連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第22回 還元型社会と鍼灸・整骨院―ソーシャル・インパクト・ボンドとは?

  • TOP
  • 連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第22回 還元型社会と鍼灸・整骨院―ソーシャル・インパクト・ボンドとは?

投稿日:2024.12.12

あはき柔道整復連載

 鍼灸・整骨院はコンビニよりも数が多いことが知られています。そう考えると、鍼灸・整骨院が地域にどのように関わっていくのかで地域の健康・医療は大きく変わっていくと思われます。

 現在の鍼灸・整骨院の業務は、主に患者さんへの治療です。しかしながら、これからの時代では、治療だけでなく、健康教室やwell-beingに関する事業も地域の健康を考える上で大切になるでしょう。しかし、地方自治体にも潤沢な資金があるわけではないので、現段階では健康教室などの予防事業は保健事業として積極的には行われていません。

 ただ、地方自治体の資金が潤沢になることは実質難しいでしょう。となると、行政や地域からお金が貰えなければやらないという発想を変えなければなりません。そこで、注目されているのがソーシャル・インパクト・ボンド(Social Impact Bond;以下、SIB)という考え方である。

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

あはき柔道整復連載

この記事をシェアする

広告 ×

【入会金0円 シンプルな料金体系】 全国4,000名の柔道整復師に選ばれる日本最大の団体! 40年の歴史を誇る厚労省認可団体全国柔整鍼灸協同組合は、整骨院の経営全体を徹底サポート!

全国柔整鍼灸協同組合OPEN