連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第6回 鍼灸2.0:平成の鍼灸-医療としての鍼灸
2023.08.10
昭和の時代は、医師不足で地域の開業医は少なく、診療科も限られていました。そのため、鍼灸師は運動器疾患を中心に、地域医療の補完的な役割を求められ、発展してきました(鍼灸1・0)。しかしながら、医師の数が増え、地域に開業医が増えてくると、その役割は少しずつ変化していきました。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第6回 鍼灸2.0:平成の鍼灸-医療としての鍼灸
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第6回 鍼灸2.0:平成の鍼灸-医療としての鍼灸
2023.08.10
昭和の時代は、医師不足で地域の開業医は少なく、診療科も限られていました。そのため、鍼灸師は運動器疾患を中心に、地域医療の補完的な役割を求められ、発展してきました(鍼灸1・0)。しかしながら、医師の数が増え、地域に開業医が増えてくると、その役割は少しずつ変化していきました。 (さらに…)
今日の一冊 食べる瞑想 Zen Eatingのすすめ
今日の一冊 食べる瞑想 Zen Eatingのすすめ
2023.08.10
食べる瞑想 Zen Eatingのすすめ
ももえ 著
笠間書院 1,980円
「食べる瞑想」とは、瞑想を土台とした心が調う食べ方のこと。精進料理や菜食主義のように「なにを食べるか」ではなく「どう食べるか」を重視する。それは、食べる場を整える、食べた際の体の感覚に意識を向けるという風に食べる時の意識を変えてみるということだという。
本書は心を調えるまでの道筋として5つのテーマに分けて解説する。要所ごとにワークもあり、実践することでまさに「腑に落ちる」場面もあるはず。忙しい毎日においしさを再確認する。その道は心と体の幸せにつながっている。
『医療は国民のために』371 個々の施術者団体の責任というよりも柔整業界の縮小が会員減少の理由だ
『医療は国民のために』371 個々の施術者団体の責任というよりも柔整業界の縮小が会員減少の理由だ
2023.07.25
どの施術者団体も請求代行業者も、会の運営に悩んでいるというのが実情だろう。これは当方・全柔協に限ったことではなく、公益社団法人の日本柔道整復師会や各都道府県の柔整社団もそうだし、歴史の長い既存の施術者団体のほか、新規参入してきたグループ院を展開する団体も、療養費支給申請に係るレセコン提供業者なども全て含めて共通した認識であるように思われる。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』215 AI技術で働き方が変わる
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』215 AI技術で働き方が変わる
2023.07.25
異常な暑さが続いていますが、涼しくお過ごしでしょうか? 私は、うっかり海で日焼け止めを塗らず、ラッシュガードも着ずに10〜20分過ごしたために、背中がひどいやけど状態に。こんなに日焼けしたのは学生時代以来です。大失敗してしまいました。皆さんもお気をつけください。 (さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』220 前距腓靱帯損傷
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』220 前距腓靱帯損傷
2023.07.25
竹本晋史(筋・骨格画像研究会)
20歳代女性。サッカーの試合中、相手とボールを奪い合った際、左足関節を内反強制された。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 マイクロカレント治療の療養費算定について
Q&A『上田がお答えいたします』 マイクロカレント治療の療養費算定について
2023.07.25
Q.
施術効果を促進するため、最近話題の「マイクロカレント」を用いた医療機器は柔整療養費の「電療料」として認められますか? (さらに…)
連載『食養生の物語』122 『梅酢のソーダ』
連載『食養生の物語』122 『梅酢のソーダ』
2023.07.25
「梅酢がどこにも売ってなくて……」「出回るのは梅雨が明けてからなので、今は一年中で最もない時期かもね」。先日そんな話を患者さんとしました。梅酢は、いわば梅干を漬けた時の副産物なので、本格的に出回るのは夏の土用を過ぎてからになります。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』57 素問・十九 『玉機真蔵論』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』57 素問・十九 『玉機真蔵論』
2023.07.25
この篇では「風は百病の長」という言葉が出てきます。 (さらに…)
『ちょっと、おじゃまします』 癒しの総合商社や! 総合施術家だからできること 京都市南区<癒しマッサージ鍼灸院>
『ちょっと、おじゃまします』 癒しの総合商社や! 総合施術家だからできること 京都市南区<癒しマッサージ鍼灸院>
2023.07.25
「患者さんが安心して、次もお願いしようと思ってもらえるよう心がけています」。まっすぐな言葉で語るのは癒しマッサージ鍼灸院の上茶谷貴之先生。柔整師・鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師の4資格をお持ちで、まさに一人総合治療院といった様相。 (さらに…)
今日の一冊 あした話したくなる おもわずびっくり身近な科学
今日の一冊 あした話したくなる おもわずびっくり身近な科学
2023.07.25
あした話したくなる おもわずびっくり身近な科学
金子 丈夫 著
朝日新聞出版 1,100円
つい誰かに教えたくなる面白ネタを集めた『あした話したくなる』シリーズの科学編。身の回りの物事から、身近な生き物、人間の不思議などを紹介する。
「カラスは仲間のお葬式をする」「花粉症の人はトマトにも気を付けて」など50の話題を各見開き1ページで解説する構成で、「えっ!」と驚きながら学ぶことができる。
ほかにも科学の発展に貢献した人物をマンガで知る「すごい! 発明家伝説」や、科学にまつわるギネス記録、科学クイズもあり。子どもも大人も楽しく科学に親しめる夏休みにおすすめの一冊。
『医療は国民のために』370 柔整オンライン請求の議論は業界側も保険者側も内部で意見が一致しない
『医療は国民のために』370 柔整オンライン請求の議論は業界側も保険者側も内部で意見が一致しない
2023.07.10
柔整療養費のオンライン請求の導入に向け、今年に入り、柔整療養費検討専門委員会の下に「ワーキンググループ(WG)」が設置され、議論が展開されている。既に6月までに4回の会議が開かれ、オンライン請求に係る制度設計や基本方針について活発な議論がされているが、実は基本的な枠組みにおいて全く折り合いがつかない状況のようだ。しかも、施術者側、保険者側のそれぞれで、一枚岩になれない様相を呈しそうだ。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』63 副乳―進化の名残
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』63 副乳―進化の名残
2023.07.10
「先生、私、副乳があるんです」――ある女性患者さんから唐突に言われました。
私たちは進化を経てヒトという生き物になりました。進化は様々なものを捨て去り、その代わりに違うものを取り入れ、また形や構造を変えて異なる生き物になることです。それを解明したのがダーウィンです。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』214 支援というものは本当に難しい
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』214 支援というものは本当に難しい
2023.07.10
7月に入りました。今年も半分終わってしまったのですね。東南アジアかと思うような蒸し暑い日もあり、今夏は暑くなるそうなので熱中症には気をつけましょう。訪問診療先でも、冷房をうまく使ってくださいと言って回っています。
先日、神戸で男児殺害事件がありましたが、逮捕された母親が療育手帳保持者であったことは衝撃でした。
四半世紀ほど前に、医学部の授業で知的障害者更生施設を見学したことがあります。その施設は自分で選ぶことができず、一旦入所すると一生そこで過ごす、いわば隔離場所のような状態で、人権に関わるのではないかと職員の方と大いに議論をしました。 (さらに…)
連載『中国医学情報』220 片頭痛の梅花鍼治療効果をMRIで観察―常軌鍼併用治療とランダム化比較 ほか
連載『中国医学情報』220 片頭痛の梅花鍼治療効果をMRIで観察―常軌鍼併用治療とランダム化比較 ほか
2023.07.10
☆片頭痛の梅花鍼治療効果をMRIで観察―常軌鍼併用治療とランダム化比較
北京中医病院順義病院・王菲菲らは、片頭痛への梅花鍼治療効果をMRI(磁気共鳴画像)で観察し、常軌鍼併用治療と比較(上海鍼灸雑誌、2022年12期)。
対象=入院患者120例(男44例・女76例)、平均約42.5歳、平均罹患期間約9年。これをランダムに梅花鍼単独群57例・併用群63例に分けた。
治療法=両群とも毎日1回・毎週5回で計1カ月間。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』柔整施術所の広告に関して どういった名称なら医師会はNGを出すのか
Q&A『上田がお答えいたします』柔整施術所の広告に関して どういった名称なら医師会はNGを出すのか
2023.07.10
Q.
今年度中にも厚労省から「広告に関するガイドライン」が発出されて、整骨院を名乗れなくなると知りました。では、医師会は柔整師の施術所のどういった名称にNGを出すのでしょうか。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』227 混沌
連載『汗とウンコとオシッコと…』227 混沌
2023.07.10
長きに渡る梅雨で気圧が低い状態が続いている。時おり晴れ間があれば、さすがに夏だ。気温も湿度もみるみる上昇し、蒸し暑い不快な状態が身体を蝕む。だが、明け方はまだ窓を開けるとヒヤッと寒い。夜露が降り、日中との気温と湿度の差が激しくなるのだ。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第5回 鍼灸1.0:昭和の鍼灸―地域医療の補助的な役割としての鍼灸
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第5回 鍼灸1.0:昭和の鍼灸―地域医療の補助的な役割としての鍼灸
2023.07.10
鍼灸治療は時代と共にその役割を変えてきました。そのため、時代の変遷を知ることが鍼灸の未来を考える上で大切なことだと思います。ただ、昭和以前と以後では、公衆衛生や医療体制が大きく異なるため、現代のような医療体制になる昭和後半からまとめてみましょう。 (さらに…)
今日の一冊 職場のメンタルヘルス・マネジメント―産業医が教える考え方と実践
今日の一冊 職場のメンタルヘルス・マネジメント―産業医が教える考え方と実践
2023.07.10
職場のメンタルヘルス・マネジメント―産業医が教える考え方と実践
川村 孝 著
ちくま新書 924円
精神疾患が原因の休退職・労災認定・過労自殺が年々増加を続けており、それらの多くに職場での人間関係が強く絡んでいる。
相手の言動に違和感や戸惑いを覚えた時点で産業医に相談するのがベターだと筆者は語る。
本書では、①問題を防ぐ合理的な働き方、②心的・脳的多様性の理解、③職場内での制度整理の3部構成で、ケースや症状別に掘り下げる。
30年以上にわたり民間企業の産業医を務める筆者の豊富な経験をもとに、人事労務担当者が押さえておくべき予防メンタルヘルスのいろはを解説してくれる。
『医療は国民のために』369 「医療DX」ってなあに?
『医療は国民のために』369 「医療DX」ってなあに?
2023.06.23
「医療DXに療養費の情報を取り込むことが国民へのメリットにつながる」「電子請求様式について医療DXではビッグデータの活用が不可欠である」――といった記載を、先日公表された「柔整療養費のオンライン請求ワーキング・グループ」の議事要旨で目にした。そもそも、柔整業界、さらには個々の柔整師は「医療DX」について、どれだけ知っていて、関心があるのか? 今後のオンライン請求に向けた議論の論点にもなっているので、解説したい。 (さらに…)
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第3回 基準緩和型通所介護の運営とは?
『治療院に介護予防事業をプラスした総合事業の展望』 第3回 基準緩和型通所介護の運営とは?
2023.06.23
今回は、総合事業の「基準緩和型通所介護」(通所型サービスA)を運営するに当たっての情報を紹介します。 (さらに…)