『医療は国民のために』356 柔整・あはき施術所における 「オンライン資格確認」について
2022.12.09
10月中旬、政府がマイナンバーカードと健康保険証の一体化を進めるため、令和6年秋に現行の保険証廃止を目指すと発表したのは、多くの先生方もご存じだろう。これに伴い、柔整・あはきの施術所にもオンライン資格確認が導入される方向で今後検討が進められるようだ。 (さらに…)
『医療は国民のために』356 柔整・あはき施術所における 「オンライン資格確認」について
『医療は国民のために』356 柔整・あはき施術所における 「オンライン資格確認」について
2022.12.09
10月中旬、政府がマイナンバーカードと健康保険証の一体化を進めるため、令和6年秋に現行の保険証廃止を目指すと発表したのは、多くの先生方もご存じだろう。これに伴い、柔整・あはきの施術所にもオンライン資格確認が導入される方向で今後検討が進められるようだ。 (さらに…)
柔整・あはき政治団体の収支報告 総務省、令和3年分を公表
柔整・あはき政治団体の収支報告 総務省、令和3年分を公表
2022.12.09
総務省が11月25日、毎年定期公表している「政治資金収支報告書」の令和3年分をホームページ上に公開した。
政治団体に対しては、政治資金規正法により1年間の収入と支出の総額と一定の条件での内訳の情報提示が義務付けられており、柔整・あはき業界の政治団体も掲載されている。 (さらに…)
連載『先人に学ぶ柔道整復』三十四 大正期の柔道整復師試験(前編)試験導入には接骨術の医学的根拠が必要
連載『先人に学ぶ柔道整復』三十四 大正期の柔道整復師試験(前編)試験導入には接骨術の医学的根拠が必要
2022.12.09
今回は、人物がテーマではなく、日本の近代衛生行政において、初めて実施された「大正期の柔道整復師試験」について取り上げてみたいと思います。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 明細書発行体制加算は最低1カ月間は算定できない?
Q&A『上田がお答えいたします』 明細書発行体制加算は最低1カ月間は算定できない?
2022.12.09
Q.
新規開業、移転や施術管理者の変更をした場合、明細書発行体制加算の算定はいつからできるでしょうか。また、柔整と医科で異なる点はありますか。 (さらに…)
連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』22 健康×エンタメ オンライン上のユーザーを増やすには
連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』22 健康×エンタメ オンライン上のユーザーを増やすには
2022.12.09
健康行動を継続することは治療行動を継続するよりも難しいものです。治療の場合は「症状の改善」という目的が明確なうえ、「症状が変化する」という成果も分かりやすいですが、健康の場合は「健康になる」という目的こそ明確であるものの、健康な状態は当たり前すぎて、その成果が分かりにくいからです。 (さらに…)
『医療は国民のために』355 柔整のオンライン請求を議論する 「ワーキング・グループ」に注視!
『医療は国民のために』355 柔整のオンライン請求を議論する 「ワーキング・グループ」に注視!
2022.11.25
柔整療養費検討専門委員会で議論されている「オンライン請求」について、改めて振り返ってみたい。
3月に厚労省は、「令和8年度の導入」を目指すタイムスケジュールを提案したが、審査・支払い事務の任に当たることとなる社会保険診療報酬支払基金並びに国民健康保険団体連合会から「業務フローや実務的課題を整理してから検討を進めるべき」と難色を示され、さらに保険者側も施術者側も反対の意向を示したことから、柔整療養費検討専門委員会としてこのスケジュール案は見送られることとなった。 (さらに…)
柔整国試問題漏えい 逮捕の財団役員、起訴へ
柔整国試問題漏えい 逮捕の財団役員、起訴へ
2022.11.25
来春試験は予定通り実施
柔整師の国家試験問題の内容を漏洩したとして、警視庁に逮捕されていた柔道整復研修試験財団の理事・三橋裕之容疑者と、試験委員の黒田剛生容疑者が起訴されたことが分かった。
これを受け、同財団は11月17日にホームページに「国家試験や柔道整復師に対する信頼を揺るがしかねない事態となったことは痛恨の極みであり、残念でなりません」とお詫びの言葉を載せた。来春の国家試験については、万全の対策を講じた上で予定通り実施するとしている。
あマ指師のマッサージ行為は? 厚生労働委で遠藤議員(維新)が質問
あマ指師のマッサージ行為は? 厚生労働委で遠藤議員(維新)が質問
2022.11.25
厚労省 医業類似行為と断言
11月9日の衆議院厚生労働委員会で、日本維新の会の遠藤良太氏があん摩マッサージ指圧に関連する質問を行った。
遠藤氏は、リラクゼーション等の無免許業者が平成28年経済センサスの調査で6万5000を超え、現在はその数はさらに増え、今後、国家資格を取ってまであマ指師を目指そうとする者が減るのでは、と先行きを懸念。その上で、これら無免許行為があはき法上のマッサージに該当するのか、違法なのかを質問した。 (さらに…)
施術者と治療院をマッチング 求人サイト『ティラーズ』、11月より
施術者と治療院をマッチング 求人サイト『ティラーズ』、11月より
2022.11.25
労働契約書作成もサポート
柔整師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師専用の求人マッチングサイト『ティラーズ』(https://tillers.jp/)が、11月1日よりサービスを開始した。運営は有限会社ジェイビー(東京都中野区、荻原啓二代表取締役)。 (さらに…)
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』22 緩和型通所介護事業の 開設の心がけ③
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』22 緩和型通所介護事業の 開設の心がけ③
2022.11.25
今回は、今後の介護保険制度の改正に伴い、介護予防・日常生活支援総合事業の「緩和型通所介護サービス」で何が必要に迫られるかという観点で解説します。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』199 浮腫治療後の「好転反応」について
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』199 浮腫治療後の「好転反応」について
2022.11.25
最近、マッサージ後に下肢がむくんだという相談がありました。マッサージはリンパ浮腫の治療手段としてよく知られているものですが、かえってむくんでしまったというのです。マッサージ後の「浮腫(むくみ)」は、「好転反応」として情報発信されているようです。リラクゼーション業のホームページなどによく書かれていますが、「好転反応」は西洋医学的にうまく説明ができないことも多く、今回のようなマッサージ後の浮腫も「好転反応」と安易に捉えすぎずに対応することが重要です。 (さらに…)
『考えるカルテ』COMO、サービス開始
『考えるカルテ』COMO、サービス開始
2022.11.25
明治国際医療大発のベンチャー、施術者向けに開発
明治国際医療大学のスタートアップ企業であるYOJYOnet株式会社が電子カルテ「COMO」のサービスを10月から開始している。これまでの電子カルテは医歯薬向けが多く、役割も治療情報の記録が中心であった。 (さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』212 音響陰影の出ない裂離骨片について
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』212 音響陰影の出ない裂離骨片について
2022.11.25
今回の執筆者:塚田 悟司(筋・骨格画像研究会)
骨のような硬い組織は超音波を透過しない。そのため骨片や石灰などがある場合は、超音波が透過せず音響陰影となる。そのため画像を読み解く上で音響陰影の有無を確認することは非常に大切である。しかし、骨片があるにもかかわらず音響陰影が出現しない場合もあるため症例を報告する。 (さらに…)
柔整あはきは「簡素な仕組み」で 「マイナ保険証」切り替えでオンライン資格確認を拡大
柔整あはきは「簡素な仕組み」で 「マイナ保険証」切り替えでオンライン資格確認を拡大
2022.11.10
専用アプリで必要な資格情報のみ取得
政府が令和6年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードの保険証利用に切り替える方針を示したことに伴い、柔整・あはきの施術所でもオンライン資格確認が導入される見通しとなった。ただ、医療機関や薬局とはシステムが異なり、患者の必要な資格情報のみを取得できる簡素な仕組みになるようだ。 (さらに…)
令和4年 秋の叙勲・褒章
令和4年 秋の叙勲・褒章
2022.11.10
あはき・柔整業界からの令和4年秋の叙勲・褒章は以下の6名。(敬称略)
◇旭日双光章
髙田常雄(公益社団法人東京都鍼灸師会会長)
山﨑健司(元公益社団法人広島県柔道整復師会会長)
山田敏雄(元公益社団法人岐阜県鍼灸マッサージ師会会長)
◇旭日単光章
宮本泰輔(元公益社団法人徳島県柔道整復師会会長)
◇藍綬褒章
徳山健司(公益社団法人大阪府柔道整復師会会長)
中村聡(公益社団法人日本鍼灸師会副会長)
『医療は国民のために』354 被保険者が死亡した場合での受領委任払いの事務処理について
『医療は国民のために』354 被保険者が死亡した場合での受領委任払いの事務処理について
2022.11.10
高齢化が進行する中、療養費の申請後に患者が亡くなっていたということが今後生じうるかもしれない。今回はこれについて考えたい。 (さらに…)
『派遣に向けての準備』テーマに 日本柔整災害協議会 第1回講習会
『派遣に向けての準備』テーマに 日本柔整災害協議会 第1回講習会
2022.11.10
団体超え柔整師独自の災害対策システム構築を
9月25日、日本柔整災害協議会の講習会『発災時の実派遣から撤収まで』がオンラインで開催された。全3回シリーズの第1回は『派遣に向けての準備』をテーマに同会代表らが災害派遣活動の現状や自身の活動経験について報告した。
関連法規と柔整師にできること
副代表の森倫範氏は『災害時の派遣に関わる知識と提案』と題し、災害関連法規や発災時の災害医療システムについて解説した。 (さらに…)
社会における柔整の役割 スポーツ現場と教育現場 全国柔道整復学校協会 第64回教員研修会
社会における柔整の役割 スポーツ現場と教育現場 全国柔道整復学校協会 第64回教員研修会
2022.11.10
全国の柔整専門学校が一堂に
公益社団法人全国柔道整復学校協会の第64回教員研修会が9月18日、19日の2日間、『柔道整復が社会に果たす役割』をメインテーマに名古屋市内で開催された。開会式で谷口和彦会長は台風接近にもかかわらず、多くの参加者が来場してくれたことを喜ぶと、日夜、学生指導に携わる上で、生じたトラブルや得た経験について情報共有をし、問題解決にいたる場になればと参加者を激励した。
頭部損傷は正しい受け身で低減
初日の講演では東海学園大学スポーツ健康科学部教授で医師の紙谷武氏が登壇。全日本柔道のオリンピックチームドクターとして北京、ロンドン、リオデジャネイロ、東京に帯同した経験を交えながら、柔道における受傷予防や治療など、柔整師としてどのような社会貢献ができるかを語った。 (さらに…)
福岡県 施術所5万円、11月申請開始 医療機関への物価高対策で支援金
福岡県 施術所5万円、11月申請開始 医療機関への物価高対策で支援金
2022.11.10
福岡県は、光熱費の上昇など物価高騰の影響を診療価格等に転嫁できない保険医療機関を対象とした支援金の給付を開始した。
施術所も対象となり、給付額は5万円。申請方法は「郵送のみ」となり、受付は11月1日から始まっており、令和5年2月28日まで。
また、申請に当たっては、受領委任取扱いの登録記号番号または医療保険(療養費)の対象となる施術を行っていることが確認できる書類が必要。
柔整とあはきを併設している施術所については、いずれか一方の申請になる。
詳しくは、福岡県医療機関等物価高騰対策支援金事務局(☎092・643・5801)まで。
日本法令から新刊 柔道整復師が 知っておくべき 法的知識 Q&A
日本法令から新刊 柔道整復師が 知っておくべき 法的知識 Q&A
2022.11.10
株式会社日本法令から新刊『柔道整復師が知っておくべき法的知識 Q&A』が発行された。著者は、弁護士の髙津陽介氏。320頁、3630円(税込)。
弁護士として柔整業界の諸問題に精通する著者は、柔整師に向けた自身の法的立ち位置を解説する書籍が不足しているのではと考え、本書の執筆に至ったという。
各章で図表を多く使用しており、柔整師の業とは何か、療養費・自賠責などの制度面、情報管理や人事労務など個別的な分野も含めてQ&A方式で分かりやすく解説。
患者トラブルの章では、クレームへの対応・対策はもちろん、昨今なにかと話題になりがちなカスタマーハラスメントやモンスタークレーマーへの対処法のほか、インターネットやSNS上での悪評対策についても詳しく紹介している。
施術所運営で発生する種々の法的トラブルに対するガイドラインとして手元に置いておきたい一冊。