柔整オン請、WGで議論を再スタート 昨年度末の「中間とりまとめ」以来
2025.10.16
投稿日:2025.10.21
後藤陽正 (筋・骨格画像研究会)
柔道は対人接触の多い競技であり、瞬発的な投げ技や受け身動作など関節に過度の負荷が加わる場面も少なくない。特に成長期にある小・中学生では、骨端軟骨板が未成熟であるため、外傷の影響が骨の成長障害や関節変形といった長期的な機能障害に発展する危険性がある。
本症例は、柔道錬成大会に参加中の中学生男子に生じた「脛腓両骨遠位端骨端軟骨板損傷」について、救護活動中の超音波観察により早期に評価できた一例として報告する。
男子生徒は中学2年の柔道選手。練習試合中に相手から大外刈りを受けた際、右足部が畳に引っ掛かる形となり、足関節が過度に背屈強制されて損傷。
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