(にごりざけ)、醴(どぶろく)などを用意して飲ませることでした。 (さらに…)
今日の一冊 物語 遺伝学の歴史 メンデルからDNA、ゲノム編集まで
今日の一冊 物語 遺伝学の歴史 メンデルからDNA、ゲノム編集まで
2023.02.24
物語 遺伝学の歴史 メンデルからDNA、ゲノム編集まで
平野博之 著
中央公論新社 1078円
「子はなぜ親に似る?」。古代ギリシャ時代から議論されてきた疑問は19世紀半ば、メンデルの登場で、遺伝学という科学へと急速に舵を切る。
メンデル生誕200周年を迎えた今、遺伝学は生物化学の中核分野となりiPS細胞やゲノム編集による治療法の開発や作物の品種改良など、様々に応用され研究が進んでいる。染色体の発見に始まり、染色体上の遺伝子配列のこと、特定の遺伝子が染色体上を移動できること、突然変異の誘発……と研究者の興味は次々に発展、分化する。これはまだまだ続く現在進行形の物語である。
編集後記
編集後記
2023.02.24
▽先日、いつもの駅でスマホを触りながら電車を待っていたのですが、隣に並んだ女性が5cmはあろうかというネイルをして、すごいスピードでスマホをフリックする姿が目に入りました。
持ち手5本の爪がスマホを剣山のように取り囲む中、打ち手の爪がぶつかることもなく画面上を滑る様子は圧巻で、ショート動画にすればバズるのでは? なんて考えが浮かぶほどでした。
意識せず日常的に行なっている動作が他の人には洗練された動作に見える、なんてことはよくある話。ペン回しやバック駐車などがいい例かもしれません。熟練鍼灸師の経穴治療も積み重ねの賜物ですよね。
そういえば、友人に「お前、ツッコミうまいなー」と言われたことがあります。お前が日常的にボケるからレベルが上がるんやぞ!(今)
次期改定で「療術業」→「施術業」 総務省の 日本標準産業分類
次期改定で「療術業」→「施術業」 総務省の 日本標準産業分類
2023.02.10
あはき柔整属する分類名、変更へ
総務省が定めている日本標準産業分類で、あはき師・柔整師が属する「療術業」の分類項目名が、次回改定で「施術業」に変更される見通しのようだ。公文書等において確たる定義のない「療術」を引き続き使用すると、国家資格者が行う「施術」との混同のおそれがあるなどが変更理由のようで、1年半前から立ち上がっている総務省の検討チームが改定素案に盛り込んでいる。
療術に属する「奇妙な構造」解消 令和5年度内に告示
日本標準産業分類は、国勢調査等の統計調査の結果を産業別に表示する場合などに用いられている。これまで13回の改定が行われており、 (さらに…)