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柔道整復

柔整専門委 物価高伴う引き上げも議論

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電療料のほか、医療DXで初検料も

 3月18日、第28回柔整療養費検討専門委員会がオンラインで開催された。「令和6年料金改定」に関する議論が終盤を迎える中、「明細書交付義務化対象の拡大等」と「患者ごとに償還払いに変更できる事例の追加」の2つのメインとなる議題に加え、今回厚労省から、近年の物価高騰等を踏まえて新たに提示された「料金引き上げメニュー案」について話し合われた。

 厚労省が物価高対応などで提示した引き上げメニューは、「電療料」と「初検料」の2つ。電療料は、電気光線器具を使用する施術のため、現下の物価高騰による光熱費等の値上がりで特に影響を受けやすく、1月下旬の前回会議で柔整業界側からの要望があった。初検料については、診療報酬でもみられる賃上げの風潮や、4月から開始のオンライン資格確認を含む医療DXの推進といった観点から俎上に載せられた。

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