令和4年 春の叙勲・褒章
2022.05.25
あはき・柔整業界からの令和4年春の叙勲・褒章は以下の5名。(敬称略・順不同) (さらに…)
令和4年 春の叙勲・褒章
令和4年 春の叙勲・褒章
2022.05.25
あはき・柔整業界からの令和4年春の叙勲・褒章は以下の5名。(敬称略・順不同) (さらに…)
令和2年の医療施設(静態・動態)調査 病院勤務マッサージ師1,000人割る
令和2年の医療施設(静態・動態)調査 病院勤務マッサージ師1,000人割る
2022.05.25
一般診療所でも減少傾向、柔整師も低調
病院・一般診療所で働くあん摩マッサージ指圧師と柔整師の数が低迷を続けている。厚労省が4月27日に公表した「令和2年医療施設(静態・動態)調査」で分かった。病院ではあマ指師934.5人、柔整師439.1人となり、一般診療所ではあマ指師2,136.1人、柔整師3,649.3人だった(全て常勤換算従事者数)。平成11年には5千人超だった病院勤務のあマ指師は1,000人を割り込んだ。
平成11年度からの推移を示したグラフを以下に掲載する。 (さらに…)
上田孝之氏の新刊 予約受付中 「療養費問題の最前線 令和3年度版」
上田孝之氏の新刊 予約受付中 「療養費問題の最前線 令和3年度版」
2022.05.25
本紙で連載執筆中の上田孝之氏(元厚労省療養指導専門官)の新刊『療養費問題の最前線 令和3年度版―知らないと損する療養費の現状』が株式会社日本医療福祉新聞社から発行される。B5判223頁、本体価格1,500円。
全国柔整鍼灸協同組合専務理事として、保険者や行政との折衝などで全国を飛び回っている著者。その令和3年度の活動内容や本紙連載記事、業界への提言などをまとめた、「療養費のマニュアル」的事例集。
書き下ろし原稿として、柔整師に対しては『オンライン請求など、10年経っても実現しない!』と題し、今後の業界の変化を踏まえた厳しい指摘を。あはき師向けには『医師同意書に難癖をつける保険者と対峙するための理論武装』として、近年増加している返戻に対抗するための実践的なアドバイスを収載する。
予約はオンラインショッピングサイト「Amazon.co.jp」から(販売ページはこちら)。 (さらに…)
女性鍼灸師フォーラム第62回学習会 「臨床にお灸を活用する」テーマに
女性鍼灸師フォーラム第62回学習会 「臨床にお灸を活用する」テーマに
2022.05.25
生活史と健康障害との関連を探る問診も
女性鍼灸師フォーラムの第62回学習会が4月8日、オンラインで開催された。
鍼灸師の山見宝氏(愛媛県立中央病院鍼灸治療室)が「臨床にお灸を活用する」をテーマに講義した。身体の機能不全に対する患者と治療者の認識の違いがあるために、患者との隔たりを理解する必要があると語った。そのため、山見氏の病院では、穴位反応分析と共に、時系列分析の問診を行っていると述べた。 (さらに…)
あはき団体、3月の折鍼事故を受けて緊急声明
あはき団体、3月の折鍼事故を受けて緊急声明
2022.05.17
あはきの業団・学会で構成される鍼灸医療安全性連絡協議会が、3月に発生したプロ野球選手の折鍼事故を受けて、「折鍼に対する注意喚起と予防策」に関する共同声明を発表した。
4月27日付で出された声明では、3月22日に生じたプロ野球投手への鍼施術による折鍼事故について詳細な経緯が報告され、注意喚起として今後の予防策を提示している。
今回の事故で生じた抜鍼困難な状況では、「施術者は、筋層内に鍼がある状態では、強い筋収縮を誘発するような手技や四肢・体幹の関節運動を行わせる手技は控える」などと注意を促している。また、▽必ず賠償責任保険に加入しておくこと、▽危機管理対策マニュアルを作成し、事故後の対応をシミュレーションしておく、といった鍼灸のリスクマネジメントにも言及している。
鍼灸医療安全性連絡協議会では、日本鍼灸師会、全日本鍼灸マッサージ師会、日本理療科教員連盟、東洋療法学校協会、全日本鍼灸学会の5団体からなる組織で、「今回のような重篤な有害事象が発生した場合に、鍼灸師全体に情報の共有・周知が可能となるようなシステム作りを進めてたい」としている。
全日本鍼灸学会HP「折鍼に対する注意喚起と予防策に関する共同声明」
福岡鍼灸マ師連盟「看護師割引」開始
福岡鍼灸マ師連盟「看護師割引」開始
2022.05.10
地元看護連盟会員に10%引き
福岡県鍼灸マッサージ師連盟(古賀慶之助委員長)が4月より、地元の看護師に向けた施術料割引の取り組みを始めている。
(さらに…)
1世帯の治療院代2,607円 コロナの影響から「回復の兆し」 令和3年の家計調査
1世帯の治療院代2,607円 コロナの影響から「回復の兆し」 令和3年の家計調査
2022.05.10
総務省はこのほど、国民の消費状況を捉えるために行っている「家計調査」の令和3年結果を発表した。 (さらに…)
鍼灸新潟 第27回オンライン特別講座 精子機能の改善に中髎穴刺鍼
鍼灸新潟 第27回オンライン特別講座 精子機能の改善に中髎穴刺鍼
2022.05.10
セルフケアのポイントも解説
新潟県で活動する鍼灸学術団体『鍼灸新潟』の第27回特別講座が2月13日、オンラインで開催された。
『男性不妊と鍼灸』をテーマに、明生鍼灸院副院長の木津正義氏が登壇。木津氏は、不妊症の半分近くは男性側に原因があり、その中でも70~90%は造精機能の障害であると解説。同院では男性不妊の基本治療として自律神経を整える施術、精巣血流や精子の運動率・ED・排尿障害などには中髎穴刺鍼、慢性骨盤痛には陰部神経鍼通電療法を行っているとした。また、男性の2割で精子の運動に問題がみられたといった調査に触れつつも、「精子の運動量は一定ではなく、毎日変動する」と指摘。WHOが120週かけて週に1回、1人の男性の精子濃度を経時的に調査したところ、ほとんどの週で問題がなかったにもかかわらず、ガイドラインが示す正常値を下回ることも複数あり、極端に低い数値を示した週もあったと紹介し、一度の結果で自分の精子に問題があると決めつけず、複数回の検査を受けることを勧めているとした。 (さらに…)
第10回令和3年度東京都委託施術者講習会 鍼灸は医療か、医業類似行為か
第10回令和3年度東京都委託施術者講習会 鍼灸は医療か、医業類似行為か
2022.05.10
「医業」の定義、歴史的経緯から
施術者講習会『鍼灸は医療か、医業類似行為か』が3月20日、公益社団法人東京都はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師会主催で開催され、芦野純夫氏(横浜医療専門学校学術顧問)が講師を務めた。東京都千代田区の同会会館及びオンラインでのハイブリッド開催で、Zoomでは50人余りが参加した。
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あはき療養費『施術管理者研修』秋以降開催分の申込み期間発表
あはき療養費『施術管理者研修』秋以降開催分の申込み期間発表
2022.05.10
あはき施術者向けの施術管理者研修で、今秋以降の開催分の受講申込み期間が発表された。新たに発表されたのは11月から来年3月まで毎月1回、計5回分。同研修はあはき療養費の受領委任を取り扱う上で義務化されており、費用は2万3,000円。
いずれも会場とオンラインでの同時開催(ハイブリッド式)形式で、2日間(合計16時間)続けて受講する。
詳細:公益財団法人東洋療法研修試験財団
都道府県別施術所数 あマ指減少続く 厚労省『令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況』から
都道府県別施術所数 あマ指減少続く 厚労省『令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況』から
2022.05.10
1月27日付で発表。平成30年末の前回調査で微減に転じたあん摩マッサージ指圧施術所は今回も減少。あはき全体及び柔整施術所は微増に留まったが、鍼灸施術所に限定すると約2千の増加が続いている。前回結果とその増減率(小数点以下2位を四捨五入)を併せて掲載する。 (さらに…)
国民生活センター、「マンツーマン指導の筋トレ」に注意喚起
国民生活センター、「マンツーマン指導の筋トレ」に注意喚起
2022.05.02
国民生活センターが4月21日、トレーナーから1対1で指導を受ける「パーソナル筋力トレーニング」でのケガや体調不良に気を付けるよう、ホームページで注意を促している。
2022年2月までの5年間に、「パーソナル筋力トレーニング」の危害相談が105件寄せられており、このうち4人に1人は1カ月以上の治療を要し、神経、脊髄、筋、腱などを損傷した人がいるとしている。
同センターは、消費者への注意喚起だけでなく、事業者(トレーナー)に向けた要望も併せて行っており、▽指導を受ける消費者に合ったトレーニングプランが作成されること、▽指導するトレーナーが安全管理を行い、個々の消費者に適切な運動強度でトレーニングが実施されること、▽トレーナーの質が確保される仕組みを作ること、の3点を挙げている。
国民生活センター「パーソナル筋力トレーニングでのけがや体調不良に注意!」
あはきと柔整、5月6日にそれぞれ療養費専門委を開催
あはきと柔整、5月6日にそれぞれ療養費専門委を開催
2022.04.27
あはきと柔整の「療養費検討専門委員会」がそれぞれ5月6日にオンラインで開催されることが分かった。厚労省がホームページで発表した。
ともに令和4年度料金改定の大詰めの議論となることが予想される。柔整では「明細書発行加算」、あはきでは「マッサージ料金の包括化」が注目の論点となりそうだ。
第24回あはき専門委 業界側、へき地特別加算で意見譲らず
第24回あはき専門委 業界側、へき地特別加算で意見譲らず
2022.04.25
「対象地域は介護を例に」「加算は往療料で」
3月24日、第24回あはき療養費検討専門委員会がオンラインで開催された。前回会議(2月22日)に引き続き、6月実施に向けた令和4年度料金改定に関する議論が行われ、「特別地域加算の創設」「マッサージ料金の包括化」を中心に意見が交わされた。
厚労省から、前回会議で出た意見を踏まえていくつかの変更点を加えた改定案が示された。
往療の距離加算廃止に伴い、離島や中山間地等の患者に必要な治療が提供できなくなる点を考慮して創設される「特別地域加算」については、その対象地域を「介護保険の特別地域訪問介護加算等」から「診療報酬における『医療資源の少ない地域』」に変更し、加算の位置づけを「往療料加算」から「施術料加算」へ変更すると提案された。両方とも、保険者が前回会議で述べた意見を受け入れた変更だ。
これに対し、あはき業界側の委員から見直しを求める発言が出た。日本鍼灸師会の中村聡氏は、「例えば、『医療資源の少ない地域』に該当する北海道・帯広市は平野部の広がる大きな街で、業界が要望していた離島や中山間というへき地のイメージとかけ離れる」と指摘し、介護保険における特別地域訪問介護加算の対象地域に戻すよう訴えた。また、「施術料加算」と位置付けた点についても、 (さらに…)
ナツメ社から新刊『まいにちのお灸と養生―心と体をゆるめて、すっきり巡る』
ナツメ社から新刊『まいにちのお灸と養生―心と体をゆるめて、すっきり巡る』
2022.04.25
株式会社ナツメ社から新刊『まいにちのお灸と養生 心と体をゆるめて、すっきり巡る』が発行された。著者は、お灸堂院長の鋤柄誉啓氏。ツイッターで毎日更新中の通称すきさん。B6判224頁、1540円(税込)。
つらい肩コリ、疲れがとれない……。そんな日々の不調を改善したいときに、気軽に自分でできる「お灸」のやり方と、お灸の効果を底上げして心身を健やかに保つ「養生」のヒントを紹介する。
初心者向けのセルフお灸として「台座灸」や「棒灸」を取り上げ、「どちらも熱源が直接肌に触れないので、やけど等の心配なトラブルも起こりにくく自宅で使いやすい」とアドバイス。据え方や注意点について図解をまじえて解説する。
肩コリをゆるめる「合谷」、疲労を和らげる「関元」等、効果を実感しやすい代表的なツボを厳選。据えやすいお気に入りのツボを見つけたくなる。
鍼灸院の待合室に置いておきたい一冊。
(さらに…)
レポート 第7回経絡経穴研究会が開催される!
レポート 第7回経絡経穴研究会が開催される!
2022.04.25
教育・臨床・調査研究からみた経穴
日本経絡経穴研究会主催の第7回研究会(全日本鍼灸学会認定指定研修C講座)が2年ぶりにリモートで開催された。
日本経絡経穴研究会は、経穴部位の国際標準化を担った第二次日本経穴委員会(2012年3月に活動終了)の活動を引き継ぐかたちで発足し、経穴部位の国際標準化の見直しや『新版経絡経穴概論』の改訂協力などに加え、年に一回経絡経穴研究会を開催し、その記録集を発行してきた。コロナ禍で延期が続いていたが、2022年3月6日(日)にリモート開催が実現し、教育・臨床・調査研究からみた経穴をテーマに3講演が行われた。リモートの利点を活かし、北は北海道、南は熊本からの参加があった。 (さらに…)
平成医療学園やセイリン社がJクラブとパートナー活動を
平成医療学園やセイリン社がJクラブとパートナー活動を
2022.04.14
4月17日、パナソニックスタジアム吹田で行われるJリーグ・ガンバ大阪対湘南ベルマーレ戦が、「平成医療学園パートナーデー」として開催される。
当日は、ガンバのオフィシャルパートナーである平成医療学園が、柔整師・鍼灸師・スポーツトレーナーを目指している人を対象にした進学相談ブースをスタジアム内に出展する。
また、Jリーグクラブ・清水エスパルスが5月6日、SDGs健康増進プログラムの一環として、セイリンPRESENTS「ハッピーシニアプロジェクト~運動とはりで健康に~」をクラブハウス内のフットサル施設で実施する。
地域高齢者を対象に、クラブスタッフによるトレーニング・運動プログラムを提供する。セイリン株式会社製の家庭用セルフケア商品「こりスポッと」を用いたツボ刺激体験会も行われるという。詳細は、https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/49242 まで。
令和3年度柔整師・あはき師国家試験の合格者数等 2度目のコロナ下で1万人弱合格
令和3年度柔整師・あはき師国家試験の合格者数等 2度目のコロナ下で1万人弱合格
2022.04.10
鍼灸師の合格率が4㌽増、柔整師は2千人台に
3月25日、第30回柔整師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師国家試験の結果が発表された。2度目となるコロナ下の試験で、日頃の学習成果が発揮しにくい環境が続く中、計9,741人(延人数)が合格した。 (さらに…)
『からだケアEXPO東京’22 第3回健康施術産業展』開催 治療器や自費メニューが多数出展
『からだケアEXPO東京’22 第3回健康施術産業展』開催 治療器や自費メニューが多数出展
2022.04.10
87の企業「低周波、ラジオ波、運動指導ツール等」
接骨院・鍼灸院などの経営支援に関する商談型展示会『からだケアEXPO東京'22 第3回健康施術産業展』が3月9日から3日間、東京ビッグサイト南展示棟(東京都江東区)で開催された。ブティックス株式会社(東京都港区)が主催した。
施術所向けの同展示会の東京開催は、3回目となる。会期中は「治療器」「設備・備品」「メソッド」「ビジネスサポート」「美容」「体質改善」「健康睡眠」の7エリアに区分され、87の企業・団体等が出展。3日間の来場者数は「介護」などの併催展を含めて延べ9,194人に上った。
医療機器大手の (さらに…)
日本歯科東洋医学会 学術研修会 歯科医の鍼灸練習、報告さまざま
日本歯科東洋医学会 学術研修会 歯科医の鍼灸練習、報告さまざま
2022.04.10
「工具操作のクセ」も
日本歯科東洋医学会の2021年度学術研修会が2月中旬から3月にかけて、鶴見大学会館(横浜市鶴見区)及びオンラインでハイブリッド開催された。同会は歯科治療における東洋医学的観点を研究するための医学会で、会員資格は歯科医師・医師・薬剤師・鍼灸師等の医療関係者。
研究発表では、経穴の概要や反応点の探し方、揉捻法についてなど刺鍼の手順を1から解説した認定医の中村泰規氏をはじめ、多くの演者らが、歯科医師の目線から鍼灸を練習する意義や手法について検討を行った。
英保武志氏の講演は『自分の身体で鍼の打ち方を練習する方法』について。まずは鍼枕の代用品として潰したトイレットペーパーのロールを使用し、マジックで鍼点を描いて刺鍼の練習をしたと動画付きで紹介し、歯科医独自のクセとして (さらに…)