柔整師がトルコ地震で救護へ 国際緊急救助隊で初の派遣
2023.05.10
塩見氏「柔整の力、出し切った」
2月6日に発生したトルコ南部の大地震で、柔整師が災害支援活動を行うため現地に派遣された。国際緊急援助隊医療チームの一員としてトルコ入りしたのは、日本柔整災害協議会代表・塩見猛氏。発災から間もない時期で負傷者も多く、「柔整の力を100%出し切ってきた」と懸命に処置に当たった日々を振り返っている。
塩見氏は、2016年に国際緊急援助隊に、柔整師で初めて「医療チーム」に登録される。派遣も今回が初だ。2月12日から、医師や看護師、薬剤師ら75人とともにトルコに入り、約3週間活動を行った。
活動拠点はトルコ南部のガジアンテプ県オーゼリ地区で、 (さらに…)