平成30年度の療養費取扱高 柔整、7年連続減少
2021.02.25
減少総額817億円/鍼灸も伸びストップ
厚労省からこのほど、平成30年度国民医療費の結果が発表され、柔整療養費は前年度比161億円減の3,310億円で、7年連続の減少となった。この間の減少額は817億円で、近年は100億円を超える規模の減少が続いている。
はり・きゆう療養費は前年度と同じ416億円で、平成10年代から続いていた増加にストップがかかった。あん摩・マッサージ療養費は前年度より7億円増加(1%増)し、740億円となった。柔整・あはき療養費を含む「療養費等」を見ると、129億円減の5,158億円となり、医療費全体に占める割合は1.2%だった。
なお、国民医療費は43兆3,949億円で、前年度より3,239億円増えた。



