第28回日本統合医療学会学術大会 地域ぐるみで統合医療を実践する社会に
2025.01.27
日常生活において疾病予防や健康増進を推進する
第28回日本統合医療学会学術大会が昨年12月14日、15日にライトキューブ宇都宮(栃木県宇都宮市)で開催され345人が参加した。テーマは『地域共生社会における統合医療の役割』。
大会長の鶴岡浩樹氏(つるかめ診療所副所長)は、2025年問題に加えて次なる課題の2040年問題を視野に、厚労省が「地域の住民や多様な主体が制度や分野の垣根を越えて支え合う地域共生社会」の実現を掲げており、この流れは統合医療において追い風になると話した。
同学会が考える統合医療は、病院や診療所で疾病の治療を目的とした「医療モデル」と、日常の生活の場で疾病予防と健康増進を目的とする「社会モデル」に二分できるという。今回は社会モデルに光を当てるとし、自身の活動する在宅医療の現場では様々な民間療法に接する機会があり、地域で学び合い共有する場が設けられている旨を伝えた。
「統合医療的アプローチを地域住民にどう役立てるかを心にとめ、2日間の学会に臨んでほしい」と語りかけた。
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