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第22回あはき療養費検討専門委員会 12月からの料金改定で大筋合意

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改定時期の遅れを業界側が陳謝

 10月29日、都内で第22回あはき療養費検討専門委員会が開かれ、令和2年度の料金改定案が厚労省より提示された。12月から施行される予定で、改定率は「0.27%」とプラス改定となる。
 ただ本来であれば、柔整療養費と同様に6月頃に改定される予定だったが、半年も改定時期がずれ込んだ。この遅れについて、あはき業界側の委員からお詫びの言葉を口にする場面が見られた。

訪問施術制度は次回へ見送り

 料金が引き上げられる項目は、はり・きゅうで初検料が60~90円増の1,770~1,850円、施術料が10~20円増の1,550~1,610円。あん摩マッサージ指圧で1局所当たりのマッサージが10円増の350円となる。また、変形徒手矯正術がマッサージの加算(1肢当たり450円)として整理されるほか、往療料では4㌔超の場合が150円引き下げられて2,550円に減額されるなどの案が示された。

 当初導入されることが予定されていた訪問施術制度(往療料の距離加算を廃止し、施術料と往療料を包括した料金)は見送られ、次回改定に向けて引き続き検討される。

 当日の会議では、冒頭に日本鍼灸師会副会長の中村聡氏がここまでの改定をめぐる経緯に言及。「本来、もっと早くこの会議は開かれるものだったが、

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