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2024.11.19
投稿日:2024.01.10
☆慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群に対する鍼治療効果―ランダム化比較
安徽省中西医結合病院鍼灸リハビリ科・李博らは、慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群(CP/CPPS、中医学「淋証」)への鍼治療効果を、シャム鍼(偽鍼)群と比較(中国鍼灸、2023年6期)。
対象=CP/CPPS42例―前立腺から外周への放散痛・不快感が、最近半年に3カ月以上反復持続。米国のNIH慢性前立腺炎症状スコア(NIH-CPSI)15点以上(疼痛不快感・排尿症状・QOLの3領域で合計0~43点。日本語版と若干違うようである)。平均約32歳(21~49歳)、平均罹患期間約6.3年(0.3~20.3年)、平均NIH-CPSI約27.9点。これをランダムに鍼群・シャム鍼群各21例に分けたが、鍼群に脱落者1例あり。
治療法=計8週間。前4週間は2日1回・週3回、後4週間は週2回、合計20回治療。
<鍼群>①取穴―左右の腎兪・中髎・会陽・三陰交。②操作―腎兪・三陰交は、0.30×40mmの毫鍼で直刺30mm。中髎・会陽は、0.30×100mmの毫鍼。中髎には、矢状軸と30~40°の角度で尾椎方向に斜刺60~80mmし、会陰部に鍼感を放散。会陽には、皮膚と70°の角度で恥骨結合方向に斜刺60~80mmし、局部にだるく腫れぼったい感覚。得気後に10分おきに小幅の提挿捻転平補平瀉法をし、置鍼30分間。
<シャム鍼群>①取穴―左右の腎兪・中髎・会陽の外側各2cmの部位と、三陰交の高さで脾経と腎経を結んだ線の中点。②操作―0.30×25mmの毫鍼で直刺2~3mm、手技なし置鍼30分間。比較後、鍼群と同じ治療で補償。
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