連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』33 感染症の世界史

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投稿日:2021.01.08

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 京都府鍼灸師会会報の「会長緒言」で『感染症の世界史』(石弘之著)という書籍が紹介されており、面白そうなので早速取り寄せて読んでみました。内容は、人類が今まで遭遇してきた様々な感染症との闘いの記録。ただあまりにざっくりすぎて、まるで年表や概略のオンパレードのように思えましたが、辛抱強く読み進めていくと、人類は「右往左往」しながらウイルスと「いたちごっこ」を繰り返してきたことが分かります。微生物は当然我々人類が登場するはるか昔から存在しています。そんなバイキンだらけの中に最新参としてヒトが誕生した時点から奴らと闘わねばならない宿命を背負っていて、それに終わりは無いことをくどいほどに説明しています。免疫学をある程度勉強していると、病原菌との闘い方が多種多様なのもリアルに感じ取ることができます。

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