全整協、伊佐厚労副大臣へ要望提出 整骨院運営の厳しい現状、訴える
2023.06.23
個人契約の柔整師団体で構成する「全国柔道整復師統合協議会」(全整協)が6月7日、伊佐進一厚生労働副大臣と面談し、近年の整骨院・接骨院を取り巻く厳しい現状を訴えるとともに、施術所に対する物価高支援の拡充に関する要望書を提出した。 (さらに…)
全整協、伊佐厚労副大臣へ要望提出 整骨院運営の厳しい現状、訴える
全整協、伊佐厚労副大臣へ要望提出 整骨院運営の厳しい現状、訴える
2023.06.23
個人契約の柔整師団体で構成する「全国柔道整復師統合協議会」(全整協)が6月7日、伊佐進一厚生労働副大臣と面談し、近年の整骨院・接骨院を取り巻く厳しい現状を訴えるとともに、施術所に対する物価高支援の拡充に関する要望書を提出した。 (さらに…)
『医療は国民のために』369 「医療DX」ってなあに?
『医療は国民のために』369 「医療DX」ってなあに?
2023.06.23
「医療DXに療養費の情報を取り込むことが国民へのメリットにつながる」「電子請求様式について医療DXではビッグデータの活用が不可欠である」――といった記載を、先日公表された「柔整療養費のオンライン請求ワーキング・グループ」の議事要旨で目にした。そもそも、柔整業界、さらには個々の柔整師は「医療DX」について、どれだけ知っていて、関心があるのか? 今後のオンライン請求に向けた議論の論点にもなっているので、解説したい。 (さらに…)
柔整療養費の令和5年度施術管理者研修 10月以降の開催日程決まる
柔整療養費の令和5年度施術管理者研修 10月以降の開催日程決まる
2023.06.23
8月開催の二次募集も始まる
柔整療養費の受領委任を取り扱う上で義務化されている「施術管理者研修」の令和5年度下半期の開催日程が発表された。
10月から令和6年3月までに計5回開催される(下表参照)。いずれもオンライン研修で実施され、一部で会場視聴も可能。費用は2万円。また、8月の開催分について、追加の募集も決定した。
同研修は2018年7月からスタートし、開始から既に5年近くが経つ。研修修了を認定する「修了証」の有効期間が5年間となっているため、期限切れに注意するよう呼びかける団体もあり、申込み殺到も懸念されている。早めの対応が必要となりそうだ。
Q&A『上田がお答えいたします』 ローラー針を使用した施術は保険請求が認められるか
Q&A『上田がお答えいたします』 ローラー針を使用した施術は保険請求が認められるか
2023.06.23
Q.
神経痛の同意書のある患者さんにローラー針のみを用いた施術を実施しました。穿刺による鍼施術は行いませんでしたが、ローラー針のみでも療養費の保険請求が認められますか? (さらに…)
柔整療養費 都道府県別支給状況 厚生労働省『令和4年度 療養費頻度調査』から
柔整療養費 都道府県別支給状況 厚生労働省『令和4年度 療養費頻度調査』から
2023.06.23
調査は令和4年10月の1カ月間に行われた施術に係る療養費支給申請書が対象。支給申請書のうち、全国健康保険協会管掌健康保険で30分の1、国民健康保険で60分の1、後期高齢者医療制度で50分の1の割合で抽出している。1件当たりの平均支給額は約6,697円(昨年度より25円減)。32都府県で支給額が減少するなか、長崎、秋田、大阪など5府県で10%以上の増加がみられた。 (さらに…)
過誤調整での清算、改めて無効 橿原市の過誤調整をめぐる住民訴訟
過誤調整での清算、改めて無効 橿原市の過誤調整をめぐる住民訴訟
2023.06.09
市の控訴棄却、住民・柔整師側が勝訴
奈良県橿原市が柔整療養費の審査・支払業務で行う「過誤調整(相殺処理)」をめぐり、同市に住む柔整師が原告となって、その業務処理に正当性がないと訴えた住民訴訟の控訴審判決が5月17日、大阪高裁(太田晃詳裁判官)で言い渡された。 (さらに…)
『医療は国民のために』368 奈良県橿原市は療養費をきちんと勉強し柔整師への偏見を捨て猛省すべきだ
『医療は国民のために』368 奈良県橿原市は療養費をきちんと勉強し柔整師への偏見を捨て猛省すべきだ
2023.06.09
橿原市が「療養費」と「療養の給付」をいつまで経っても混同して考えていることから、同市在住の4名の柔整師がその是正を求めて起こした住民訴訟で、1審の奈良地裁判決に続き、橿原市が控訴した2審判決(5月17日言い渡し)でも原告側が勝訴した。今回の住民訴訟を含め、過誤調整の名の下に行われる相殺処理に関連する裁判は、当方全柔協が原告側を支援してきたので、今一度ここで解説したい。 (さらに…)
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第2回 基準緩和型通所介護の開業準備とは?
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第2回 基準緩和型通所介護の開業準備とは?
2023.06.09
前回、総合事業の全体的な概要をお伝えし、イメージをつかんでもらったと思います。では今回、どのように総合事業の「基準緩和型通所介護」(通所型サービスA)の開設に向け、準備をすればよいかを説明します。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』時間外加算・休日加算にかかる「応需」の要件とは?
Q&A『上田がお答えいたします』時間外加算・休日加算にかかる「応需」の要件とは?
2023.06.09
Q.
柔整療養費の時間外加算(540円)や休日加算(1,560円)の要件について、通知で示された「応需」の意味がよく分かりません。これらの加算は実際に行わなければならない環境にあれば当然認められると思いますが、だからといってなんでも加算が認められるというものでもないでしょう。 (さらに…)
『医療は国民のために』367 施術管理者研修修了証の有効期限切れの事前連絡を財団は行うべきでは?
『医療は国民のために』367 施術管理者研修修了証の有効期限切れの事前連絡を財団は行うべきでは?
2023.05.25
柔整療養費の受領委任を取り扱う上で、義務化された「施術管理者研修」が始まったのは、平成30年7月からである。「随分に前だな」と思っていたら、研修修了の有効期限となる「5年」に迫っているではないか。つまり今後、有効期間が切れる柔整師が順次に現れてくるということだ。 (さらに…)
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第1回 なぜ総合事業参画を勧めるか?
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第1回 なぜ総合事業参画を勧めるか?
2023.05.25
初めまして、NPO法人すこやか地域支援協会代表理事の鈴木と申します。私は京都と大阪で鍼灸整骨院を数院開業しているとともに、施術所併設の基準緩和型通所介護施設やケアプランセンター、機能訓練特化型通所介護施設(デイサービス)などを営んでいます。 (さらに…)
上田孝之氏の新刊予約受付中 療養費問題の最前線 令和4年度版
上田孝之氏の新刊予約受付中 療養費問題の最前線 令和4年度版
2023.05.25
本紙で連載執筆中の上田孝之氏(元厚労省療養指導専門官)の新刊『療養費問題の最前線 令和4年度版―知らないと損する療養費の現状』が5月31日に株式会社日本医療福祉新聞社から発行される。B5判210頁、本体価格1,650円。
全国柔整鍼灸協同組合専務理事として、保険者や行政との折衝などで全国を飛び回っている著者。その令和4年度の活動内容や本紙連載記事、業界への提言などをまとめた、「療養費のマニュアル」的事例集。
柔整師へ向けた『レセプトになぜカルテのコピーを添付しなければならないのか理解できない―添付しても不支給処分の理由付けにされるだけではないか!』のほか、柔整師・あはき師へ向けた2本の合わせて3本の書き下ろしを収録。オンライン請求やマイナ保険証との連携など、待ったなしで進むデジタル化についても業界に精通する著者ならではの確かな自論を展開する。
本書は右記QRコード(オンラインショッピングサイト「Amazon.co.jp」本書販売ページ)からご予約いただけます。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 うつ病の患者に対するあはき療養費の往療料は認められないの?
Q&A『上田がお答えいたします』 うつ病の患者に対するあはき療養費の往療料は認められないの?
2023.05.25
Q.
あはき療養費の申請において患者さんがうつ病などの心の病や精神的な疾患を有する方で、自分自身では通院できないのが明らかであれば、往療料は認められると思うのですがいかがでしょうか。 (さらに…)
柔整療養費のオンライン請求WG 第3回会議の議事要旨公開
柔整療養費のオンライン請求WG 第3回会議の議事要旨公開
2023.05.25
3月30日に開催した柔整療養費のオンライン請求に関する3回目のワーキング・グループの議事要旨が、厚労省ホームページで5月9日に公開された。過誤調整の法的根拠等の整理を先行させることやオンライン・紙請求の併用は難しいとの点が明確になりつつあるようだ。以下は、要旨の一部。 (さらに…)
『医療は国民のために』366 柔整団体はオンライン請求の導入を 「発想の転換」で捉えていくべきだ
『医療は国民のために』366 柔整団体はオンライン請求の導入を 「発想の転換」で捉えていくべきだ
2023.05.10
柔整療養費が将来、オンライン請求に移行することはこれまで何度も述べてきた。併せて、柔整団体、中でも請求代行団体がオンライン請求に伴い、その役目を終えてしまうという懸念についても何度も言及してきたが、はたしてそんなに簡単に請求代行団体は消滅するのか。当然ながら、今後組織の存続を賭けて生き残り戦術を展開することになるだろう。 (さらに…)
日本スポーツ整復療法学会関東支部研修会 スポーツ外傷とスポーツ障害
日本スポーツ整復療法学会関東支部研修会 スポーツ外傷とスポーツ障害
2023.05.10
椎間板変性のリスク 低減するには?
3月19日、日本スポーツ整復療法学会(JSSPOT)関東支部の研修会が社団JB日本接骨師会JBビル(東京都中野区)とオンラインのハイブリッドで開催された。 (さらに…)
『医療は国民のために』365 柔整の業務拡大は外傷性の負傷から運動器系疾患へのシフトだ!
『医療は国民のために』365 柔整の業務拡大は外傷性の負傷から運動器系疾患へのシフトだ!
2023.04.25
柔整療養費の通知から「亜急性負傷」が削除されて以来、適正化が加速度的に進んだ感がある。現在、支給対象となる外傷性の定義は「関節等の可動域を超えた捻れや外力によって身体の組織が損傷を受けた状態を示すものであり、慢性に至っていないもの」となっており、当初より甚だ不当なものであると思っている。 (さらに…)
柔整療養費の施術管理者研修 今夏開催分、4月下旬より募集
柔整療養費の施術管理者研修 今夏開催分、4月下旬より募集
2023.04.25
柔整師向け「施術管理者研修」の今夏(7月から9月まで)開催分の受講受付が4月28日から始まる。オンライン形式の開催で、募集人数は各300人。オンライン受講ができない者向けの枠も一部用意されている。
柔整療養費のオンライン請求WG 第2回会議の議事要旨公開
柔整療養費のオンライン請求WG 第2回会議の議事要旨公開
2023.04.25
3月9日に開かれた「第2回柔道整復療養費のオンライン請求導入等に関するワーキング・グループ」の議事要旨が、厚労省ホームページで4月上旬に公開された。オンライン請求の実施に向け、事務フローや法令的取扱い等の意見調整を重ねている模様だ。議事要旨(一部)は以下の通り。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 柔整審査会の公平性と中立性なくしては オンライン請求など「絵に描いた餅」では?
Q&A『上田がお答えいたします』 柔整審査会の公平性と中立性なくしては オンライン請求など「絵に描いた餅」では?
2023.04.25
Q.
柔整療養費のオンライン請求導入に向けて、専門委員会やワーキング・グループで活発な議論が展開されることが予想されますが、仮に、審査支払機関の中に柔整審査会を設置するのであれば、現行の柔整審査会委員の不均衡や運用の不平等を先に解決しておかなければならないと思うのですが。 (さらに…)