第24回 柔整専門委 「復委任団体の活用も」柔整側提案 全ての施術所の移行目指すなら有益
2023.07.25
関連性強い項目まとめ議論、令和6年度末に最終方針を
7月13日の第24回柔整療養費検討専門委員会では、WG報告に対して柔整業界・保険者の委員らがそれぞれ意見を述べた。全国柔道整復師連合会の田畑興介氏は、どの施術所も置き去りにしない完全なペーパーレス申請を目指すなら、個人請求の復委任団体を活用してほしいと要望。 (さらに…)
第24回 柔整専門委 「復委任団体の活用も」柔整側提案 全ての施術所の移行目指すなら有益
第24回 柔整専門委 「復委任団体の活用も」柔整側提案 全ての施術所の移行目指すなら有益
2023.07.25
関連性強い項目まとめ議論、令和6年度末に最終方針を
7月13日の第24回柔整療養費検討専門委員会では、WG報告に対して柔整業界・保険者の委員らがそれぞれ意見を述べた。全国柔道整復師連合会の田畑興介氏は、どの施術所も置き去りにしない完全なペーパーレス申請を目指すなら、個人請求の復委任団体を活用してほしいと要望。 (さらに…)
第26回 あはき専門委 令和6年度改定議論スタート
第26回 あはき専門委 令和6年度改定議論スタート
2023.07.25
前回積み残し含む5つのテーマ
7月14日、第26回あはき療養費検討専門委員会がオンラインで開催された。令和6年度の次期料金改定を1年後に控え、これまでより早い時期からの改定議論をスタートさせた。
厚労省が俎上に載せたテーマは5つで、▽往療料の距離加算の廃止、▽離島や中山間地等に係る「特別地域加算」の創設、▽マッサージ及び変形徒手矯正術の施術の料金包括化の推進、▽訪問施術料(訪問施術制度)の創設、▽同一日・同一建物への施術(下一覧参照)。前者3つは、前回改定時に議論を重ねたものの実施が見送られたテーマだ。
(さらに…)
第73回日本東洋医学会学術総会 鍼灸師活躍の機会 様々な現場からアピール
第73回日本東洋医学会学術総会 鍼灸師活躍の機会 様々な現場からアピール
2023.07.25
日本東洋医学会の第73回学術総会が6月16日から3日間、福岡市博多区の福岡国際会議場とオンラインで行われ3700人以上が参加した。大会テーマは『あなたの漢方わたしの漢方―オンリー1とナンバー1』。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』215 AI技術で働き方が変わる
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』215 AI技術で働き方が変わる
2023.07.25
異常な暑さが続いていますが、涼しくお過ごしでしょうか? 私は、うっかり海で日焼け止めを塗らず、ラッシュガードも着ずに10〜20分過ごしたために、背中がひどいやけど状態に。こんなに日焼けしたのは学生時代以来です。大失敗してしまいました。皆さんもお気をつけください。 (さらに…)
三和書籍から新刊 パニック障害は鍼でなおせる 深層筋鍼法とセルフケアの極意
三和書籍から新刊 パニック障害は鍼でなおせる 深層筋鍼法とセルフケアの極意
2023.07.25
三和書籍から新刊『パニック障害は鍼でなおせる―深層筋鍼法とセルフケアの極意』が発刊された。著者は鍼灸師の角谷敏宜氏(なおし家鍼灸院)。A5判、264項、4,400円(税込)。
IT社会となっている近年増え続けている現代病のひとつ、パニック障害は一般的に精神や脳の病気と考えられている。しかし角谷氏は、ほぼ100%のパニック障害の人に「首と胸のコリと食いしばり」があり、それらの改善が治療の要であると気づく。
「表層のコリ」の原因となる筋膜のよじれや、慢性化し腱の硬化や癒着でおこる「骨ぎわのコリ」や「骨膜のコリ」に注目し、臨床を通し確立した「深層筋鍼法」で治療する手順を紹介。
問診項目や触診、使用する施術点や刺入のポイントなどを詳しく解説する。施術の効果を高める症状別セルフケアも公開し、パニック障害は体から治せる予防可能な症状だと力強く説く。
(さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』220 前距腓靱帯損傷
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』220 前距腓靱帯損傷
2023.07.25
竹本晋史(筋・骨格画像研究会)
20歳代女性。サッカーの試合中、相手とボールを奪い合った際、左足関節を内反強制された。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 マイクロカレント治療の療養費算定について
Q&A『上田がお答えいたします』 マイクロカレント治療の療養費算定について
2023.07.25
Q.
施術効果を促進するため、最近話題の「マイクロカレント」を用いた医療機器は柔整療養費の「電療料」として認められますか? (さらに…)
大阪府鍼灸マッサージ師会第1回生涯研修会 フレアス代表が走る業界の最前線
大阪府鍼灸マッサージ師会第1回生涯研修会 フレアス代表が走る業界の最前線
2023.07.25
7月9日、公益社団法人大阪府鍼灸マッサージ師会の第1回生涯研修会が大阪市阿倍野区の同会館で開催。あはき業界初の上場企業の株式会社フレアス代表取締役会長の澤登拓氏が登壇し、自身の経歴を含めたフレアス設立の経緯や施術業界振興の方策などについて語った。 (さらに…)
連載『食養生の物語』122 『梅酢のソーダ』
連載『食養生の物語』122 『梅酢のソーダ』
2023.07.25
「梅酢がどこにも売ってなくて……」「出回るのは梅雨が明けてからなので、今は一年中で最もない時期かもね」。先日そんな話を患者さんとしました。梅酢は、いわば梅干を漬けた時の副産物なので、本格的に出回るのは夏の土用を過ぎてからになります。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』57 素問・十九 『玉機真蔵論』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』57 素問・十九 『玉機真蔵論』
2023.07.25
この篇では「風は百病の長」という言葉が出てきます。 (さらに…)
『ちょっと、おじゃまします』 癒しの総合商社や! 総合施術家だからできること 京都市南区<癒しマッサージ鍼灸院>
『ちょっと、おじゃまします』 癒しの総合商社や! 総合施術家だからできること 京都市南区<癒しマッサージ鍼灸院>
2023.07.25
「患者さんが安心して、次もお願いしようと思ってもらえるよう心がけています」。まっすぐな言葉で語るのは癒しマッサージ鍼灸院の上茶谷貴之先生。柔整師・鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師の4資格をお持ちで、まさに一人総合治療院といった様相。 (さらに…)
今日の一冊 あした話したくなる おもわずびっくり身近な科学
今日の一冊 あした話したくなる おもわずびっくり身近な科学
2023.07.25
あした話したくなる おもわずびっくり身近な科学
金子 丈夫 著
朝日新聞出版 1,100円
つい誰かに教えたくなる面白ネタを集めた『あした話したくなる』シリーズの科学編。身の回りの物事から、身近な生き物、人間の不思議などを紹介する。
「カラスは仲間のお葬式をする」「花粉症の人はトマトにも気を付けて」など50の話題を各見開き1ページで解説する構成で、「えっ!」と驚きながら学ぶことができる。
ほかにも科学の発展に貢献した人物をマンガで知る「すごい! 発明家伝説」や、科学にまつわるギネス記録、科学クイズもあり。子どもも大人も楽しく科学に親しめる夏休みにおすすめの一冊。
編集後記
編集後記
2023.07.25
▽梅雨明けを待たずセミが鳴き始めましたね。大阪はクマゼミ全盛で「シャシャシャ」と本当やかましい。随分前に取材で茨城県に行った際はミンミンゼミの「ミーンミンミンミン」の伸びやかな声が心地よく、つい先日も東京取材で聞いたアブラゼミの「ジリジリジリ」はやや遠慮気味でよかった……いや地元の人からしたらどのセミもうるさいですね。隣の芝生は青く見えるのかな。
さて、昆虫好きの小3の次男にクマゼミ以外の声が聞けたと話したら「今度捕まえてきて」と返ってきました。虫かごを持った業界記者。ちょっとネタになるかなと思ったが断念。
先日の東京帰りの新幹線で子犬をペット用キャリーバックに入れた客が隣に。2時間半の間に3回も吠えられました。セミの声はこの比ではないですからね。(和)
高騰続ける光熱費等への支援金、施術所も対象
高騰続ける光熱費等への支援金、施術所も対象
2023.07.10
申請手続き順次始まる
光熱費等の高騰で経営が圧迫されている施術所を支援しようと、全国各地で新たな支援策が示されており、7月に入り、人口の多い都道府県でも支援金交付に向けた申請手続きが始まる(7月6日時点)。 (さらに…)
施術者団体でトップ交代、相次ぐ
施術者団体でトップ交代、相次ぐ
2023.07.10
日整は長尾氏、日鍼会は中村氏、日保連は山﨑氏
5月から6月にかけての総会シーズンが終わり、今年度はトップの交代が相次ぎ、新体制で臨む施術者団体が目立つ。
日本柔道整復師会(日整)は6月25日に通常総会を開催し、長尾淳彦氏(京都府)が新会長となった。長尾氏は副会長だった今年2月に突然辞任し、今回の会長選に立候補していた。日整会長の交代は、この1年半ほどの間に任期途中の解職も含め3度目となる。副会長には竹藤敏夫氏(茨城県)と森川伸治氏(愛知県)が選ばれた。
日本鍼灸師会も6月18日に定時代議員総会を開き、新会長に中村聡氏(静岡県)を選出した。副会長は3人で、小林潤一郎氏(東京都)、児山俊浩氏(愛知県)、安田政寛氏(長野県)が選ばれた。
また、日本保健鍼灸マッサージ柔整協同組合連合会は6月18日の総会で山﨑正隆氏(広島県)を新理事長に選任した。副理事長には勝浦政夫氏、専務理事には上田孝之氏が就いた。
『医療は国民のために』370 柔整オンライン請求の議論は業界側も保険者側も内部で意見が一致しない
『医療は国民のために』370 柔整オンライン請求の議論は業界側も保険者側も内部で意見が一致しない
2023.07.10
柔整療養費のオンライン請求の導入に向け、今年に入り、柔整療養費検討専門委員会の下に「ワーキンググループ(WG)」が設置され、議論が展開されている。既に6月までに4回の会議が開かれ、オンライン請求に係る制度設計や基本方針について活発な議論がされているが、実は基本的な枠組みにおいて全く折り合いがつかない状況のようだ。しかも、施術者側、保険者側のそれぞれで、一枚岩になれない様相を呈しそうだ。 (さらに…)
全日本鍼灸学会第72回学術大会 「鍼灸学の次代展望」テーマに
全日本鍼灸学会第72回学術大会 「鍼灸学の次代展望」テーマに
2023.07.10
公益社団法人全日本鍼灸学会(若山育郎会長、全日)の第72回学術大会が6月9日からの3日間、神戸国際会議場(神戸市中央区)にて開催された。 (さらに…)
日本小児はり学会の第11回特別講習会 リハビリテーションから 発達障害児の小児はりを考える
日本小児はり学会の第11回特別講習会 リハビリテーションから 発達障害児の小児はりを考える
2023.07.10
日本小児はり学会の第11回特別講習会が5月28日にオンラインで開催された。テーマは『小児の発達支援における小児はりの可能性―リハビリテーション専門職から学ぶ』。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』63 副乳―進化の名残
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』63 副乳―進化の名残
2023.07.10
「先生、私、副乳があるんです」――ある女性患者さんから唐突に言われました。
私たちは進化を経てヒトという生き物になりました。進化は様々なものを捨て去り、その代わりに違うものを取り入れ、また形や構造を変えて異なる生き物になることです。それを解明したのがダーウィンです。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』214 支援というものは本当に難しい
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』214 支援というものは本当に難しい
2023.07.10
7月に入りました。今年も半分終わってしまったのですね。東南アジアかと思うような蒸し暑い日もあり、今夏は暑くなるそうなので熱中症には気をつけましょう。訪問診療先でも、冷房をうまく使ってくださいと言って回っています。
先日、神戸で男児殺害事件がありましたが、逮捕された母親が療育手帳保持者であったことは衝撃でした。
四半世紀ほど前に、医学部の授業で知的障害者更生施設を見学したことがあります。その施設は自分で選ぶことができず、一旦入所すると一生そこで過ごす、いわば隔離場所のような状態で、人権に関わるのではないかと職員の方と大いに議論をしました。 (さらに…)