連載『食養生の物語』135『鬼子母神とザクロ』

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投稿日:2024.08.25

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 「恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)」。思いがけず、相手の才能や手腕などに気づかないでいたことを思い知らされたときに「おみそれしました」「恐れ入りました」という意味で使われる洒落言葉です。天女のような姿で子どもを抱き、右手にはザクロの実を持つ「鬼子母神」の祀られている東京都台東区入谷の真源寺に由来します。他にも日蓮宗や法華宗の寺院で多く祀られています。

 鬼子母神には諸説ありますが、自らの大勢の子らを育てるために他人の子に悪さをしていたのを、釈迦が見咎めて、ザクロを与え、仏の道に帰依させたといわれています。ザクロに女性ホルモンのエストロゲンが含まれていると話題になったのは1990年代の後半ですが、実は古くから知られていたのではないかと驚かされます。

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