連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第11回 アプリ開発

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投稿日:2024.01.10

あはき柔道整復連載

 電子カルテ、遠隔医療、手術ロボットなど様々な医療分野においてITの活用が進んでいます。同様に、スマートフォンのようなモバイル端末を用いて、身近に医療行為や医療・健康のサポートを行う「モバイルヘルス(mHealth:エムヘルス)」も急速な広がりを見せています。

 インドのリサーチ会社「Mordor Intelligence」が2018年3月に発表したレポートによると、2017年の世界のmHealth市場規模は242億米ドル(約2兆7,000億円)でしたが、2023年には1,100億米ドル(約12兆4,000億円)と、約4.5倍に拡大すると予測されており、年平均成長率は28.7%と今後も成長を続ける領域とされています(下グラフ)。そして、今後その中心になるのが健康アプリと治療アプリです。

 前者は健康を管理するためのアプリで、歩行数や食事、睡眠などを測定することで健康を管理し、疾患の予防に役立てる目的で開発されています。後者は病気の治療目的に開発されたアプリで、薬を服用するように毎日アプリを利用することで、病気の改善を目指します。2010年にアメリカで開発された糖尿病のアプリを皮切りに、高血圧、うつ、統合失調症など様々なアプリが開発されており、健康と医療の両方にmHealthは用いられています。

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