森ノ宮出版部 「鍼灸のことば」を発表
2017.12.25
―キャッチフレーズで鍼灸を身近に!―
鍼灸臨床専門誌『鍼灸OSAKA』を発行する森ノ宮医療学園出版部がこのほど、鍼灸未経験者に向けて鍼灸を一言で説明するキャッチフレーズ「鍼灸のことば」の入賞作品を発表した。作品はこの秋に募り、応募総数は176作品だった。
審査は鍼灸師免許を持たない18名が行い、同出版部によると、「施術者視点と患者さん視点の作品があり、着眼点が異なるものだなあと思いました」、「鍼灸を身近に感じられる良い作品がたくさんあり、悩みました」との感想があったという。「鍼灸の3拍子♪ 痛ない、熱ない、心地よい」には審査員から「リズミカルで、明るいイメージ。鍼は痛い、お灸は熱いというイメージを持っている方に伝わりそう」との推薦コメントがあったとか。「いま薬を飲めないあなたに。鍼灸」など、鍼灸の従来のイメージを広げる作品も。なお、佳作には「お灸で免疫力アップ」、「泣く子も笑う小児はり」が選ばれた。
同出版部では「鍼灸のことば」を鍼灸の普及に役立てようと、入賞・佳作作品をデザインした缶バッジを作成。同出版部発行の書籍購入者にプレゼントするほか、販売も行う。入賞・佳作作品7個セット1,080円(写真。税込・送料別)。同出版部(メール koudoku@morinomiya.ac.jp、電話06-・6976-6889 )まで。