連載『先人に学ぶ柔道整復』三十六 戦後の柔道整復師試験(前編)GHQ主導で柔整師教育が再構築
2023.05.25
今回は、第二次世界大戦の日本の戦後処理において、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の公衆衛生福祉局が取った「衛生行政における柔整師への対応」について見てみたいと思います。 (さらに…)
連載『先人に学ぶ柔道整復』三十六 戦後の柔道整復師試験(前編)GHQ主導で柔整師教育が再構築
連載『先人に学ぶ柔道整復』三十六 戦後の柔道整復師試験(前編)GHQ主導で柔整師教育が再構築
2023.05.25
今回は、第二次世界大戦の日本の戦後処理において、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の公衆衛生福祉局が取った「衛生行政における柔整師への対応」について見てみたいと思います。 (さらに…)
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第1回 なぜ総合事業参画を勧めるか?
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第1回 なぜ総合事業参画を勧めるか?
2023.05.25
初めまして、NPO法人すこやか地域支援協会代表理事の鈴木と申します。私は京都と大阪で鍼灸整骨院を数院開業しているとともに、施術所併設の基準緩和型通所介護施設やケアプランセンター、機能訓練特化型通所介護施設(デイサービス)などを営んでいます。 (さらに…)
上田孝之氏の新刊予約受付中 療養費問題の最前線 令和4年度版
上田孝之氏の新刊予約受付中 療養費問題の最前線 令和4年度版
2023.05.25
本紙で連載執筆中の上田孝之氏(元厚労省療養指導専門官)の新刊『療養費問題の最前線 令和4年度版―知らないと損する療養費の現状』が5月31日に株式会社日本医療福祉新聞社から発行される。B5判210頁、本体価格1,650円。
全国柔整鍼灸協同組合専務理事として、保険者や行政との折衝などで全国を飛び回っている著者。その令和4年度の活動内容や本紙連載記事、業界への提言などをまとめた、「療養費のマニュアル」的事例集。
柔整師へ向けた『レセプトになぜカルテのコピーを添付しなければならないのか理解できない―添付しても不支給処分の理由付けにされるだけではないか!』のほか、柔整師・あはき師へ向けた2本の合わせて3本の書き下ろしを収録。オンライン請求やマイナ保険証との連携など、待ったなしで進むデジタル化についても業界に精通する著者ならではの確かな自論を展開する。
本書は右記QRコード(オンラインショッピングサイト「Amazon.co.jp」本書販売ページ)からご予約いただけます。 (さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』218 超音波検査による腰椎の観察
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』218 超音波検査による腰椎の観察
2023.05.25
田中 正樹(筋・骨格画像研究会)
日常生活において、腰痛は、高い頻度で発生するものであり、若年層から成人、高齢者まで発生する痛みであるので、柔道整復師にとっても、日常的に扱うことの多い疾患である。年齢層によって、腰痛の発生原因や病態は違ってくるが、主に腰関節の問題により、その周囲の筋肉や靭帯に負担をかけている場合が多く、それぞれに応じた治療が必要になってくる。しかし、体表からの観察では、はっきりしない場合が多く、ポイント的な治療アプロ-チが難しい場合もある。今回は超音波検査により腰痛の明確な原因にたどりついた例を紹介する。 (さらに…)
柔整療養費のオンライン請求WG 第3回会議の議事要旨公開
柔整療養費のオンライン請求WG 第3回会議の議事要旨公開
2023.05.25
3月30日に開催した柔整療養費のオンライン請求に関する3回目のワーキング・グループの議事要旨が、厚労省ホームページで5月9日に公開された。過誤調整の法的根拠等の整理を先行させることやオンライン・紙請求の併用は難しいとの点が明確になりつつあるようだ。以下は、要旨の一部。 (さらに…)
柔整師がトルコ地震で救護へ 国際緊急救助隊で初の派遣
柔整師がトルコ地震で救護へ 国際緊急救助隊で初の派遣
2023.05.10
塩見氏「柔整の力、出し切った」
2月6日に発生したトルコ南部の大地震で、柔整師が災害支援活動を行うため現地に派遣された。国際緊急援助隊医療チームの一員としてトルコ入りしたのは、日本柔整災害協議会代表・塩見猛氏。発災から間もない時期で負傷者も多く、「柔整の力を100%出し切ってきた」と懸命に処置に当たった日々を振り返っている。
塩見氏は、2016年に国際緊急援助隊に、柔整師で初めて「医療チーム」に登録される。派遣も今回が初だ。2月12日から、医師や看護師、薬剤師ら75人とともにトルコに入り、約3週間活動を行った。
活動拠点はトルコ南部のガジアンテプ県オーゼリ地区で、 (さらに…)
『医療は国民のために』366 柔整団体はオンライン請求の導入を 「発想の転換」で捉えていくべきだ
『医療は国民のために』366 柔整団体はオンライン請求の導入を 「発想の転換」で捉えていくべきだ
2023.05.10
柔整療養費が将来、オンライン請求に移行することはこれまで何度も述べてきた。併せて、柔整団体、中でも請求代行団体がオンライン請求に伴い、その役目を終えてしまうという懸念についても何度も言及してきたが、はたしてそんなに簡単に請求代行団体は消滅するのか。当然ながら、今後組織の存続を賭けて生き残り戦術を展開することになるだろう。 (さらに…)
柔整・鍼灸メディカルショー 必需品から自費メニュー・物販まで
柔整・鍼灸メディカルショー 必需品から自費メニュー・物販まで
2023.05.10
柔整師・鍼灸師のための展示商談会『柔整・鍼灸メディカルショー』が3月21日に森ノ宮医療学園専門学校アネックス校舎(大阪市東成区)で開催された。前回2020年のコロナ禍による延期、中止以来となる。主催はダイヤ工業株式会社(岡山市南区)。鍼、灸、サポーターメーカーをはじめ、自費メニューや物販として注目されているインソールや美容用品メーカー、新規出展のアサヒ飲料株式会社やピップ株式会社なども加えた29社が出展した。 (さらに…)
日本スポーツ整復療法学会関東支部研修会 スポーツ外傷とスポーツ障害
日本スポーツ整復療法学会関東支部研修会 スポーツ外傷とスポーツ障害
2023.05.10
椎間板変性のリスク 低減するには?
3月19日、日本スポーツ整復療法学会(JSSPOT)関東支部の研修会が社団JB日本接骨師会JBビル(東京都中野区)とオンラインのハイブリッドで開催された。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』210 対話型AIの臨床現場への影響
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』210 対話型AIの臨床現場への影響
2023.05.10
早いもので、今年も四分の一が過ぎました。皆さんはどんな連休を過ごされましたか。少し前に人工知能の話を書きましたが、今回はこれによる医療の混乱について書こうと思います。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』医科との協調路線のために必要なこと
Q&A『上田がお答えいたします』医科との協調路線のために必要なこと
2023.05.10
Q.
近隣の整形外科とは挨拶も交わさず、もちろん業務提携などできる雰囲気ではありません。医接連携や整接連携と耳にしますが、絵に描いた餅であって実際にはそんな環境など全く無いではありませんか。 (さらに…)
2021年度自賠責における柔整施術費 施術費・件数ともに9%強減少
2021年度自賠責における柔整施術費 施術費・件数ともに9%強減少
2023.05.10
2015年度から6年連続で減
2021年度の自賠責保険における柔整施術費は約464億円で前年度より約43億円減少した。損害保険会社で構成される損害保険料率算出機構が毎年春に発行する『自動車保険の概況』で発表。施術件数は16万9,657件で1万3,408件減少した。どちらも2015年度以来、6年連続の減少となった。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第3回 新しく始まる情報医療の中で鍼灸は生き残れるのか?
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第3回 新しく始まる情報医療の中で鍼灸は生き残れるのか?
2023.05.10
鍼灸治療は今まで独自の診察と治療スタイルで進化を遂げてきました。
ものの例えとして、西洋医学は木を一本ずつ確認する「分析の医学」と表現されるのに対して、東洋医学は森を把握する「全体の医学」と表現されることがあります。東洋医学は西洋医学とは視点が異なり、その診察方法も独特です。舌や脈、ツボの反応などで身体の状態を把握すると共に、病態把握においても気血津液のバランスや臓腑の状態などから把握する独自のスタイルを保っています。そのため、診察・診断に関するスキームは、西洋医学と相性が悪く、現代医学の中では治療方法の1つ、言い換えればツールの1つになりつつあります。 (さらに…)
「からだケアEXPO東京23」東京で開催 120超の企業等が商材アピール
「からだケアEXPO東京23」東京で開催 120超の企業等が商材アピール
2023.04.25
導入意識高く、商談ブース活況
接骨院・鍼灸院など健康施術分野に特化した商談型展示会『からだケアEXPO東京'23 第4回健康施術産業展』が3月18日、19日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた。主催はブティックス株式会社(東京都港区、新村祐三代表取締役社⻑)。
120を超える企業・団体等が出展し、治療機器や自費メソッド、健康関連用品などの商品・サービスが一堂に会した。また「開業支援」と「物販推進」がテーマの2つの特別専門展が新設された。来場者の多くは、新規導入の意識が高く、各ブースの商談スペースが埋まっている場面も見受けられた。
姿勢・歩行動作をAI分析するサービス『シセイカルテ』を展開するSapeet(東京都文京区)は、自由診療向けのクラウドカルテ『マルチカルテ』を出展。スマホ・タブレッドに特化し、スペースいらずで顧客の情報を一元管理できる。今使用中の紙の問診票・施術記録の様式に合わせて項目を自由にカスタマイズでき、手書き機能も搭載。患者が来院前にスマホからも入力可能な「ウェブ問診」もでき、スピーディーな診療を促すと同社。
TTK(名古屋市東区)は動的ストレッチマシン『ラクレッチ』の導入による自費メニューを紹介。ラクレッチは身体に負担の少ない「バネ式マシン」で、インナーマッスルへの働きかけにより、可動域制限へのアプローチだけでなく、有酸素運動の効果なども期待できるという。抗ウイルス・抗菌加工の国産マシンで、肩甲骨・股関節周辺を中心にラインナップを揃える。サブスクリプション制で「月60万円を売り上げた事例もある」と担当者。
「フットケア」など新設ゾーン展開
同展では、今回「フットケアゾーン」が設けられていた。 (さらに…)
『医療は国民のために』365 柔整の業務拡大は外傷性の負傷から運動器系疾患へのシフトだ!
『医療は国民のために』365 柔整の業務拡大は外傷性の負傷から運動器系疾患へのシフトだ!
2023.04.25
柔整療養費の通知から「亜急性負傷」が削除されて以来、適正化が加速度的に進んだ感がある。現在、支給対象となる外傷性の定義は「関節等の可動域を超えた捻れや外力によって身体の組織が損傷を受けた状態を示すものであり、慢性に至っていないもの」となっており、当初より甚だ不当なものであると思っている。 (さらに…)
「施術所のマイナ保険証」本格着手 支払基金、システム開発の日程等公表
「施術所のマイナ保険証」本格着手 支払基金、システム開発の日程等公表
2023.04.25
昨年度より開発進め、令和5年度の予算は11.9億円
令和6年4月から運用開始が予定されている、柔整・あはき施術所でのマイナンバーを用いた患者の保険資格を確認する仕組み(マイナ保険証の利用)について、関連システムの設計・開発等の予算が決まり、着実に動き出していることが分かった。マイナ保険証のシステム運営等を担う「社会保険診療報酬支払基金」が、4月3日付で発表した令和5年度の事業計画関連のプレスリリースで示された。 (さらに…)
柔整療養費の施術管理者研修 今夏開催分、4月下旬より募集
柔整療養費の施術管理者研修 今夏開催分、4月下旬より募集
2023.04.25
柔整師向け「施術管理者研修」の今夏(7月から9月まで)開催分の受講受付が4月28日から始まる。オンライン形式の開催で、募集人数は各300人。オンライン受講ができない者向けの枠も一部用意されている。
柔整療養費のオンライン請求WG 第2回会議の議事要旨公開
柔整療養費のオンライン請求WG 第2回会議の議事要旨公開
2023.04.25
3月9日に開かれた「第2回柔道整復療養費のオンライン請求導入等に関するワーキング・グループ」の議事要旨が、厚労省ホームページで4月上旬に公開された。オンライン請求の実施に向け、事務フローや法令的取扱い等の意見調整を重ねている模様だ。議事要旨(一部)は以下の通り。 (さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』217 超音波画像を用いた筋の量的評価と質的評価
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』217 超音波画像を用いた筋の量的評価と質的評価
2023.04.25
宮嵜 潤二(筋・骨格画像研究会)
超音波画像は、侵襲なく短時間での身体組織の評価が可能である。また小型化・軽量化から、ポイントオブケア超音波(point-of-care ultrasound:POCUS)として使用される分野や環境も拡大しており、スポーツ分野においても例外ではない。骨格筋の評価については、筋量低下のみでは筋力低下を説明できないことも明らかになっているため、筋の質的評価も重要であり、超音波画像を使用した定量的・定性的評価に関する研究がなされている。本稿では、その概要を述べる。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 柔整審査会の公平性と中立性なくしては オンライン請求など「絵に描いた餅」では?
Q&A『上田がお答えいたします』 柔整審査会の公平性と中立性なくしては オンライン請求など「絵に描いた餅」では?
2023.04.25
Q.
柔整療養費のオンライン請求導入に向けて、専門委員会やワーキング・グループで活発な議論が展開されることが予想されますが、仮に、審査支払機関の中に柔整審査会を設置するのであれば、現行の柔整審査会委員の不均衡や運用の不平等を先に解決しておかなければならないと思うのですが。 (さらに…)