シェア型治療院『ツボ×ラボ』が昨夏開設、業界に新しい働き方を提案

あはき

鍼灸マッサージ師を対象に施術スペースをシェア、「開業or勤務の二者択一でなく、段階的に成長できる場を」
 
 近年、場所やモノ、移動手段などをシェア(共有)して使う「シェアリング」が様々な分野で浸透する中、新たな開業モデルとして治療院でも広がり始めている。大阪中心部のほど近くにある『ツボ×ラボ はり・きゅう・指圧処』(大阪市北区)は、昨年7月に国家資格者の鍼灸マッサージ師を対象とする「シェア型治療院」を開設した。個室の施術スペースを5室完備し、自由な時間に治療で使えるよう場所を提供している。
 運営するのは株式会社QVファクトリー(同)で、代表取締役の是永裕次郎氏は、「開業か、勤務かの二者択一ではなく、施術者が安心してチャレンジできる場 (さらに…)

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2026年2月20日号

第32回柔整療養費専門委、「令和8年度料金改定」の議論始まる

柔道整復療養費・保険速報ほか

改定率にとらわれない「物価高対応分」の上乗せ求める
 6月スタートに向けた「令和8年度料金改定」について話し合う「第32回柔道整復療養費検討専門委員会」が1月30日、都内で開かれた。
 冒頭、厚労省より検討項目が示され、「物価高騰等への対応」のほか、2年前の前回改定から引き続き検討を要する項目として、「明細書発行体制加算を中心とする明細書交付の仕組み」や「患者ごとに償還払いに変更できる事項」などが挙げられた。ただ、今回は改定議論を行う最初の機会ということもあり、柔整業界側、保険者側双方から広く意見・要望などを受け付け、今後の方向性を決める前哨戦の位置づけで議論が行われた。
 柔整療養費の改定は、ほぼ同時期に実施される診療報酬改定に紐づけられて、過去より改定財源が決まってきたが、昨今の物価高騰等に伴い前回改定では緊急対応が取られ、今回の令和8年度改定でも引き続き「物価高騰等への対応」という上乗せ分が盛り込まれる方針だ。
 これに関して、日本柔道整復師会(日整)の藤川和秀氏は、「昨年末に診療報酬の改定率が決定したが (さらに…)

第35回あはき療養費専門委、「物価高対応」や「訪問施術料見直し」が焦点

速報あはき療養費・保険ほか

「令和8年度料金改定」議論開始、厳しい治療院運営への手当を要望
 
 1月30日、『第35回あはき療養費検討専門委員会』が都内で開催され、「令和8年度料金改定」に向けた議論が開始された。
 厚労省から主な検討項目として、▽物価高騰等への対応、▽訪問施術料の見直し、▽マッサージの料金包括化、▽オンライン請求の導入が挙げられ、様々な意見や要望を含めた話し合いが行われた。
 近年の療養費改定では、医科等の診療報酬改定と同様に、物価高騰等に伴う経営環境の悪化に考慮した緊急対応的な措置が取られており、今回の令和8年度料金改定でも盛り込まれる方針が示された。
 日本鍼灸師会の小林潤一郎氏は、「鍼灸院の経営実態の一例として、ディスポ鍼が1本あたり (さらに…)

商品紹介 山正『長生灸Non-smoke ソフト』

あはき商品紹介ほか

ノンスモークに「やさしい低温度タイプ」追加、1月21日新発売
 株式会社山正(滋賀県長浜市)が、「ノンスモーク」と「低温」の特徴を兼ね揃えた新商品『長生灸Non-smoke ソフト』を1月21日より発売した。
 同社では独自の炭化もぐさを熱源とした煙が出ない台座灸「長生灸Non-smoke」を2024年にリリースしており、今回、低い温度帯の「ソフト」タイプを新たに加え、シリーズのラインアップを拡大した。
 スモークレスのためテナントや往療などあらゆる場面で施灸ができるほか、温度を低く設定したことで、肌の中でも繊細な場所やフェムケアにも活用可能。また、従来品の「レギュラー」タイプと使い分けることで施術の幅も広がる。
 台紙のカラーには、落ち着いた雰囲気のシャンパンピンクを採用。入数は200壮入と600壮入の2種。製品に関する問い合わせは同社(0749-74-0330)へ。製品情報はホームページ(https://moxa.net/products/chosei/)より。

【レポート】ベトナムの国立伝統医学研究所・医学病院創立50周年記念式典等に参加

あはき柔道整復災害ほか

ベトナム医療関係者ら500人を前に
日本の鍼灸マッサージ師による災害支援活動を報告
執筆者:公益社団法人日本鍼灸師会危機管理委員会委員長・是元佑太
 令和7年12月22日、ベトナム・ホーチミン市内で開催された『国立伝統医学研究所・国立伝統医学病院創立50周年記念式典』及び『国際科学会議』に参加しました。
 今回、主催者側から「日本における伝統医療をどのように災害に生かしているのかを是非伺いたい」と、国際医療技術財団(JIMTEF)を通して依頼があり、鍼灸業界の一員として足を運びました。
 会場となった、市内中心部の「タンソンニャット・パビリオン・コンベンションセンター」には500人を超える参加者が集い、国内外から多くの医療関係者、研究者、行政関係者が出席する盛大なものでした。同研究所・病院は、1975年の設立以来、50年にわたってベトナム国内の伝統医学の発展に尽力し、国民医療への貢献を続けてきました。今回、その功績を振り返るとともに、さらなる伝統医学と現代医学の統合と進展を展望する重要な節目として催されました。
 記念式典では、まず同研究所所長のホー・バン・ハン医師による開会の辞が述べられ、 (さらに…)

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