柔整療養費の施術管理者研修 今夏開催分、4月下旬より募集
2023.04.25
柔整師向け「施術管理者研修」の今夏(7月から9月まで)開催分の受講受付が4月28日から始まる。オンライン形式の開催で、募集人数は各300人。オンライン受講ができない者向けの枠も一部用意されている。
柔整療養費の施術管理者研修 今夏開催分、4月下旬より募集
柔整療養費の施術管理者研修 今夏開催分、4月下旬より募集
2023.04.25
柔整師向け「施術管理者研修」の今夏(7月から9月まで)開催分の受講受付が4月28日から始まる。オンライン形式の開催で、募集人数は各300人。オンライン受講ができない者向けの枠も一部用意されている。
柔整療養費のオンライン請求WG 第2回会議の議事要旨公開
柔整療養費のオンライン請求WG 第2回会議の議事要旨公開
2023.04.25
3月9日に開かれた「第2回柔道整復療養費のオンライン請求導入等に関するワーキング・グループ」の議事要旨が、厚労省ホームページで4月上旬に公開された。オンライン請求の実施に向け、事務フローや法令的取扱い等の意見調整を重ねている模様だ。議事要旨(一部)は以下の通り。 (さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』217 超音波画像を用いた筋の量的評価と質的評価
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』217 超音波画像を用いた筋の量的評価と質的評価
2023.04.25
宮嵜 潤二(筋・骨格画像研究会)
超音波画像は、侵襲なく短時間での身体組織の評価が可能である。また小型化・軽量化から、ポイントオブケア超音波(point-of-care ultrasound:POCUS)として使用される分野や環境も拡大しており、スポーツ分野においても例外ではない。骨格筋の評価については、筋量低下のみでは筋力低下を説明できないことも明らかになっているため、筋の質的評価も重要であり、超音波画像を使用した定量的・定性的評価に関する研究がなされている。本稿では、その概要を述べる。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 柔整審査会の公平性と中立性なくしては オンライン請求など「絵に描いた餅」では?
Q&A『上田がお答えいたします』 柔整審査会の公平性と中立性なくしては オンライン請求など「絵に描いた餅」では?
2023.04.25
Q.
柔整療養費のオンライン請求導入に向けて、専門委員会やワーキング・グループで活発な議論が展開されることが予想されますが、仮に、審査支払機関の中に柔整審査会を設置するのであれば、現行の柔整審査会委員の不均衡や運用の不平等を先に解決しておかなければならないと思うのですが。 (さらに…)
柔整49.6%で過去最低 令和4年度柔整師・あはき師国家試験の合格者数等
柔整49.6%で過去最低 令和4年度柔整師・あはき師国家試験の合格者数等
2023.04.10
受験者半数が不合格の事態
3月24日、第31回柔整師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師国家試験の結果が発表された。コロナ禍3度目の試験となった今回は、計9144人(延人数)が合格を果たした。昨年下旬に試験問題の漏えいが摘発された柔整師試験は、合格率が49・6%と過去最低の結果となった。「漏えい事件」が影響を与えたことは否めないが、受験者が半数以上も不合格になる事態は異常というほかない。
免許別で見ると、あん摩マッサージ指圧師は、受験者1296人のうち1148人が合格し、合格率は88.6%(前回より3.9ポイント増)と、例年とあまり変化は見られなかった。
また、はり師は4084人が受験して2877人が合格し、きゅう師は4010人が受験して合格者が2875人。ともに合格率は、はり師70.4%(同3.8ポイント減)、きゅう師71.7%(同4.4ポイント減)と低下したが、70%台にとどまった。
一方、柔整師は、受験者4521人のうち2244人が合格したが、合格率は49.6%と前回より13.3ポイント下げ、平成5年以降の財団実施の国家試験で過去最低の数値となった。
「漏えい事件」だけでなく、出題にも問題!?
今回の柔整師試験の結果については、一部テレビの報道で問題漏えい事件との関連性が報じられ、 (さらに…)
『医療は国民のために』364 合格率が急落した 第31回柔整師国家試験について考える
『医療は国民のために』364 合格率が急落した 第31回柔整師国家試験について考える
2023.04.10
今年3月に実施された第31回柔整師国家試験の合格率が、衝撃的な数字として大きな話題となっている。「49.6%」と何と50%を下回り、前年より10ポイント以上も下がって過去最低というではないか。 (さらに…)
柔整災害協議会、第3回講習会開催 「災害支援の撤収」をテーマに
柔整災害協議会、第3回講習会開催 「災害支援の撤収」をテーマに
2023.04.10
被災地自立を考えて撤収を
日本柔整災害協議会(代表:塩見猛氏)が2月12日、「被災地における救護活動の撤収」をテーマとした講習会をオンラインで開催した。2022年度講習会の全3回の最終回。 (さらに…)
令和3年の機能訓練指導員数 通所系で柔整師1万人迫る
令和3年の機能訓練指導員数 通所系で柔整師1万人迫る
2023.04.10
あマ指師で減少、施術者全体では伸び悩む
通所系の介護事業所で機能訓練指導員として従事する施術者が、令和3年10月時点で1万4446人であることが分かった。柔整師は前年より増加し、1万人に迫る一方、あん摩マッサージ指圧師が近年減少を続けているなど、施術者全体としては伸び悩んでいる。厚労省がこのほど公表した『令和3年介護サービス施設・事業所調査』で示された。 (さらに…)
埼玉の整骨院グループ、景表法違反で改善命令
埼玉の整骨院グループ、景表法違反で改善命令
2023.04.10
サイトや看板「口コミNo.1」誤認の疑いで
整骨院やエステサロンを30軒近く運営する「株式会社くまのみ」が自社のウェブサイトや店頭で「埼玉県口コミナンバーワン」など客観性に欠ける表示をしたとして、埼玉県から3月14日に行政処分を受けた。消費者に対し「実際よりも優れていると偽って宣伝する行為」である優良誤認に該当し、景品表示法(景表法)に抵触することから措置命令として違反表示を取り消すよう命じた。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』生活保護では必ず柔整施術前に 医療機関を受診しなければならないの?
Q&A『上田がお答えいたします』生活保護では必ず柔整施術前に 医療機関を受診しなければならないの?
2023.04.10
Q.
現在、生活保護を受けています。整骨院で治療を受けたいので福祉事務所のケースワーカーに相談すると「生活保護で柔道整復師の施術を受けるには、事前に指定医療機関を受診しなければならない」と言われました。生活保護を受ける前に国民健康保険で通院した際は、初めから直接整骨院で治療してもらいました。生活保護の場合は、そうでないのですね? (さらに…)
筋・筋膜性疼痛に対する物理療法 日東医、第48回学術大会
筋・筋膜性疼痛に対する物理療法 日東医、第48回学術大会
2023.04.10
痛み評価で治療対象を特定
一般社団法人日本東洋医学系物理療法学会(日東医)の第48回学術大会が3月4日、5日にオンラインで開催された。テーマは『痛みに対する物理療法の最前線―筋・筋膜性疼痛に対する鍼通電・手技・ストレッチの治療戦略』。
(さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第2回 医療としての鍼灸・柔整からの脱却
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第2回 医療としての鍼灸・柔整からの脱却
2023.04.10
医療費は年々増え続けているが、それはなぜなのであろうか? 医学は常に進歩を続けているため、将来的には病気が克服され、やがて病人が減ることで医療費が下がると思われがちである。しかし、医学が進歩した結果、検査は高度化し、今まで見逃されてきた病気までもが初期のうちに発見できるようになった。その結果、次々と新しい治療法が開発され、処方されている。 (さらに…)
アイシングが軽度損傷の筋再生促進に有効、神戸大研究
アイシングが軽度損傷の筋再生促進に有効、神戸大研究
2023.04.06
アイシングが筋再生を促進するとの世界初の研究成果を、神戸大学が3月22日付の同大学ウェブ上で公開している。発表したのは神戸大学大学院保健学研究科の荒川高光准教授、博士課程前期課程大学院生の長田樹氏、川崎医療福祉大学の川島将人助教らの研究グループで、2021年の『アイシングは肉離れなどの筋損傷後の再生を遅らせる』に続く研究報告となる。
先の研究では、アイシングはスポーツ現場で「RICE (ライス)」処置のひとつとして広く行われてきたが、重篤な筋損傷の場合は回復が遅くなってしまう可能性を指摘していた。
今回はスポーツ現場で多くみられる筋線維数の10%以下が損傷する軽微な筋損傷に着目し、ラットを使う実験で検証。激しい運動やマラソン時に相当する約4%の損傷に、前研究同様に2時間の間隔で3回30分ずつを損傷直後、1日後、2日後の合計9回アイシングし「再生筋線維横断面と横断面積」や「炎症性マクロファージの分布と損傷範囲」など観察した。
その結果、損傷2週間後の再生骨格筋の観察で、アイシング群において再生筋線維の横断面積が有意に大きくなっていることが確認できたという。損傷の拡張に関わる炎症性マクロファージの集合をアイシングで抑制できることは以前の研究でも明らになっていた。今回さらに、炎症性マクロファージの持つ、損傷の拡張に関与する特性による二次的な筋損傷を抑制できた結果、筋再生促進につながった可能性が示された。
今後の課題として、筋損傷の程度によるアイシング適応の線引きを挙げている。
第31回あはき・柔整国試の合格発表(速報)、柔整師の合格率50%切る
第31回あはき・柔整国試の合格発表(速報)、柔整師の合格率50%切る
2023.03.24
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔整師のそれぞれ第31回国家試験の合格者が厚労省のホームページで発表された。
免許別の合格率は、あマ指師88.6%、はり師70.4%、きゅう師71.7%、柔整師49.6%だった。柔整師は50%を切り、過去最低となった。合格者数の推移など、詳細は今後の本紙に掲載する。
厚労省ホームページ(国家試験合格発表)
令和4年の 家計調査 1世帯の治療院代2,764円
令和4年の 家計調査 1世帯の治療院代2,764円
2023.03.24
ようやく「コロナ以前の水準」か
総務省が2月7日に発表した『令和4年の家計調査』で、昨年1年間に整骨院(接骨院)や鍼灸院で使った治療代は、1世帯当たり2,764円だった(下表参照)。前年(令和3年)と比べ6.0%増加(157円増)。2年連続の増加で、コロナ以前の利用状況に戻りつつあるようだ。 (さらに…)
「整骨院」名称使用めぐり国会質疑
「整骨院」名称使用めぐり国会質疑
2023.03.24
加藤厚労大臣「広告可能、慎重に」
柔整の施術所名称における使用の可否が注目を集めている「整骨院」について、3月13日の参議院予算委員会で、加藤勝信厚労大臣が見解を示した。
柔整団体もメンバーに含めた検討会で広告ガイドライン作成等の議論を行っていると言及し、「国民が理解しにくく、整形などと紛らわしい、接骨院に統一するべきとの意見のほか、業界からは新規開設者が整骨院と称することができないことはやむを得ないとの意見をもらい、大臣告示に整骨を追加し広告を可能とすることについては、慎重な意見が多かった」と話した。
この日、れいわ新選組の大島九州男議員が、「広くなじみのある整骨を広告可能とする大臣告示に追加すればいいだけの話だが、なぜそれができないのか」という質問に対する回答。
『医療は国民のために』363 広告ガイドラインの発出前に必ず無資格者対策を!
『医療は国民のために』363 広告ガイドラインの発出前に必ず無資格者対策を!
2023.03.24
2月13日の「第9回あはき師・柔整師等の広告に関する検討会」で、柔整師の施術所名称に「整骨院」が使用できなくなることで合意されたのは既にお伝えした。これによる柔整師への影響は計り知れないが、このままでは広告ガイドラインが確実に発出され、いつかのタイミングで「整骨院」が使えなくなる事態となろう。
ところで、「整骨院」という言葉は、あくまで保健所に開設届が出された柔道整復の施術所で使用することを前提としていることはいうまでもないだろう。しかし、今回の「整骨院の使用不可」で、何の法的規制にも縛られていない無資格者、いわゆる整体やリラクゼーションなどの業者が、「整骨院」の名声及び認知を利用したいと考え、「整骨院」を名乗りだすといった懸念が生じてきた。
それだけでなく、柔整師の中にも、今後も「整骨院」をどうしても使いたく、保健所に届出しなくてもよい「自費施術のみの整骨院」を開業するケースも出てくるかもしれない。もしこうなってしまえば、何かよく分からない「整骨院」がいつの間にか増え、訳の分からない状態になってしまう。
しかも、 (さらに…)
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』25 接骨院に通所型サービスを 併設する運動を!
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』25 接骨院に通所型サービスを 併設する運動を!
2023.03.24
柔整療養費が毎年100億円規模で減り続けています。私は、柔整業界に30年以上いますが、このような異常事態を経験したことがありません。また、「療養費では経営できない」と言って、自費治療や物販に力を注ぐ接骨院も増え、まるで柔整師が整体師やエステシャンであるかのようになっていて、この業界の衰退が日々加速しているように思われます。 (さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』216
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』216
2023.03.24
今回の執筆者:松本 尚純(筋・骨格画像研究会)
近年、コロナ禍でのリモートワークやスマホ首といわれるストレートネックで悩む患者が増加している。またその中でも、肩部や上肢帯の痛み、しびれ感などを訴える場合は頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症、胸郭出口症候群(以下TOS)などに起因していることが考えられる。今回はTOSへの超音波画像観察装置(以下US)での描出について述べたいと思う。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 広告ガイドライン発出後、 「〇〇柔道整復治療院」は認められるよね?
Q&A『上田がお答えいたします』 広告ガイドライン発出後、 「〇〇柔道整復治療院」は認められるよね?
2023.03.24
Q.
私たち柔整師の施術所において「整骨院」の表記や広告が認められないこととなってしまいました。残念でなりません。一方で、あはきは「業態+治療院」が認められる予定であれば、私たちも「柔整治療院」が認められ、今後は「柔整治療院」がトレンドとなるのでしょうか? (さらに…)