福岡鍼灸マ師連盟「看護師割引」開始
2022.05.10
地元看護連盟会員に10%引き
福岡県鍼灸マッサージ師連盟(古賀慶之助委員長)が4月より、地元の看護師に向けた施術料割引の取り組みを始めている。
(さらに…)
福岡鍼灸マ師連盟「看護師割引」開始
福岡鍼灸マ師連盟「看護師割引」開始
2022.05.10
地元看護連盟会員に10%引き
福岡県鍼灸マッサージ師連盟(古賀慶之助委員長)が4月より、地元の看護師に向けた施術料割引の取り組みを始めている。
(さらに…)
1世帯の治療院代2,607円 コロナの影響から「回復の兆し」 令和3年の家計調査
1世帯の治療院代2,607円 コロナの影響から「回復の兆し」 令和3年の家計調査
2022.05.10
総務省はこのほど、国民の消費状況を捉えるために行っている「家計調査」の令和3年結果を発表した。 (さらに…)
『医療は国民のために』342 柔整療養費のオンライン申請は請求代行業者や外部委託点検業者の命運も分ける?
『医療は国民のために』342 柔整療養費のオンライン申請は請求代行業者や外部委託点検業者の命運も分ける?
2022.05.10
柔整療養費を「確実に施術管理者に支払うための仕組み」を作るため、オンライン請求の導入が議論されているのは、周知の通りだろう。激しく議論が交わされている「柔整療養費検討専門委員会」の中で、オンライン請求の審査・支払業務の受け皿と目されている社会保険診療報酬支払基金も様々な意見を述べているので、確認しておきたい。
(さらに…)
鍼灸新潟 第27回オンライン特別講座 精子機能の改善に中髎穴刺鍼
鍼灸新潟 第27回オンライン特別講座 精子機能の改善に中髎穴刺鍼
2022.05.10
セルフケアのポイントも解説
新潟県で活動する鍼灸学術団体『鍼灸新潟』の第27回特別講座が2月13日、オンラインで開催された。
『男性不妊と鍼灸』をテーマに、明生鍼灸院副院長の木津正義氏が登壇。木津氏は、不妊症の半分近くは男性側に原因があり、その中でも70~90%は造精機能の障害であると解説。同院では男性不妊の基本治療として自律神経を整える施術、精巣血流や精子の運動率・ED・排尿障害などには中髎穴刺鍼、慢性骨盤痛には陰部神経鍼通電療法を行っているとした。また、男性の2割で精子の運動に問題がみられたといった調査に触れつつも、「精子の運動量は一定ではなく、毎日変動する」と指摘。WHOが120週かけて週に1回、1人の男性の精子濃度を経時的に調査したところ、ほとんどの週で問題がなかったにもかかわらず、ガイドラインが示す正常値を下回ることも複数あり、極端に低い数値を示した週もあったと紹介し、一度の結果で自分の精子に問題があると決めつけず、複数回の検査を受けることを勧めているとした。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』49 6時間講演が終わり
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』49 6時間講演が終わり
2022.05.10
岐阜県鍼灸師会主催の婦人科のリモート講演が終了しました。昨年11月28日に第1、2回、4月3日に第3、4回を行い各1時間半の計6時間講演。師会の担当者からは、大盛況と嬉しいお知らせが届きました。一人で単一テーマを6時間も講演するというのは、ほとんど例が無いようですが、内容を掘り下げたらこれでも足りないぐらいです。しかも、婦人科鍼灸に取り組む姿勢にも重点を置いて話しました。そもそも鍼を受けなくても、妊娠する人も沢山おられます。従って鍼の有効性を論じるためには、妊娠数、妊娠率のデータだけでは不十分です。女性の生殖機能には大変な個人差があり、30歳くらいでも早発閉経といって月経が停止しかけている人、40歳を超えてもAMHが高く一度で20個以上も採卵できる人もいます。他にも個人差は偶発的な要素も大きく、ではどうすれば鍼の効果を証明できるでしょうか。
(さらに…)
第10回令和3年度東京都委託施術者講習会 鍼灸は医療か、医業類似行為か
第10回令和3年度東京都委託施術者講習会 鍼灸は医療か、医業類似行為か
2022.05.10
「医業」の定義、歴史的経緯から
施術者講習会『鍼灸は医療か、医業類似行為か』が3月20日、公益社団法人東京都はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師会主催で開催され、芦野純夫氏(横浜医療専門学校学術顧問)が講師を務めた。東京都千代田区の同会会館及びオンラインでのハイブリッド開催で、Zoomでは50人余りが参加した。
(さらに…)
あはき療養費『施術管理者研修』秋以降開催分の申込み期間発表
あはき療養費『施術管理者研修』秋以降開催分の申込み期間発表
2022.05.10
あはき施術者向けの施術管理者研修で、今秋以降の開催分の受講申込み期間が発表された。新たに発表されたのは11月から来年3月まで毎月1回、計5回分。同研修はあはき療養費の受領委任を取り扱う上で義務化されており、費用は2万3,000円。
いずれも会場とオンラインでの同時開催(ハイブリッド式)形式で、2日間(合計16時間)続けて受講する。
詳細:公益財団法人東洋療法研修試験財団
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』186 「ポーターの理論」を活用する
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』186 「ポーターの理論」を活用する
2022.05.10
予告通り、今回はポーターの理論について話していきます。ポーターが競争戦略に関する論文を発表しはじめたのは1977年と、50年ほど昔のことで、古いと思われるかもしれません。しかし、経営学の博士課程の学生は、今でもこの1977年の論文を読むそうです。ポーターの理論が忘れ去られていないのは、学術的検証に耐えうる再現性をもった理論であるからでしょう。 (さらに…)
連載『中国医学情報』206 スポーツ選手の鵞足炎に「斉刺」通電鍼+マイクロ波治療―ランダム化比較ほか
連載『中国医学情報』206 スポーツ選手の鵞足炎に「斉刺」通電鍼+マイクロ波治療―ランダム化比較ほか
2022.05.10
今回の内容
・スポーツ選手の鵞足炎に「斉刺」通電鍼+マイクロ波治療―ランダム化比較(鍼灸臨床雑誌、2021年7期)
・小児アレルギー性鼻炎への円皮鍼治療の免疫学的効果―薬物とのランダム化比較(上海鍼灸雑誌、2021年12期)
☆スポーツ選手の鵞足炎に「斉刺」通電鍼+マイクロ波治療―ランダム化比較
遼寧省瀋陽市の軍事体育訓練センター・高琛らは、ランナーやスピードスケート選手に多い鵞足炎に対し、2種の治療法をランダム化比較(鍼灸臨床雑誌、2021年7期)。
対象=スポーツ選手36例(男28例・女8例)、平均20歳弱・平均罹患期間約2.67日、最近3カ月以内に抗炎症薬治療なし。これをランダムに斉刺群・対照群各18例に分けた。なお「斉刺」とは、中央に1鍼、その両側に各1鍼、計3鍼を刺す鍼法で別名「三刺」。
治療法=両群とも鍼治療毎日1回30分間、連続6日・休息1日で治療14日。さらにマイクロ波(極超短波)治療(膝関節内側痛点に1回20分間輻射、他は鍼に同じ)も併用。
<斉刺群>①取穴―鵞足結点1(血海穴下1寸、縫工筋筋腹。経験穴)・鵞足結点2(縫工筋・薄筋・半腱様筋の共同停止部。常用阿是穴)。②操作―0.35×40mmの鍼使用。まず鵞足結点1と鵞足結点2に各1鍼、次に両穴の傍ら5mmの部位に各2鍼、得気後に鵞足結点1の3鍼に+極、鵞足結点2の3鍼に-極を接続して通電(疎波、強度は大腿筋が脈打って耐えられる程度)。
<対照群>①取穴―膝眼・血海・梁丘・陰陵泉・陽陵泉・足三里・三陰交。②操作―刺鍼得気後、平補平瀉。
観察指標=①リスホルム膝評価法(LKS: 跛行・疼痛・腫脹ほか運動機能・症状を0~100点で程度を示す)。②VAS(疼痛を0~10点で評価)。③膝関節能動的屈曲角度(優:ROMが110°以上、良:同上90°以上~110°未満、劣:同上90°未満)。④バイオマーカー:血漿中の炎症性マーカーである高感度CRP濃度(hs-CPR)とIL-1β。
結果=臨床的効果は、斉刺群:治癒14例・著効3例・無効1例・総有効率94.5%、対照群:治癒9例・著効6例・無効3例・総有効率83.3%。
(さらに…)
小学館から新刊 女はいつも、どっかが痛い がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン
小学館から新刊 女はいつも、どっかが痛い がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン
2022.05.10
株式会社小学館から新刊『女はいつも、どっかが痛い―がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン』が刊行された。著者は鍼灸師のやまざきあつこ氏、取材・文はエッセイストの鳥居りんこ氏。四六判224頁、1,430円(税込)。
病院で検査しても異常なしなのに、漠然とした体の不調やうまく伝えられない不安感に悩む女性は少なくない。やまざき氏は「女はいつも、どっかが痛いの。あなたのせいじゃない!」と、施術台で実際に助言しているという。自律神経の不調は、「自分はどうしたいのか?」という考えをベースに、本当の原因を探ることにより自身の心と体の「クセ」に気付きを得て少しずつ克服していくと伝える。
更年期を迎えるということは人生の折り返し。それを「不調」というサインで伝えてくれるのが更年期障害を含む自律神経失調症であり「焦る必要はない」と、28年間、7万人の患者を診てきた女性鍼灸師ならではの視点でアドバイスする。「自律神経失調症に悩む女性の駆け込み寺」のような指南書。
(さらに…)
都道府県別施術所数 あマ指減少続く 厚労省『令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況』から
都道府県別施術所数 あマ指減少続く 厚労省『令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況』から
2022.05.10
1月27日付で発表。平成30年末の前回調査で微減に転じたあん摩マッサージ指圧施術所は今回も減少。あはき全体及び柔整施術所は微増に留まったが、鍼灸施術所に限定すると約2千の増加が続いている。前回結果とその増減率(小数点以下2位を四捨五入)を併せて掲載する。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 月の途中で施術管理者が変更した場合の請求は?
Q&A『上田がお答えいたします』 月の途中で施術管理者が変更した場合の請求は?
2022.05.10
Q.
柔整の受領委任の取扱規程には「同一月内の施術については、施術を受けた施術所が変わらない限り、申請書を分けず、一の申請書において作成すること」とありますが、同一施術所において、月の途中で施術管理者が変更となった場合はどうなるのでしょうか?
A.
施術者が変われば契約の番号等も変更になるため、当然ながら、同一月内であっても施術管理者ごとに別の申請書になります。ご指摘の受領委任の取扱規程は、同一の施術管理者が多部位に係る逓減率を免れるために、あえて支給申請書を複数枚に分割する取り組みを防止するために設けられたもので、施術管理者の変更を想定したものではありません。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』213 上気強制
連載『汗とウンコとオシッコと…』213 上気強制
2022.05.10
4月下旬なのに涼しい。秋のように粛殺されそうな風を受ける。通常は新緑の芽が目立ち、山々が青々として、古い葉と若い葉の境目がはっきりする頃合いなのだが、くすんだ感じに見受けられる。春の代表的な食べ物のタケノコも伸びてはいるものの、冬の雨の少なさで甘みが少なくえぐいモノが多いそうだ。つまり不味い。五月に見られる藤の花も鮮やかなライトパープルではなく何かくすんでいる。これも雨の少なさの影響だろう。こんなときは人の身体はどうなる?
水が少ない時は、火旺するか木気が上がる。しかし、涼しさの影響で肺気優位となり、木の条達が損なわれ、上がり切らない。そして中途半端な木象を現し、頭痛や眩暈ではなく、右肩の痛み、特に心の火象が無いのにもかかわらず、小腸経への疼痛の投射が多くなるわけだ。
「先生、聞いてくださいな!」
(さらに…)
連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』15 User Experience向上に必要なこと
連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』15 User Experience向上に必要なこと
2022.05.10
大量生産・大量消費の時代において、なるべくコストをかけずに商品を作ることが企業の勝ち残り戦略でした。しかし、昨今は価格だけでは評価されにくくなり、商品価値に加えて企業が目指す社会的理念を応援する「共感経済」が主流になりつつあります。安い商品より、少々高くても自分の価値観に合ったパーソナライズされたブランドを探すようになっているのです。
例えば化粧品会社は、消費者がより環境に配慮し、自分に合う商品を求める傾向が強くなってきたことを踏まえ、均一化された商品を大量生産よりデータに基づいて「パーソナライズ」された商品の開発に舵を切っています。実際、資生堂や花王は肌の状態を様々な手法で解析することで、その情報を基にその人に最適化した商品を提供する仕組みを構築しています。それだけでなく、この肌データを他社にも提供し、肌診断に関連付けた様々な商品を他社とともに世の中に提供することで、ビューティーウエルネスという新しい健康ソリューションを確立しようとしています。これこそデータドリブンな社会のあり方です。
(さらに…)
今日の一冊 認知症の私から見える社会
今日の一冊 認知症の私から見える社会
2022.05.10
認知症の私から見える社会
丹野智文 著
講談社+α新書 880円
39歳で若年性アルツハイマーの診断を受けてから8年、講演などの活動を通じて多くの認知症当事者と対話を続けてきた著者。「認知症になってから言われ方がきつくなった」「何もできないという先入観を持たれている」「(支援者に)すべてを奪われた」――。介護を行う支援者の苦労、苦悩とはまた異なる、当事者目線の「現実」。多くの当事者は「ケアマネジャーが家に来ているようだが、話はしたことがない」と話すという。ケアプランの作成を本人不在で進めていないか――介護に携わる医療従事者にも必読の一冊。
編集後記
編集後記
2022.05.10
▽あちこちに出かけた連休でした。博物館、植物園、ホラーハウス、海原に浮かぶボート、水没した神社、目の前で鯨が泳ぐ港町――段々現実味がなくなってきましたが、全てバーチャルリアリティの話。噂のメタバースを体験しようと4万円弱のヘッドセットを購入したのです。高い買い物ですが、数年前と比べたら性能は跳ね上がり、値段は数分の一と技術革新が凄い。未だコアなファン向けですが、遠くない将来、新たなインフラになるのかも。実技指導や養成校紹介など業界での活用も始まっています。さて、一番長く過ごしたのは……下町の飲み屋街。駄弁り合い、道端で寝息を立てる酔っ払い。当然、画面の向こうで本当に飲んでいるのです。コロナ禍で抑えていても、呑んべえのタチは変わらないようで……。(平)