しんきゅうしに、きっとなるよ!!
2017.01.10
小児はり受けた小学生が夢を作文に。堺市広報紙で
「わたしは、しんきゅうしになりたいです」
このような書き出しで始まる小学2年の女子児童の作文が、大阪府堺市の広報紙『広報さかい』の平成28年12月号に掲載されているのを見つけた。書いたのは美木多小学校(同市南区)に通う西口恵衣さん。見出しの『きっとなるよ!!』との言葉通り、鍼灸師への大きな夢を描いている。
幼い頃よりぜんそくに苦しむ中、小児はりとの出会いが大きかったようで、「わたしは今、小児はりをしてもらってぜんそくが出ていません。だからほかの人たちもなおしてあげたい」と記している。また、鍼灸師を目指し、体のことを知るため本を読んでいることや、両親に市販の台座灸を据えて「練習」していることも文中に書き添えている。「しんきゅうしにぜったいなって、いろいろな人のびょう気やけがをなおしてあげたいです」と文末にその強い思いを込めた。
将来、鍼灸師を志そうと思い立った西口さんに治療を行った鍼灸師の先生には心より敬意を表したい。また、鍼灸治療が地域に深く根付いていることを改めて実感できた。