全日本鍼灸学会第72回学術大会 「鍼灸学の次代展望」テーマに
2023.07.10
公益社団法人全日本鍼灸学会(若山育郎会長、全日)の第72回学術大会が6月9日からの3日間、神戸国際会議場(神戸市中央区)にて開催された。 (さらに…)
全日本鍼灸学会第72回学術大会 「鍼灸学の次代展望」テーマに
全日本鍼灸学会第72回学術大会 「鍼灸学の次代展望」テーマに
2023.07.10
公益社団法人全日本鍼灸学会(若山育郎会長、全日)の第72回学術大会が6月9日からの3日間、神戸国際会議場(神戸市中央区)にて開催された。 (さらに…)
日本小児はり学会の第11回特別講習会 リハビリテーションから 発達障害児の小児はりを考える
日本小児はり学会の第11回特別講習会 リハビリテーションから 発達障害児の小児はりを考える
2023.07.10
日本小児はり学会の第11回特別講習会が5月28日にオンラインで開催された。テーマは『小児の発達支援における小児はりの可能性―リハビリテーション専門職から学ぶ』。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』63 副乳―進化の名残
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』63 副乳―進化の名残
2023.07.10
「先生、私、副乳があるんです」――ある女性患者さんから唐突に言われました。
私たちは進化を経てヒトという生き物になりました。進化は様々なものを捨て去り、その代わりに違うものを取り入れ、また形や構造を変えて異なる生き物になることです。それを解明したのがダーウィンです。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』214 支援というものは本当に難しい
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』214 支援というものは本当に難しい
2023.07.10
7月に入りました。今年も半分終わってしまったのですね。東南アジアかと思うような蒸し暑い日もあり、今夏は暑くなるそうなので熱中症には気をつけましょう。訪問診療先でも、冷房をうまく使ってくださいと言って回っています。
先日、神戸で男児殺害事件がありましたが、逮捕された母親が療育手帳保持者であったことは衝撃でした。
四半世紀ほど前に、医学部の授業で知的障害者更生施設を見学したことがあります。その施設は自分で選ぶことができず、一旦入所すると一生そこで過ごす、いわば隔離場所のような状態で、人権に関わるのではないかと職員の方と大いに議論をしました。 (さらに…)
桜雲会から新刊 新解『杉山流三部書』講 第2編 「療治之大概集」―脈・腹証と補瀉論―
桜雲会から新刊 新解『杉山流三部書』講 第2編 「療治之大概集」―脈・腹証と補瀉論―
2023.07.10
社会福祉法人桜雲会から新刊『新解「杉山流三部書」講第2編「療治之大概集」―脈・腹証と補瀉論―』が刊行された。著者は鍼灸経絡研究紘鍼会会長の松本俊吾氏(はり灸峰鍼堂松本治療院)。334頁、3900円。
本書は『医道の日本』で掲載された同名連載の第25~52講を整理したもの(第1~24講は同第1編に収録、平成22年刊行:絶版)。第1章では杉山和一と三部書について紹介。第2章は刺鍼法の総論。第3章では各論として、江戸元禄期に杉山和一検校が教本に掲げた28病症について、風邪、消化器系、痛み(腹・腰・頭・心)、陰陽、その他の5分類に分け、三部書の原文を中心に素問や霊柩などの古典を随所に引用して解説。杉山和一が遺し、検校が受け継いだ伝統鍼灸の神髄に触れる。
桜雲海商品ページはこちら(http://ounkai.jp/new-release/2240/) (さらに…)
連載『中国医学情報』220 片頭痛の梅花鍼治療効果をMRIで観察―常軌鍼併用治療とランダム化比較 ほか
連載『中国医学情報』220 片頭痛の梅花鍼治療効果をMRIで観察―常軌鍼併用治療とランダム化比較 ほか
2023.07.10
☆片頭痛の梅花鍼治療効果をMRIで観察―常軌鍼併用治療とランダム化比較
北京中医病院順義病院・王菲菲らは、片頭痛への梅花鍼治療効果をMRI(磁気共鳴画像)で観察し、常軌鍼併用治療と比較(上海鍼灸雑誌、2022年12期)。
対象=入院患者120例(男44例・女76例)、平均約42.5歳、平均罹患期間約9年。これをランダムに梅花鍼単独群57例・併用群63例に分けた。
治療法=両群とも毎日1回・毎週5回で計1カ月間。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』柔整施術所の広告に関して どういった名称なら医師会はNGを出すのか
Q&A『上田がお答えいたします』柔整施術所の広告に関して どういった名称なら医師会はNGを出すのか
2023.07.10
Q.
今年度中にも厚労省から「広告に関するガイドライン」が発出されて、整骨院を名乗れなくなると知りました。では、医師会は柔整師の施術所のどういった名称にNGを出すのでしょうか。 (さらに…)
柔整療養費のオンライン請求WG 第4回会議の議事要旨公開
柔整療養費のオンライン請求WG 第4回会議の議事要旨公開
2023.07.10
6月8日に開催した柔整療養費のオンライン請求に関する4回目のワーキング・グループの議事要旨が、厚労省ホームページで6月30日に公開された。導入に際して、現行の療養費システムと医科等(診療報酬)の仕組みのどちらを採用するか、意見が割れているようだ。以下は、要旨の一部。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』227 混沌
連載『汗とウンコとオシッコと…』227 混沌
2023.07.10
長きに渡る梅雨で気圧が低い状態が続いている。時おり晴れ間があれば、さすがに夏だ。気温も湿度もみるみる上昇し、蒸し暑い不快な状態が身体を蝕む。だが、明け方はまだ窓を開けるとヒヤッと寒い。夜露が降り、日中との気温と湿度の差が激しくなるのだ。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第5回 鍼灸1.0:昭和の鍼灸―地域医療の補助的な役割としての鍼灸
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第5回 鍼灸1.0:昭和の鍼灸―地域医療の補助的な役割としての鍼灸
2023.07.10
鍼灸治療は時代と共にその役割を変えてきました。そのため、時代の変遷を知ることが鍼灸の未来を考える上で大切なことだと思います。ただ、昭和以前と以後では、公衆衛生や医療体制が大きく異なるため、現代のような医療体制になる昭和後半からまとめてみましょう。 (さらに…)
今日の一冊 職場のメンタルヘルス・マネジメント―産業医が教える考え方と実践
今日の一冊 職場のメンタルヘルス・マネジメント―産業医が教える考え方と実践
2023.07.10
職場のメンタルヘルス・マネジメント―産業医が教える考え方と実践
川村 孝 著
ちくま新書 924円
精神疾患が原因の休退職・労災認定・過労自殺が年々増加を続けており、それらの多くに職場での人間関係が強く絡んでいる。
相手の言動に違和感や戸惑いを覚えた時点で産業医に相談するのがベターだと筆者は語る。
本書では、①問題を防ぐ合理的な働き方、②心的・脳的多様性の理解、③職場内での制度整理の3部構成で、ケースや症状別に掘り下げる。
30年以上にわたり民間企業の産業医を務める筆者の豊富な経験をもとに、人事労務担当者が押さえておくべき予防メンタルヘルスのいろはを解説してくれる。
編集後記
編集後記
2023.07.10
▽「重複」、「早急」、「固執」。皆さんはこれをどう読むでしょうか?
「ちょうふく」、「さっきゅう」、「こしゅう」が本来の読み方ですが、別の読み方が広がり、今ではそちらが広く使われている「慣用読み」といわれる言葉たちです。
以前、小中学生向け進学塾で国語を教えていた経験からか、こういった言葉や「ら抜き言葉」、「さ入れ言葉」などの怪しい日本語に少し敏感です。
記者として文字を扱う以上、正しく・読みやすく・美しい文章をお届けできるよう、日々、書いては消してを繰り返しています。
他にもあるのかと調べてみると、意外とたくさんあるようで、「輸出」、「消耗」、「漏洩」など、当然のように口にしていた言葉もありました。
うーん、修業が足りないな……。(今)
柔整国試漏えい、財団「再発防止委」が実態報告
柔整国試漏えい、財団「再発防止委」が実態報告
2023.06.30
昨年秋に発覚した柔整師国家試験の問題漏えい事件で、公益財団法人柔道整復研修試験財団が設置した「再発防止委員会」が、事実の調査や原因究明、再発防止策をとりまとめ、財団に報告したことが分かった。財団が6月29日にホームページで伝えている。
同報告では、漏えい事件の経緯や経過が詳細に示されており、三橋・黒田の両受刑者のほかにも、業界関係者の実名が記されている。漏えいによる試験結果への影響、事態の深刻さにも言及し、それを踏まえた再発防止の提言も報告されている。
財団は、「報告書で示された再発防止策を着実に実施し、柔整師及び本試験制度の信頼回復を図っていく」としている。
今後弊紙で詳しく取り上げる予定。
あはき療養費のオンライン化を来年度から検討、閣議決定
あはき療養費のオンライン化を来年度から検討、閣議決定
2023.06.27
政府が6月16日に閣議決定した「規制改革実施計画」の中に、柔整・あはき療養費のオンライン請求に関する今後の方針が明記されていた。
同実施計画は、電子カルテなど医療データの利活用促進に向けた法整備等を盛り込んだ答申(規制改革推進会議のとりまとめ)を踏まえ、定められた。
柔整療養費については、オンライン請求の導入及び請求が原則オンラインで行われるために必要な措置を検討し、令和6年度に結論づけるとしている。
また、あはき療養費のオンライン請求についても言及されており、令和6年度に検討を始め、柔整の議論の進捗等を参考に、課題を検討して早期に結論を得るとした。
令和5年『規制改革実施計画』(令和5年6月16日閣議決定)
全整協、伊佐厚労副大臣へ要望提出 整骨院運営の厳しい現状、訴える
全整協、伊佐厚労副大臣へ要望提出 整骨院運営の厳しい現状、訴える
2023.06.23
個人契約の柔整師団体で構成する「全国柔道整復師統合協議会」(全整協)が6月7日、伊佐進一厚生労働副大臣と面談し、近年の整骨院・接骨院を取り巻く厳しい現状を訴えるとともに、施術所に対する物価高支援の拡充に関する要望書を提出した。 (さらに…)
『医療は国民のために』369 「医療DX」ってなあに?
『医療は国民のために』369 「医療DX」ってなあに?
2023.06.23
「医療DXに療養費の情報を取り込むことが国民へのメリットにつながる」「電子請求様式について医療DXではビッグデータの活用が不可欠である」――といった記載を、先日公表された「柔整療養費のオンライン請求ワーキング・グループ」の議事要旨で目にした。そもそも、柔整業界、さらには個々の柔整師は「医療DX」について、どれだけ知っていて、関心があるのか? 今後のオンライン請求に向けた議論の論点にもなっているので、解説したい。 (さらに…)
兵庫県鍼灸師会春季学術講習会 メディアを活用した新戦略
兵庫県鍼灸師会春季学術講習会 メディアを活用した新戦略
2023.06.23
兵庫県鍼灸師会の第1回学術講習会が5月28日に兵庫県鍼灸師会館(神戸市中央区)にてオンラインとのハイブリッドで開催された。講師の菅哲也氏(すが鍼灸治療院・院長)が健康経営市場参入とプレスリリースを用いたメディア戦略について自身の経験を交えて解説した。 (さらに…)
治療院×札幌市立大学 産学連携プロジェクト 東洋医学をデザインで表現する
治療院×札幌市立大学 産学連携プロジェクト 東洋医学をデザインで表現する
2023.06.23
北海道の治療院と札幌市立大学が、東洋医学に初めて触れる人のためのイラストを制作する産学連携プロジェクトを実施。昨年8月に始まり、この春、個性豊かな作品が完成した。 (さらに…)
柔整療養費の令和5年度施術管理者研修 10月以降の開催日程決まる
柔整療養費の令和5年度施術管理者研修 10月以降の開催日程決まる
2023.06.23
8月開催の二次募集も始まる
柔整療養費の受領委任を取り扱う上で義務化されている「施術管理者研修」の令和5年度下半期の開催日程が発表された。
10月から令和6年3月までに計5回開催される(下表参照)。いずれもオンライン研修で実施され、一部で会場視聴も可能。費用は2万円。また、8月の開催分について、追加の募集も決定した。
同研修は2018年7月からスタートし、開始から既に5年近くが経つ。研修修了を認定する「修了証」の有効期間が5年間となっているため、期限切れに注意するよう呼びかける団体もあり、申込み殺到も懸念されている。早めの対応が必要となりそうだ。
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第3回 基準緩和型通所介護の運営とは?
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第3回 基準緩和型通所介護の運営とは?
2023.06.23
今回は、総合事業の「基準緩和型通所介護」(通所型サービスA)を運営するに当たっての情報を紹介します。 (さらに…)