伝統医学の国際標準化のこれまで 第11回政治×鍼灸 

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投稿日:2023.09.25

あはき

日本側の代表の一人、東郷氏が振り返る

 鍼灸師がオンライン上で「政治」を語り合うイベント『政治×鍼灸』が8月31日に開かれた。11回目の今回は、伝統医学の国際政治の場といえる「国際標準化」に長年関わっている東郷俊宏氏(順天堂大学協力研究員)がゲストに呼ばれ、国の代表の一人として参加した国際会議等の経験や、それを踏まえたグローバルな視点から見た日本鍼灸について語られた。

2005年から国際会議に参加する東郷氏

2009年以降、WHOとISOで激論
「モノ」と「情報」に議題集約

 伝統医学領域における国際標準化の動きが始まったのは1980年代以降で、WHO(世界保健機関)により鍼灸関連では基本用語の標準化などから進められた。東郷氏は2005年から会議に参加し、当時立ち上がっていたいくつかのプロジェクトの中で、伝統医学用語・情報の標準化に携わるようになったという。2009年以降は、WHOのみならず、ISO(国際標準化機構)でも伝統医学領域の国際標準化に係る大きな会議が開かれるようになり、特に中国と韓国と「やりあった」と語った。

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あはき

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