連載『汗とウンコとオシッコと…』226 過ぎる
2023.06.09
例年、近畿地方の梅雨入りは6月半ばであるが、今年の梅雨入りはやや早かった。だが、運気論的に火運不及の年周りであるがゆえに地熱が上がらず空気が冷たい。逆に海水の温度が高いために南方で雲が発生しやすく、それゆえの気圧の上昇が雲を北上させて日照量の減少と温度の低下を引き起こしているようだ。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』226 過ぎる
連載『汗とウンコとオシッコと…』226 過ぎる
2023.06.09
例年、近畿地方の梅雨入りは6月半ばであるが、今年の梅雨入りはやや早かった。だが、運気論的に火運不及の年周りであるがゆえに地熱が上がらず空気が冷たい。逆に海水の温度が高いために南方で雲が発生しやすく、それゆえの気圧の上昇が雲を北上させて日照量の減少と温度の低下を引き起こしているようだ。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第4回 社会に必要なプラットフォームとは?
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第4回 社会に必要なプラットフォームとは?
2023.06.09
世の中はデータに基づいて判断・アクションする「データドリブン」な社会になりつつあります。データドリブンが注目される理由は、消費者の価値観や行動の多様化により、経験や勘に頼った判断が通用しにくくなってきたからです。 (さらに…)
世界マスターズ水泳ケアボランティア募集、締切は7月1日
世界マスターズ水泳ケアボランティア募集、締切は7月1日
2023.06.08
公益社団法人福岡県鍼灸マッサージ師会・福岡スポーツ鍼トレーナー部会が8月に開催される世界マスターズ水泳選手権2023九州大会のケアボランティアスタッフを募集している。
今回の募集は、世界水泳2023FUKUKA OC サポートプロジェクトの一環で、参加選手及び関係者に対し鍼、マッサージ、ストレッチなどのコンディショニング及びアフターケアを行うものだ。
1日2~3時間、3交代制で、応募資格は全国のはり師、あマ指師。また、養成校に通う学生も施術補助要員として参加を募っている。
なお、参加には7月2日に開催されるオリエンテーションの参加が必須となる(会場は福岡市鍼灸師会館、ZOOMでのオンライン参加も可)。
同大会はCOVID-19感染拡大の影響により延期されていたもので、2017年の前回大会は96カ国から9,000人を超える元選手や水泳愛好家が参加した大規模なもので、今回も6,000人以上の参加を目標としている。
応募はGoogleフォーム『世界マスターズ水泳ボディケア募集のお申込み』のみにて受付、締め切りは2023年7月1日、詳細は福岡県鍼灸マッサージ師会HPを参照。
医師の学会で「あはきアピール」 日本プライマリ・ ケア連合学会でセッション多数実施
医師の学会で「あはきアピール」 日本プライマリ・ ケア連合学会でセッション多数実施
2023.05.25
「こんなにエビデンスあったの」との声
5月12日から3日間、名古屋市内の会場などで開催された『第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会』で、あはき関連のセッションが多数開かれた。当日、医師や薬剤師、その他医療従事者ら3500人を超える参加があった中、鍼灸マッサージ師が「インタラクティブセッション」(ワークショップ含む)で演者を務めたり、施術体験ブースが設けられたり、多職種連携に向けてこれ以上ないアピールの場となった。
日本プライマリ・ケア連合学会は、会員数1万1740人(令和5年2月時点)で、患者の疾患・健康面などを総合的に診て、あらゆる医療従事者と連携しその解決に当たる総合診療医・家庭医を中心に構成。今回、多数のあはきセッションの実現に尽力したのが、医師で鍼灸師でもある寺澤佳洋氏(医療法人弘池会口之津病院、同大会準備委員)。プライマリ・ケアを行う医師とあはき師は親和性が高く、最近では (さらに…)
福島県鍼灸師会春季学術講習会 コロナ患者来院増の見込み 鍼治療最大のメリットは
福島県鍼灸師会春季学術講習会 コロナ患者来院増の見込み 鍼治療最大のメリットは
2023.05.25
福島県鍼灸師会の令和5年度春季学術講習会が4月23日に福島県郡山市内の会場とオンラインのハイブリッドで開催。講師の福島県立医科大学会津医療センター漢方医学講座教授の鈴木雅雄氏は『COVID-19の鍼灸に関する最新知見と後遺症治療の可能性について』と題し、これまでの対応とこれからの対策について解説した。
(さらに…)
令和5年 春の叙勲・褒章
令和5年 春の叙勲・褒章
2023.05.25
あはき・柔整業界からは以下の11名。(敬称略)
◇瑞宝中綬章
矢野 忠(元明治国際医療大学学長)
◇旭日双光章
池田良一(元社団法人長野県針灸師会会長)
伊藤和夫(元公益社団法人三重県柔道整復師会会長)
中野義雄(元公益社団法人全日本鍼灸マッサージ師会副会長)
吉田隆一(元社団法人福井県鍼灸師会会長)
◇旭日単光章
菅野 徹(公益社団法人福島県鍼灸あん摩マッサージ指圧師会業務執行理事)
◇黄綬褒章
染井圭弘(染井はり灸療院院主・福岡県)
八山俔子(健友治療院院長・埼玉県)
◇藍綬褒章
一見隆彦(元一般社団法人三重県鍼灸師会会長)
大河原 晃(公益社団法人埼玉県柔道整復師会会長)
田代富夫(公益社団法人栃木県柔道整復師会代表理事会長)
運転免許お試し返納で施術料10%引き あはき滋賀社団所属の治療院が対象
運転免許お試し返納で施術料10%引き あはき滋賀社団所属の治療院が対象
2023.05.25
滋賀県警交通企画課が、高齢ドライバーを対象に5月上旬から始めた「運転免許お試し自主返納」キャンペーンでは、参加の高齢者が県内鍼灸マッサージ院にて施術料金10%割引で治療を受けられる特典を設けている。自費施術のみが割引の対象で、滋賀県鍼灸マッサージ師会と滋賀県鍼灸師会の計44院でサービスを受けられる。 (さらに…)
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第1回 なぜ総合事業参画を勧めるか?
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第1回 なぜ総合事業参画を勧めるか?
2023.05.25
初めまして、NPO法人すこやか地域支援協会代表理事の鈴木と申します。私は京都と大阪で鍼灸整骨院を数院開業しているとともに、施術所併設の基準緩和型通所介護施設やケアプランセンター、機能訓練特化型通所介護施設(デイサービス)などを営んでいます。 (さらに…)
上田孝之氏の新刊予約受付中 療養費問題の最前線 令和4年度版
上田孝之氏の新刊予約受付中 療養費問題の最前線 令和4年度版
2023.05.25
本紙で連載執筆中の上田孝之氏(元厚労省療養指導専門官)の新刊『療養費問題の最前線 令和4年度版―知らないと損する療養費の現状』が5月31日に株式会社日本医療福祉新聞社から発行される。B5判210頁、本体価格1,650円。
全国柔整鍼灸協同組合専務理事として、保険者や行政との折衝などで全国を飛び回っている著者。その令和4年度の活動内容や本紙連載記事、業界への提言などをまとめた、「療養費のマニュアル」的事例集。
柔整師へ向けた『レセプトになぜカルテのコピーを添付しなければならないのか理解できない―添付しても不支給処分の理由付けにされるだけではないか!』のほか、柔整師・あはき師へ向けた2本の合わせて3本の書き下ろしを収録。オンライン請求やマイナ保険証との連携など、待ったなしで進むデジタル化についても業界に精通する著者ならではの確かな自論を展開する。
本書は右記QRコード(オンラインショッピングサイト「Amazon.co.jp」本書販売ページ)からご予約いただけます。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 うつ病の患者に対するあはき療養費の往療料は認められないの?
Q&A『上田がお答えいたします』 うつ病の患者に対するあはき療養費の往療料は認められないの?
2023.05.25
Q.
あはき療養費の申請において患者さんがうつ病などの心の病や精神的な疾患を有する方で、自分自身では通院できないのが明らかであれば、往療料は認められると思うのですがいかがでしょうか。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』55 素問・十七 『脈要精微論』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』55 素問・十七 『脈要精微論』
2023.05.25
この篇では、夢と病はつながっていると語られます。 (さらに…)
柔整・鍼灸メディカルショー 必需品から自費メニュー・物販まで
柔整・鍼灸メディカルショー 必需品から自費メニュー・物販まで
2023.05.10
柔整師・鍼灸師のための展示商談会『柔整・鍼灸メディカルショー』が3月21日に森ノ宮医療学園専門学校アネックス校舎(大阪市東成区)で開催された。前回2020年のコロナ禍による延期、中止以来となる。主催はダイヤ工業株式会社(岡山市南区)。鍼、灸、サポーターメーカーをはじめ、自費メニューや物販として注目されているインソールや美容用品メーカー、新規出展のアサヒ飲料株式会社やピップ株式会社なども加えた29社が出展した。 (さらに…)
【レポート】日鍼会リスクマネジメント研修会Part2
【レポート】日鍼会リスクマネジメント研修会Part2
2023.05.10
(執筆者:公益社団法人日本鍼灸師会 危機管理委員長 矢津田善仁)
トラブルへの備えや基礎知識が施術者をアクシデントから守る術となる
3月14日、公益社団法人日本鍼灸師会(日鍼会)が『令和4年度リスクマネジメント研修会Part2』(一般社団法人長野県鍼灸師会共催)をオンラインで開催しました。これはプロ野球選手に対する折鍼事故の事例を受け昨年5月24日に開催した研修会の続編で、前回は700名以上、今回は300名以上に視聴参加いただき、リスクマネジメントに対する関心の高さが改めて伺えました。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』61 第18回日本レーザーリプロダクション学会学術集会 in 愛媛
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』61 第18回日本レーザーリプロダクション学会学術集会 in 愛媛
2023.05.10
3月26日に日本レーザーリプロダクション学会の第18回学術集会が愛媛県松山市でありました。私は受精卵の質と胚移植の着床率の改善を示す「育卵鍼灸」と「着床促進鍼灸」について初めて総括的に解説しました。まずは前者について。直近の集積データでは、患者数155人、総採卵周期770で、鍼灸の介入前後(共に1年間)で受精卵の胚盤胞到達率がどのように変化するのかを発表しました。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』210 対話型AIの臨床現場への影響
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』210 対話型AIの臨床現場への影響
2023.05.10
早いもので、今年も四分の一が過ぎました。皆さんはどんな連休を過ごされましたか。少し前に人工知能の話を書きましたが、今回はこれによる医療の混乱について書こうと思います。 (さらに…)
連載『中国医学情報』218 根治切除胃癌の術後補助化学療法における諸症状に鍼治療―多施設ランダム化比較 ほか
連載『中国医学情報』218 根治切除胃癌の術後補助化学療法における諸症状に鍼治療―多施設ランダム化比較 ほか
2023.05.10
☆根治切除胃癌の術後補助化学療法における諸症状に鍼治療―多施設ランダム化比較
広東省中医病院・常雪松らは、胃癌の根治的手術(R0切除+D2リンパ節郭清)の術後補助化学(薬物)療法での諸症状の緩和に鍼併用が有用と報告(中国鍼灸、2022年11期)。
対象=広東省と江蘇省の7病院の入院患者66例、これをランダムに3群(鍼A・鍼B・対照群)各22例に分けたが、直後に新型コロナなどで8例が脱落し58例で実施。鍼A群:19例(男15例・女4例)、平均55±12歳、TNM病理分類Ⅱ期5例・Ⅲ期14例。鍼B群:20例(男11例・女9例)、平均59±9歳、Ⅱ期6例・Ⅲ期14例。対照群:19例(男10例・女9例)、平均54±12歳、Ⅱ期7例・Ⅲ期12例。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』225 風木暴れる
連載『汗とウンコとオシッコと…』225 風木暴れる
2023.05.10
関西では4月半ばに藤の花が咲き、山つつじが開花した。夏日もあり、およそ5月の連休のような現象を目にしたわけだ。ちょうどその時燕も飛来し、はや初夏かと思われたのだが、やはり火運不及の年だ。地熱が上がり切らず寒の戻りがやってきた。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第3回 新しく始まる情報医療の中で鍼灸は生き残れるのか?
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第3回 新しく始まる情報医療の中で鍼灸は生き残れるのか?
2023.05.10
鍼灸治療は今まで独自の診察と治療スタイルで進化を遂げてきました。
ものの例えとして、西洋医学は木を一本ずつ確認する「分析の医学」と表現されるのに対して、東洋医学は森を把握する「全体の医学」と表現されることがあります。東洋医学は西洋医学とは視点が異なり、その診察方法も独特です。舌や脈、ツボの反応などで身体の状態を把握すると共に、病態把握においても気血津液のバランスや臓腑の状態などから把握する独自のスタイルを保っています。そのため、診察・診断に関するスキームは、西洋医学と相性が悪く、現代医学の中では治療方法の1つ、言い換えればツールの1つになりつつあります。 (さらに…)
『ちょっと、おじゃまします』 ~鍼灸師×落語家⁉ 笑顔⇒健康!! 患者さんからの要望には全て応えたい~ 京都市南区<岡田高鍼灸治療所annex 美和健康館>
『ちょっと、おじゃまします』 ~鍼灸師×落語家⁉ 笑顔⇒健康!! 患者さんからの要望には全て応えたい~ 京都市南区<岡田高鍼灸治療所annex 美和健康館>
2023.05.10
「笑いは健康の万能薬!」と語るのは京都市の鍼灸院、美和健康館・代表の岡田高先生。同志社大学商学部を卒業後、実家の和菓子屋に就職、30歳で中小企業診断士資格取得を経て、39歳で鍼灸師に、とその経歴はやや異色。鍼灸師としてのこだわりは、「鍼灸治療はフルオーダーメイド、身体が発するサインを逃さない」と語り、患者さんの求めに応じるのはもちろん、発現していない不調を見つけることも鍼灸師としての役目、とその信念を聞かせてくれました。 (さらに…)
「からだケアEXPO東京23」東京で開催 120超の企業等が商材アピール
「からだケアEXPO東京23」東京で開催 120超の企業等が商材アピール
2023.04.25
導入意識高く、商談ブース活況
接骨院・鍼灸院など健康施術分野に特化した商談型展示会『からだケアEXPO東京'23 第4回健康施術産業展』が3月18日、19日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた。主催はブティックス株式会社(東京都港区、新村祐三代表取締役社⻑)。
120を超える企業・団体等が出展し、治療機器や自費メソッド、健康関連用品などの商品・サービスが一堂に会した。また「開業支援」と「物販推進」がテーマの2つの特別専門展が新設された。来場者の多くは、新規導入の意識が高く、各ブースの商談スペースが埋まっている場面も見受けられた。
姿勢・歩行動作をAI分析するサービス『シセイカルテ』を展開するSapeet(東京都文京区)は、自由診療向けのクラウドカルテ『マルチカルテ』を出展。スマホ・タブレッドに特化し、スペースいらずで顧客の情報を一元管理できる。今使用中の紙の問診票・施術記録の様式に合わせて項目を自由にカスタマイズでき、手書き機能も搭載。患者が来院前にスマホからも入力可能な「ウェブ問診」もでき、スピーディーな診療を促すと同社。
TTK(名古屋市東区)は動的ストレッチマシン『ラクレッチ』の導入による自費メニューを紹介。ラクレッチは身体に負担の少ない「バネ式マシン」で、インナーマッスルへの働きかけにより、可動域制限へのアプローチだけでなく、有酸素運動の効果なども期待できるという。抗ウイルス・抗菌加工の国産マシンで、肩甲骨・股関節周辺を中心にラインナップを揃える。サブスクリプション制で「月60万円を売り上げた事例もある」と担当者。
「フットケア」など新設ゾーン展開
同展では、今回「フットケアゾーン」が設けられていた。 (さらに…)