『医療は国民のために』390 実のある療養費オンライン請求にするためにも社会保険診療報酬支払基金へ期待する

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 政府が推し進める医療DXの一つとして、マイナンバーカードと健康保険証を一体化したマイナ保険証は、工程表通りに進捗していくものと思われる。2024年度の社会保険診療報酬支払基金の事業計画を見ると、これとリンクするかのように、基本方針として「マイナ保険証の利用環境の整備と医療DXの取組の抜本的強化」が明記されている。

 今後、医科の分野で電子処方箋管理・電子カルテ情報など、支払基金を挙げて医療DXの推進役を担っていくという強い姿勢が見てとれて、頼もしい限りだ。

 支払基金は、今般開始された柔整・あはき療養費に係るオンライン資格確認(オン資)のシステム対応も手掛けている。これは、支払基金の予算に柔整・あはきのオン資に係る運用経費が計上されていることから分かる。そして、療養費のオンライン請求の方策作りも中心となって務めるであろう。

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あはきオンライン資格確認柔道整復療養費・保険

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