連載『中国医学情報』240 産後腹直筋分離(DRA)87例での常軌リハビリ法と鍼法併用―ランダム化比較 ほか

  • TOP
  • 連載『中国医学情報』240 産後腹直筋分離(DRA)87例での常軌リハビリ法と鍼法併用―ランダム化比較 ほか

投稿日:2025.03.05

連載あはき

☆産後腹直筋分離(DRA)87例での常軌リハビリ法と鍼法併用―ランダム化比較

 江蘇省揚州大学付属淮安市婦幼保健院・張彩侠らは、産後腹直筋分離(Diastasis Recti Abdominis:DRA。白線離開)の患者で、常軌リハビリ法群とそれに鍼法併用をした群を比較(中国鍼灸、2024年2期)。

 対象=同院骨盤底リハビリ・産後保健科が募集したDRA87例。いずれも産後6~8週間のエコー検査で腹直筋分離距離>2cm(欧州ヘルニア学会ガイドライン)などの診断基準(中国婦産科臨床雑誌2021年22巻2期)に符合する患者で、これをランダムに常軌群43例・併用群44例に分けた。常軌群:平均年齢28.7±3.2歳・出産回数1.8±0.4回、併用群:平均年齢29.0±3.2歳・出産回数1.8±0.5回。

 治療法=両群とも計2週間治療。

<常軌群>治療師の指導でエクササイズ。
①腹式呼吸―仰臥位で両手は臍に置き腹式で吸い、次に腹部を限度まで収縮させて吐いた後、5~10秒間息を止める。これを1呼吸として毎回10分間・1日3回

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

連載あはき

この記事をシェアする

広告 ×

【入会金0円 レセコン0円 シンプルな料金体系】 全国4,000名の柔道整復師に選ばれる、40年の歴史を誇る日本最大の厚労省認可団体! 全国柔整鍼灸協同組合は、整骨院の経営全体を徹底サポート!

全国柔整鍼灸協同組合OPEN