現代医療鍼灸臨床研究会 第53回大会 鍼通電の効果、併用療法も強み
2021.12.24
単回使用など取扱いの注意も
現代医療鍼灸臨床研究会の第53回大会が10月31日、オンライン開催された。6月の前回大会に続き鍼通電をテーマに、『鍼通電療法の多様な可能性を探る!』として行われた。
砂川正隆氏(昭和大学医学部生理学講座教授)の基礎講座は『鍼通電療法の生理学的機序』について。脳内物質オレキシンの分泌量に着目して痛みの機序を解説したほか、漢方薬と鍼通電の併用療法として、慢性疼痛への効果も報告されている抑肝散との併用効果の検証を紹介。 (さらに…)