過誤調整での清算、改めて無効 橿原市の過誤調整をめぐる住民訴訟
2023.06.09
市の控訴棄却、住民・柔整師側が勝訴
奈良県橿原市が柔整療養費の審査・支払業務で行う「過誤調整(相殺処理)」をめぐり、同市に住む柔整師が原告となって、その業務処理に正当性がないと訴えた住民訴訟の控訴審判決が5月17日、大阪高裁(太田晃詳裁判官)で言い渡された。 (さらに…)
過誤調整での清算、改めて無効 橿原市の過誤調整をめぐる住民訴訟
過誤調整での清算、改めて無効 橿原市の過誤調整をめぐる住民訴訟
2023.06.09
市の控訴棄却、住民・柔整師側が勝訴
奈良県橿原市が柔整療養費の審査・支払業務で行う「過誤調整(相殺処理)」をめぐり、同市に住む柔整師が原告となって、その業務処理に正当性がないと訴えた住民訴訟の控訴審判決が5月17日、大阪高裁(太田晃詳裁判官)で言い渡された。 (さらに…)
全柔協が新体制 新理事長に上田氏、岸野氏は会長へ
全柔協が新体制 新理事長に上田氏、岸野氏は会長へ
2023.06.09
全国柔整鍼灸協同組合(全柔協)が5月28日、令和5年度通常総代会を開催し、その後の理事会で今年度より新体制で臨むことを決めた。
新理事長には上田孝之氏が選出された。前理事長を務めた岸野雅方氏は会長に就任した。専務理事には、前事務局長の塚原康夫氏が選ばれた。
『医療は国民のために』368 奈良県橿原市は療養費をきちんと勉強し柔整師への偏見を捨て猛省すべきだ
『医療は国民のために』368 奈良県橿原市は療養費をきちんと勉強し柔整師への偏見を捨て猛省すべきだ
2023.06.09
橿原市が「療養費」と「療養の給付」をいつまで経っても混同して考えていることから、同市在住の4名の柔整師がその是正を求めて起こした住民訴訟で、1審の奈良地裁判決に続き、橿原市が控訴した2審判決(5月17日言い渡し)でも原告側が勝訴した。今回の住民訴訟を含め、過誤調整の名の下に行われる相殺処理に関連する裁判は、当方全柔協が原告側を支援してきたので、今一度ここで解説したい。 (さらに…)
海外でも活躍する美容鍼灸師 知識やテクニックを紹介 大阪府鍼灸師会令和5年度第一回学術講習会
海外でも活躍する美容鍼灸師 知識やテクニックを紹介 大阪府鍼灸師会令和5年度第一回学術講習会
2023.06.09
美容鍼灸の今とこれから
大阪府鍼灸師会の第一回学術講習会が5月14日に大阪府鍼灸師会館(大阪市北区)とウェブで開かれ199人が受講した。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』62 第18回日本レーザーリプロダクション学会学術集会 in 愛媛 その2
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』62 第18回日本レーザーリプロダクション学会学術集会 in 愛媛 その2
2023.06.09
前回の続きです。標記学会は生殖医療における光治療の活用を中心に発表する学会なのですが、7年前に私が呼ばれて以来鍼灸は毎年発表の定位置を確保するようになりました。そして今後は鍼灸に限らず、統合医療全体を視野に入れた運営に舵を切ることになりそうです。 (さらに…)
柔整・兵庫社団と神戸市 高齢者見守りに関する協定を締結
柔整・兵庫社団と神戸市 高齢者見守りに関する協定を締結
2023.06.09
施術所で、往療先で 地域包括ケアの一環
公益社団法人兵庫県柔道整復師会が4月26日、同県神戸市と高齢者の見守りに関する協定を締結した。同協定は神戸市が平成23年度より開始した「協力事業者による高齢者見守り事業」に基づいたもので、同市のあんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)が兵庫社団のほか、多くの団体と連携することで高齢者の地域見守り活動を全市的に展開している。 (さらに…)
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第2回 基準緩和型通所介護の開業準備とは?
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第2回 基準緩和型通所介護の開業準備とは?
2023.06.09
前回、総合事業の全体的な概要をお伝えし、イメージをつかんでもらったと思います。では今回、どのように総合事業の「基準緩和型通所介護」(通所型サービスA)の開設に向け、準備をすればよいかを説明します。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』212 「健康ガイドライン」策定へ、エビデンス構築にテコ入れを
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』212 「健康ガイドライン」策定へ、エビデンス構築にテコ入れを
2023.06.09
あっという間に5月の爽やかな季節が終わりを告げ、西日本では早々に梅雨入り宣言がなされました。今年はエルニーニョ現象の影響があるらしく、冷夏になるかと思いきや、ラニーニャ現象の影響で、猛暑になるかもしれないのだそうです。極端なのはやめて欲しいですね。 (さらに…)
羊土社から新刊 軟部組織の障害と理学療法 解剖と病態の理解に基づく評価と治療
羊土社から新刊 軟部組織の障害と理学療法 解剖と病態の理解に基づく評価と治療
2023.06.09
株式会社羊土社から新刊『臨床の疑問に答える軟部組織の障害と理学療法―解剖と病態の理解に基づく評価と治療』が発刊。編集はともに理学療法士の坂雅之氏と大路駿介氏。B5判、277項、6820円(税込)。
臨床で遭遇する「困った」を解決! 軟部組織に焦点を当て、カラー画像やイラストとともに解剖や病態を解説する。本書は総論、頸胸部、肩、肘、手、腰殿部、股関節前方、膝、大腿下腿部、足と10章で構成され、章の内容は①解剖、②病態、③評価、④治療の流れで展開する。例えば腰殿部では「腰殿部軟部組織障害と機能解剖」、「軟部機能障害部位の特定と機能評価」、「組織特性を考慮した理学療法プログラムの要点」、「徒手療法・物理療法・運動療法の選択」の4項目、項目内はQ&A形式で知識を整理できるように工夫している。
誌面とリンクする動画もあり。目の前の悩む患者さんを救うヒント盛りだくさんの一冊。
(さらに…)
連載『中国医学情報』219 ニキビの耳穴刺絡・貼圧治療―治療頻度をランダム化比較 ほか
連載『中国医学情報』219 ニキビの耳穴刺絡・貼圧治療―治療頻度をランダム化比較 ほか
2023.06.09
☆ニキビの耳穴刺絡・貼圧治療―治療頻度をランダム化比較
河北中医学院鍼灸推拿学院・高亜玉らは、ニキビ(尋常性痤瘡)患者90例で耳穴への刺絡・貼圧治療の治療頻度別効果を比較(中国鍼灸、2022年6期)。
対象=患者90例、平均21(18~35)歳。これをランダムに3群(週1・週2・週3回)各30例に分けたが、脱落11例。週1群:28例(男4例・女24例)、罹患期間平均62.3カ月、BMI平均20.7。週2群:26例(男10例・女16例)、罹患期間平均66.0カ月、BMI平均21.2。週3群:25例(男7例・女18例)、罹患期間平均60.9カ月、BMI平均21.4。いずれも治療30日以内の服薬と、7日以内の外用薬塗布なし。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』時間外加算・休日加算にかかる「応需」の要件とは?
Q&A『上田がお答えいたします』時間外加算・休日加算にかかる「応需」の要件とは?
2023.06.09
Q.
柔整療養費の時間外加算(540円)や休日加算(1,560円)の要件について、通知で示された「応需」の意味がよく分かりません。これらの加算は実際に行わなければならない環境にあれば当然認められると思いますが、だからといってなんでも加算が認められるというものでもないでしょう。 (さらに…)
2021年度自賠責・都道府県別の柔整施術費 45都道府県で施術費減少
2021年度自賠責・都道府県別の柔整施術費 45都道府県で施術費減少
2023.06.09
全国的に下落幅縮小も減少傾向止まらず
損害保険料率算出機構が毎年春に発行する『自動車保険の概況』から、2021年度の自賠責保険における柔整の都道府県別施術費を前年度比較と併せて掲載する。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』226 過ぎる
連載『汗とウンコとオシッコと…』226 過ぎる
2023.06.09
例年、近畿地方の梅雨入りは6月半ばであるが、今年の梅雨入りはやや早かった。だが、運気論的に火運不及の年周りであるがゆえに地熱が上がらず空気が冷たい。逆に海水の温度が高いために南方で雲が発生しやすく、それゆえの気圧の上昇が雲を北上させて日照量の減少と温度の低下を引き起こしているようだ。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第4回 社会に必要なプラットフォームとは?
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第4回 社会に必要なプラットフォームとは?
2023.06.09
世の中はデータに基づいて判断・アクションする「データドリブン」な社会になりつつあります。データドリブンが注目される理由は、消費者の価値観や行動の多様化により、経験や勘に頼った判断が通用しにくくなってきたからです。 (さらに…)
今日の一冊 スローフード宣言 食べることは生きること
今日の一冊 スローフード宣言 食べることは生きること
2023.06.09
スローフード宣言 食べることは生きること
アリス・ウォータース 著
海士の風 1,980円
ファストフードは「早い・安い・多い・便利」を掲げ人々の欲を満たしてきた。そうした食事やサービスを享受し続けるうち、それらは人々の価値観に影響し、「文化」となった。ファストフード文化が浸透した結果、無個性で、サプライヤーのさじ加減が多大な影響を与える社会になった。
本書はそうした即物的な文化や社会に疑問を投げかけ、「地域や季節に合わせた、多様で顔の見える」スローフード文化を紹介する。高速で止まらない毎日に、「それだけじゃないよ」と気づかせてくれる、そんな一冊。
編集後記
編集後記
2023.06.09
▽副委員長に就任しました。何のか、といえば、子どもが通う小学校のPTAの「ベルマーク委員会」の。
「とうとうお鉢が回ってきた」と妻と話し、しかも「ベルマーク」と聞き、驚き2倍。と思っていたら、近々平日の昼に顔合わせをするというので、都合が付かない妻に変わって出席しました。
勝手な思い込みで「今さらベルマークなんて集まるの?」と思っていたら、前任者が100個近いプラスチックコップを出し、手作業でこれにベルマークを入れて集計するのだとか。AI活用もうたわれる昨今にあって何ともいえないモヤモヤ感……自動ベルマーク仕分け機なんてものはないの……と他の親も思ったはず。
とはいえ、視聴覚室用のエアコンの購入を目指しているとかで、子どものためにも機械のごとく数えます!(和)