連載『中国医学情報』224 高齢者の中・重度の過活動膀胱に対する鍼治療の尿流動態検査―現代薬とのランダム化比較 ほか

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投稿日:2023.11.10

あはき連載
☆高齢者の中・重度の過活動膀胱に対する鍼治療の尿流動態検査―現代薬とのランダム化比較

 江蘇省連雲港市中医院・姚文平らは、高齢者の中・重度の過活動膀胱(OAB。中医:淋証―腎虚証)に鍼治療を行い、現代薬群と尿流動態検査などを比較(鍼灸臨床雑誌、2023年6期)。
 対象=OAB 70例(男29例・女41例)、平均約68.5歳、平均罹患期間約37カ月、排尿:日中8回以上・夜間2回以上、尿量200mL/回未満、あるいは切迫性尿失禁現象などあり、過活動膀胱症状質問票6点以上。これをランダムに鍼群・薬群各35例に分けた。

 治療法=飲水量1日1300~1800mL以内で、就寝2時間前の過量飲水を避けさせる。治療期間8週間。

<現代薬>コハク酸ソリフェナシン錠5mgを毎日1回服用。

<鍼>
①取穴―腎兪・次髎・中髎・会陰・三陰交(以上すべて左右)。

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