第17回社会鍼灸学研究会 「商品化社会」での鍼灸を考察

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投稿日:2022.10.25

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 第17回社会鍼灸学研究会が9月18日、19日、オンラインで開催された。『鍼灸のアイデンティティーを求めて―「商品化社会」における鍼灸』をテーマに、様々な立場から報告が行われた。

岡山商科大学法学部客員教授・村岡潔氏

 岡山商科大学法学部客員教授の村岡潔氏は、医療人類学の考え方に基づく「多元的医療システム」(PMS)を概説した上で、鍼灸の目指すべき立ち位置について語った。
 PMSとは、社会や集団の中で日々繰り返される健康・医療を保持するための営み(ヘルスケア)が、多層構造的に存在していることを指す概念で、大別して、▽大衆セクター、▽民俗セクター、▽専門職セクターの3つに分類される。

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