連載『食養生の物語』116 『つながる勝負メシ』
2023.01.25
昨年は、サッカーW杯で盛り上がりました。日本代表選手たちの活躍を支えてきた「勝負メシ」として、試合の前々日の夕食は銀ダラの西京焼き、前日はウナギの蒲焼きが用意されたと話題になりました。 (さらに…)
連載『食養生の物語』116 『つながる勝負メシ』
連載『食養生の物語』116 『つながる勝負メシ』
2023.01.25
昨年は、サッカーW杯で盛り上がりました。日本代表選手たちの活躍を支えてきた「勝負メシ」として、試合の前々日の夕食は銀ダラの西京焼き、前日はウナギの蒲焼きが用意されたと話題になりました。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』51 素問・十三 『移精変気論』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』51 素問・十三 『移精変気論』
2023.01.25
私たちから見れば王様は昔の人ですが、歴史はもっと以前からつながっています。王様の時代の前を近古、その前を中古、その前の聖人がいた時代を上古、さらに昔を往古といいます。 (さらに…)
今日の一冊
今日の一冊
2023.01.25
実践 医療現場の行動経済学 すれ違いの解消法
大竹文雄・平井啓 編著
東洋経済新報社 2,640円
ナッジ:選択の自由を確保した上で予測可能な形で人々の選択を変える選択肢の設計。
臨床で起こる多くの問題を行動経済学により論理的に整理した前書に続き、本書はどういった場面で何を目的に行動経済学を利用しているのか、ナッジを中心に具体例を挙げて紹介・解説する。
新型コロナやHPVワクチン、アレルギー性疾患など、タイムリーな話題も多く紹介されており、それらに対する世間一般の印象や行動を振り返ってみると、いかにうまく行動経済学が作用していたかを実感させられる。
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』57 DOHaDと妊婦の運動
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』57 DOHaDと妊婦の運動
2023.01.10
今回はDOHaD(Development Origins of Health and Disease)仮説の最終回として、妊婦の運動が子どもの体質形成にどのように関与するか、というお話です。妊娠中の食生活や栄養状態が、生まれてくる子どもに影響し、それは生後に取り返しのつかない体質として定着してしまう。これがいわゆるDOHaD仮説です。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』202 医療分野にも「リスキリング」を
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』202 医療分野にも「リスキリング」を
2023.01.10
あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。今回の年末年始は海外からの来客もあり、少しお酒は入りましたが、ずっと仕事のようなお正月でした。皆さんはどのようなお正月を過ごされましたでしょうか。 (さらに…)
連載『中国医学情報』214 脳卒中後遺症期に併発するⅢ・Ⅳ期褥瘡の鍼併用治療―3種の鍼治療でランダム化比較 ほか
連載『中国医学情報』214 脳卒中後遺症期に併発するⅢ・Ⅳ期褥瘡の鍼併用治療―3種の鍼治療でランダム化比較 ほか
2023.01.10
☆脳卒中後遺症期に併発するⅢ・Ⅳ期褥瘡の鍼併用治療―3種の鍼治療でランダム化比較
黒竜江中医薬大学付属第二病院・蔡国鋒らは、脳卒中後遺症期に併発するⅢ・Ⅳ期褥瘡(注参照)で3種の鍼治療を比較(鍼灸臨床雑誌、2022年7期)。
(注)褥瘡分類―NPUAP(米国褥瘡諮問委員会)分類。Ⅰ期:消退しない発赤。Ⅱ期:部分欠損。Ⅲ期:全層皮膚欠損。脂肪層が露出。Ⅳ期:全層組織欠損。骨・腱・筋肉が露出。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』オンライン請求導入までの「過渡期問題」を 柔整団体はどう考える?
Q&A『上田がお答えいたします』オンライン請求導入までの「過渡期問題」を 柔整団体はどう考える?
2023.01.10
Q.
柔整療養費のオンライン請求導入の議論に絡めて、「復委任」の問題も検討されているようですが、施術者団体はどのように対応すればよいのでしょうか。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』221 冬で上がる
連載『汗とウンコとオシッコと…』221 冬で上がる
2023.01.10
昨年12月の冬至過ぎから急激に寒くなってきた。2023年は癸卯で火運不及。陽明司天で少陰が在泉となる。どうやら今年は運気的に年の初めは寒く、一時温かくはなるが例年に比べて夏は涼しい。そして暖冬傾向に至るようだ。 (さらに…)
連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』23 鍼灸・柔道整復の プラットフォームを再構築する
連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』23 鍼灸・柔道整復の プラットフォームを再構築する
2023.01.10
本連載では、あらゆる分野の中心的な仕組みとなってきたIT技術の考え方を学ぶことで、鍼灸・柔整師に今後必要な新しいテクノロジーとは何かについて考えてきました。
医療や健康分野は、近年、人工知能(AI)やIoT、ウェアラブルデバイス、ビッグデータ解析、仮想現実(VR)など最新のデジタル技術を活用するデジタルヘルスが急速に発展しています。生体情報を記録するセンシング技術が発展したおかげで、自宅に居ながら様々な情報を記録することができるようになりました。 (さらに…)
今日の一冊 「ネコひねり問題」を超一流の 科学者たちが全力で考えてみた
今日の一冊 「ネコひねり問題」を超一流の 科学者たちが全力で考えてみた
2023.01.10
「ネコひねり問題」を超一流の 科学者たちが全力で考えてみた
グレゴリー・J・グバー 著
ダイヤモンド社 1,980円
「ネコひねり」とは、ネコはどんな体勢からでも足から着地できること。そして、これを科学的に説明することを「ネコひねり問題」とよぶ。
研究の歴史は19世紀に遡り、ジェイムズ・クラーク・マクスウェルをはじめ、世界中の科学者や物理学者などが解説を試みてきた。同時にロボットネコ製作の研究も進められ、機械モデル程度からはじまり、現代は電子制御で動きを最適化するに至っているが、未だネコのように落下中に最適な動きをはじき出すに至らない。
研究者たちを魅了するこの問題の軌跡を追ってみよう。
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』23 機能訓練で得られた効果を 維持・向上させるために①
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』23 機能訓練で得られた効果を 維持・向上させるために①
2022.12.23
これまで本コーナーで、私がお伝えしてきた機能訓練の流れを今一度確認しましょう。
対象者の状態を知るには、まず個別評価を行います。高齢者の生活機能低下を予防するため、体力測定による評価項目が求められます。具体的には「握力」、「開眼片脚立ち時間」、「Timed Up & Go test(TUG)」、「5m歩行」です。これらが対象者の状態を客観的に表し、改善しているか否かを証明してくれる指標になります。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』201 忙しい年の瀬、目の酷使にご用心
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』201 忙しい年の瀬、目の酷使にご用心
2022.12.23
年の瀬、師走とはよくいったもので毎日バタバタと走り回っています。
今年は私も五十路に突入して、色々整理の一年でした。基本的に人一倍元気なのですが、ウィークポイントがありまして……「視力」です。極度の近視で、小学2年生から眼鏡をかけています。昔は夜に暗い所で眼を使うから近視が進むのだと言われて、視力トレーニングセンターなどという場所に通わさせられましたが、この考え方は間違っています。近視は、目の使い方より眼球の形が大きく影響します。 (さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』213 第5中足骨疲労骨折
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』213 第5中足骨疲労骨折
2022.12.23
今回の執筆者:竹本 晋史(筋・骨格画像研究会)
大学2年生、サッカー部に所属している。2週間ほど前から足の第5趾に違和感と運動時痛があったが、走ることができるため、疲労がたまっている程度だと思い、病院等への受診はせずに練習に参加していた。しかし、状態が回復しないために当院を受診した。外見上、発赤、腫脹などは無く、圧痛、軸圧痛が若干、認められた。受傷機転がないことから下駄骨折ではなく、疲労骨折を疑い超音波観察装置(以下:US)で観察した画像が【画像①】患側、【画像②】健側である。 (さらに…)
連載『食養生の物語』115 『おでんのふるさと』
連載『食養生の物語』115 『おでんのふるさと』
2022.12.23
寒い冬の定番料理、おでん。かつては、夜になると街中におでん屋の屋台が並んだ時代もありました。1980年代から冬季限定商品として販売されているコンビニのおでんも冬の風物詩です。兵庫県の播州地方で育った私にとっては、生姜醤油をつけて食べるのが成人するまで当たり前でした。ご当地グルメブームで「姫路おでん」と呼ばれているのを知り、地域特有のものであったと認識を改めたものです。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』50 素問・十二 『異法方宜論』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』50 素問・十二 『異法方宜論』
2022.12.23
お城で仕えている医者は、岐伯だけではありません。王様は他の医者の治療も受けています。どの医者もみんな立派で、正しく病気を治しました。 (さらに…)
今日の一冊 土が変わるとお腹も変わる―土壌微生物と有機農業
今日の一冊 土が変わるとお腹も変わる―土壌微生物と有機農業
2022.12.23
土が変わるとお腹も変わる―土壌微生物と有機農業
吉田太郎 著
築地書館 2200円
有機農業は地域産業活性、CO2排出量削減、自然環境改善、食料廃棄削減など良いこと尽くしだと著者は語る。事実、有機農業大国デンマークではこれらの課題すべてで大きな成果を上げている。加えて食の安全や健康増進も漏れなく付いてくる。簡単に成し遂げられることではないが、進めない手はない。
大量生産・大量消費・一点集中型の農業がもたらす環境への悪影響にも触れ、「耕すほどに土地が痩せる」といった目から鱗の土壌論、病院や学校などの公共食堂における脱ミート事例など、有機農業を大胆解説。
連載『先人に学ぶ柔道整復』三十四 大正期の柔道整復師試験(前編)試験導入には接骨術の医学的根拠が必要
連載『先人に学ぶ柔道整復』三十四 大正期の柔道整復師試験(前編)試験導入には接骨術の医学的根拠が必要
2022.12.09
今回は、人物がテーマではなく、日本の近代衛生行政において、初めて実施された「大正期の柔道整復師試験」について取り上げてみたいと思います。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』200 絶対時間と相対時間
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』200 絶対時間と相対時間
2022.12.09
あっという間に師走です。歳を重ねるたびに、1年が短く感じるのは、今まで生きてきた長さと比較した時、1年の占める割合がどんどん小さくなっていくからだとか……。子どもの頃は「10年後」をとてつもなく遠い未来に感じていましたが、私も東京へ出てきてあっという間に10年が経ってしまいました。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 明細書発行体制加算は最低1カ月間は算定できない?
Q&A『上田がお答えいたします』 明細書発行体制加算は最低1カ月間は算定できない?
2022.12.09
Q.
新規開業、移転や施術管理者の変更をした場合、明細書発行体制加算の算定はいつからできるでしょうか。また、柔整と医科で異なる点はありますか。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』220 風 暴れる
連載『汗とウンコとオシッコと…』220 風 暴れる
2022.12.09
冬の到来が早いと思いきや途中で温暖な気温が入り帳尻を合わせている。日中は暖かく、朝夜の冷え込みが厳しい。大風が吹き、雷が鳴れば大概は季節の変わり目なのに、大きな気温の変化が訪れたという感覚は少ない。雲を見ると冬と秋が混在するようである。このような時は目に見えない気化作用が激しくなり、身体では「風」が暴れる……。つまり神経伝達の異常が激しくなるのだ。 (さらに…)