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あはき

令和2年度の第29回鍼灸師国家試験を展望する 芦野純夫

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芦野 純夫  前厚生労働教官(財団国試評価委員)/横浜医療専門学校学術顧問

 医療分野では初の民間委託となり、平成5年から財団によって実施されてきた国家試験も既に29回目。その国試導入の前年秋に全国で実施された試行試験で、私は鍼灸理論の出題と問題選択者を務めたが、医療国試は看師婦以外全て多真偽5択なので、試行試験もその形式が採られ本番もそうなる予定だった。ところが盲学校を中心に反対運動が起こり、看護師と同じ単純4択に替えられて、柔整もご相伴でそうなった。他の医療国試よりも幾分楽なのは盲人のお蔭でもある。4択でも工夫次第で良問となるので、それを心掛けてほしい。

 さて、コロナ禍で行われた今回の国試では、例年会場入口に教員たちが激励に集まっていたが、皆が自粛したようで寂しい限りである。この一年どの学校もオンライン授業となっていたのが考慮されたのだろう、あマ・はき師共に前半の専門基礎科目はここ十数年で最も易しかったようだ。ただ

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