全整協 田村厚労大臣に要望書提出 個人契約の意見「反映できる場を」
2020.11.25
1万超の会員を代表して
岸野・田中両共同代表が訴え
全国の個人契約柔整師の結集を目指す「全国柔道整復師統合協議会」(全整協)が10月26日、都内の厚労省本省で田村憲久厚生労働大臣と面談した。4月の発足後、会員施術所数が1万616となった全整協からは、共同代表である岸野雅方氏や田中威勢夫氏ら幹部が出席し、要望書を提出した。 (さらに…)
全整協 田村厚労大臣に要望書提出 個人契約の意見「反映できる場を」
全整協 田村厚労大臣に要望書提出 個人契約の意見「反映できる場を」
2020.11.25
1万超の会員を代表して
岸野・田中両共同代表が訴え
全国の個人契約柔整師の結集を目指す「全国柔道整復師統合協議会」(全整協)が10月26日、都内の厚労省本省で田村憲久厚生労働大臣と面談した。4月の発足後、会員施術所数が1万616となった全整協からは、共同代表である岸野雅方氏や田中威勢夫氏ら幹部が出席し、要望書を提出した。 (さらに…)
あはき療養費 「過度頻回を償還払いへ」 来年7月導入が決定
あはき療養費 「過度頻回を償還払いへ」 来年7月導入が決定
2020.11.25
10月下旬の第22回あはき療養費検討専門委員会で、議論が交わされた「長期・頻回の施術等に関する償還払いに戻せる仕組み」が、「令和3年7月」から開始されることが決まった。厚労省が11月12日付のプレスリリースで発表した。 (さらに…)
『医療は国民のために』307 コロナ禍の影響分析は業界の将来動向に必須
『医療は国民のために』307 コロナ禍の影響分析は業界の将来動向に必須
2020.11.25
少し前の話だが、新型コロナウイルスの第2波流行の前の7月前半に、親交がある柔整師・鍼灸師の数人と情報交換した。彼ら彼女らは所属する組織が異なる、いわゆる他団体の幹部らだが、以前より懇親を深めてきた間柄。皆さん施術の腕が良いようで、地元で結構繁盛しているということを聞かされていたが、今般のコロナ禍でかなり深刻な影響が生じているというのだ。私の勤務地である大阪も感染が深刻であるので決して他人事ではないのは理解できた。 (さらに…)
第51回現代医療鍼灸臨床研究会 不妊治療、選択肢の提示が大切
第51回現代医療鍼灸臨床研究会 不妊治療、選択肢の提示が大切
2020.11.25
漢方併用「2年が一つの区切り」
第51回現代医療鍼灸臨床研究会が10月25日、Zoomを用いてウェブで開催された。大会テーマは『不妊症に対する鍼灸最前線』。
教育講演では、北里大学東洋医学総合研究所漢方診療部副部長の森裕紀子氏が講演し、西洋医学と漢方治療を併用した不妊治療の症例を紹介した。
(さらに…)
連載『先人に学ぶ柔道整復』二十四 二宮彦可(中編)
連載『先人に学ぶ柔道整復』二十四 二宮彦可(中編)
2020.11.25
「二宮彦可といえば、正骨範」ということで、今回は現存する江戸期の接骨術の有名な古典である『正骨範』の著述までの経緯などを深掘りしたいと思います。
『正骨範』に影響を与えた人物といえば、同じ吉雄流外科の門下生であった、長崎の吉原元棟(生年不明―1800年)です。元は武士で、『杏蔭斉正骨要訣』の著者。吉原の正骨術については師匠・吉雄耕牛が非常に賞賛し、「門下に委贄し、其術を学ぶを得」として、他の多くの弟子たちも吉原に師事します。彦可もその中の一人でした。
吉原から正骨術を学ぶ中、彦可は母法を十三、子法を十八会得します。それから浜田藩に帰国しようとした際、吉原は彦可に「私はこの手法を創設したけれども、まだ書物にして後世に残していない。もう年をとって老いているので、ぜひ私の志を継いでほしい」と伝えたといいます。彦可はその後、 (さらに…)
JASTACのコロナ対策セミナー 空気と手から感染、鍼灸院内で注意
JASTACのコロナ対策セミナー 空気と手から感染、鍼灸院内で注意
2020.11.25
高齢者は「うつりやすく、うつしやすい」
「鍼灸院のための新型コロナウイルス感染症の防止対策」をテーマとしたウェブセミナーを、日本鍼治療標準化学会(JASTAC)が10月8日に開いた。Zoomを用いたウェブ講義で、同学会代表理事の加藤容崇氏が、ウイルスの特性や感染状況などを踏まえて鍼灸院での実践的な感染症対策を紹介した。
重症度の問題から注意すべきは、まず高齢患者だと指摘 (さらに…)
鬱病を克服した鍼灸師、自身を語る――米倉まな先生(まな鍼灸堂院長)
鬱病を克服した鍼灸師、自身を語る――米倉まな先生(まな鍼灸堂院長)
2020.11.25
なぜ鬱に鍼灸が効いたのか興味持ち、この道へ
鬱病を患ったことを「強み」に変え、「メンタル鍼灸」を掲げて女性専門で施術に励んでいる鍼灸師、米倉まな氏。10月3日、三重県四日市市で開催された三重県信用保証協会主催の『創業セミナー』で創業までの自身の来歴と「今」を語った。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』151 施術所で利用する機器に関する情報は自らアップデートを
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』151 施術所で利用する機器に関する情報は自らアップデートを
2020.11.25
私が代表を務めている健康情報連携機構では、ヘルスケアに関係する正しい情報を見極めるリテラシーの底上げを目的に教育事業を展開しています。医療や補完医療で利用される色々な機器が市場に出回っている中で、当機構でも独自に「ラクリス」という機器を開発していますので、この機器の情報を正確に伝える講習会も実施しています。 (さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』188 大腿四頭筋内側広筋筋挫傷の一症例
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』188 大腿四頭筋内側広筋筋挫傷の一症例
2020.11.25
松本 尚純(筋・骨格画像研究会)
44歳男性。二日酔いの状態で早朝にジムへ行き、フリーウエイトにてスクワットを行った際に左大腿部内側がつったような痛みを感じ、その翌日に来院する。歩行痛、膝崩れ感、左膝関節自動屈曲120°で左大腿内側に激痛、ROM制限あり。大腿四頭筋内側広筋(以下VM)部の疼痛、圧痛、腫脹、皮下出血斑が認められた。膝関節の諸徒手検査は全て陰性のため、患部を超音波画像観察装置(以下US)で観察した。 (さらに…)
商品紹介 日進医療器『ユニコBT鍼 Pro』
商品紹介 日進医療器『ユニコBT鍼 Pro』
2020.11.25
鍼管と長柄で扱いやすい短鍼
日進医療器株式会社(大阪市中央区)のユニコブランドから、鍼管付きの短鍼『ユニコBT鍼 Pro』が新発売。 (さらに…)
中外医学社、晶文社、医歯薬出版から新刊など3冊 「寝ころんで読む金匱要略」ほか
中外医学社、晶文社、医歯薬出版から新刊など3冊 「寝ころんで読む金匱要略」ほか
2020.11.25
中外医学社から新刊
寝ころんで読む金匱要略
株式会社中外医学社から新刊『寝ころんで読む金匱要略』が発行された。著者は、慶應義塾大学病院や市中の診療所などの勤務を通じて漢方の診療や研究、教育などに携わり、数々の講演や執筆活動も行ってきた医師の入江祥史氏。A5判272頁、本体価格2,800円。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 将来、「電療」は使えなくなる?
Q&A『上田がお答えいたします』 将来、「電療」は使えなくなる?
2020.11.25
Q.
インターネットで「物理療法、特に電療は本来、理学療法士の領域です。接骨院などではいずれ使えなくなるんじゃないでしょうか」という書き込みを見つけました。
A.
理学療法士法が昭和40年(1965年)に施行される以前から柔整師は物理療法機器を使った施術を行っており、当時から物理療法としての電療を実践していました。昭和50年以降、電療が施術方策の主体となってしまっていた柔整業界に対して、昔気質で親方肌の古参柔整師が「永い伝統の中で培われてきた手技療法を忘れ、今の柔整師には『電療屋』の方向に進む者が大勢いる」と嘆いておられたほどです。 (さらに…)
連載『食養生の物語』90 新米をよろしく
連載『食養生の物語』90 新米をよろしく
2020.11.25
「新米」の広告を見掛けると、今年の収穫も無事に終わったんだなという感じがします。早ければ9月頃から見掛ける新米ですが、JAS法(日本農林規格等に関する法律)に基づく「玄米及び精米品質表示基準」によって義務付けられた表示として、収穫した年の12月31日までに精米・袋詰めされたお米に限り新米と表示していいことになっています。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』25 からだの国の十二官
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』25 からだの国の十二官
2020.11.25
六臓六腑の役割を十二の官職に当てはめて説明している黄帝内経素問の篇第八霊蘭秘典論を読んでそのうち膀胱と三焦を除く十官の姿を想像して絵にしました。 (さらに…)
今日の一冊 毒薬の手帖
今日の一冊 毒薬の手帖
2020.11.25
毒薬の手帖
デボラ・ブラム 著
青土社 2,860円
ヒ素、水銀、クロロホルム、メチルアルコール、ラジウム、タリウム――。これらの物質は、「毒殺」の道具としても用いられてきた。毒物学や法医学が未発達な近代まで、明確な動機がありながら毒殺の証拠をつかめずに無罪放免となった者は枚挙にいとまがないという。1,900年代初頭のニューヨーク。監察医務局長の座に就いたカリスマ的病理学者のチャールズ・ノリスは有能な化学者、アレグザンダー・ゲトラーを部下に迎え、毒殺の究明と防止に果敢に挑む。良質な小説としても楽しめる、科学ノンフィクション。
編集後記
編集後記
2020.11.25
▽数年来の友人に北國ばらっどという小説家がいます。人間関係などの精緻な描写が評価され、近年では週刊少年ジャンプの人気漫画『呪術廻戦』や、同じく『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ『岸辺露伴は動かない』のノベライズを担当。この『岸辺露伴』、年末にNHKで実写ドラマ化されるのですが、なんと全3話のうち1話の脚本が、原作者・荒木飛呂彦先生の漫画ではなく北國氏の小説から採用されることに。非常に異例のことで、友人の快挙を喜ぶ一方、自分も記者として後に残るような仕事をせねばと身が引き締まる思いです。放送は12月28日からの3日間、北國氏の『くしゃがら』は2日目。原作未読でも楽しめる『世にも奇妙な物語』テイストの作品なので、どうぞお気軽にご視聴下さい。 (さらに…)