広告検討会 日整、「整骨院不可」の見直し要望
2024.05.24
反省やお詫びを交え「今一度、議論を」
10回目となる「あはき師・柔整師等の広告に関する検討会」が5月20日、都内で開催され、1年3カ月ぶりに議論が再開した。
これまでの会議を踏まえ、厚労省から「ガイドライン(GL)に記載する内容(案)」が提示されたが、柔整側メンバーである日本柔道整復師会(日整)が一転して、既に合意形成された「整骨院の名称を不可」とする事項の見直しを求める訴えを出した。反対意見が出たものの、継続審議となり、GLの議論と並行して引き続き話し合いが行われることになった。
反対出るも継続審議へ望みつなぐ
「整骨院」の名称については、大臣告示に規定されておらず、法令で認められていないとの理由で、検討会においてその使用の是非をめぐって大きな論点となり、前回の第9回会議で「今後、整骨院を新規で名乗る場合に使用できない」とする案が合意された。なお、この案では、既に整骨院を使用する施術所には当面の猶予を与える緩和措置も盛り込まれている。 (さらに…)