大修館書店から新刊 医学をめぐる漢字の不思議
2022.10.10
精神科医の西嶋佑太郎氏の新刊『医学をめぐる漢字の不思議』が株式会社大修館書店から発刊された。四六版、232項、2420円(税込)。
幼少期から見慣れない漢字の成り立ちを考えるとワクワクしたという著者が、医療関係者となり出会った漢字にまつわる疑問を集めた一冊。 (さらに…)
大修館書店から新刊 医学をめぐる漢字の不思議
大修館書店から新刊 医学をめぐる漢字の不思議
2022.10.10
精神科医の西嶋佑太郎氏の新刊『医学をめぐる漢字の不思議』が株式会社大修館書店から発刊された。四六版、232項、2420円(税込)。
幼少期から見慣れない漢字の成り立ちを考えるとワクワクしたという著者が、医療関係者となり出会った漢字にまつわる疑問を集めた一冊。 (さらに…)
桜雲会から新刊 難経の論旨~古典医学のホメオスタシス~ ほか
桜雲会から新刊 難経の論旨~古典医学のホメオスタシス~ ほか
2022.09.26
桜雲会から新刊
難経の論旨~古典医学のホメオスタシス~
昭和61年に発足し35周年を迎えた文京鍼研究会による論文集、新刊『難経の論旨―古典医学のホメオスタシス』が社会福祉法人桜雲会より発刊された。A5判、430頁、5,500円(税込)。
治療対象は人体と気候の関係や恒常性維持機能を中心とした「トータル医療」。難経には素問・霊枢に見られる物語的・抽象的な要素はない。本書では難経をより分かりやすくするため「八十一の難」を並び替えている。病症学を通じて生体の基本的な構造を知り、その後の脈診で病因・病症を判断し治療法を展開するよう、現在の鍼灸師の学習パターンで述べられている。第一部は文献研究としての難経医学の病体像と脈状診による治療体系をまとめ、第二部は会員個々の臨床実践や研究を掲載している。
経絡治療を実践している鍼灸師はもちろん、これから難経を学ぼうとする方々への手引書。
主婦の友社から新刊
人生の9割“体調悪い”あなたへ 運動未満で体はととのう
株式会社nicori代表取締役で柔整師の長島康之氏の新刊『運動未満で体はととのう』が株式会社主婦の友社より発刊された。四六判、192頁、1,430円(税込)。
「体が思うように動かない」「立っているだけでもすぐ疲れる」といった不調で治療院に駆け込む人が後を絶たない。不調の原因は長年の不健康習慣にあるかもしれない。かかとに重心をかけて立ち姿勢を整える、吊り革を持つ時は脇をしめる、朝は布団の中でえびのポーズを取るなど、簡単に実践できるプチ習慣で、立つ、座る、歩くなどの正しい日常動作を身に付ける秘訣がたくさん。
20年間で延べ12万人の患者と向き合ってきた著者の元へ来院し、良い変化を感じた方々の体験談も巻末に収録されている。腕立てやランニングのようにハードな運動はしない前提の「運動未満」習慣で、不健康からの脱出を目指せる一冊。
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中外医学社から新刊 鍼灸のことが気になったらまず読む本 Q&A 89
中外医学社から新刊 鍼灸のことが気になったらまず読む本 Q&A 89
2022.09.09
医師、はり師、きゅう師である寺澤佳洋氏の新刊『鍼灸のことが気になったらまず読む本Q&A 89』が株式会社中外医学社から発刊された。A5判、146頁、3,520円(税込)。
医療と鍼灸両方の業界を知る著者が、医師をメインターゲットに、多くの人に鍼灸の魅力を知ってもらいたいと編集した入門書。「鍼灸師とは何者か」から始まり、鍼灸治療のエビデンスは? 逆子に鍼灸治療がよい? 鍼灸って保険診療になる? など89の疑問に医療、鍼灸、美容などさまざまなジャンルで活躍する執筆陣が回答。また、「医師が語る鍼灸」の章では、実際に鍼灸に取り組む医師がメリット・デメリット、病院と鍼灸院の連携などについて解説する。著者のラストメッセージは「鍼灸治療へ行ってらっしゃい!」。体験するとイメージと違ったという人も多いことから、施術を受けてみてほしいと呼びかける。
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ディスカヴァー・トゥエンティワンから新刊 1週間に1つずつ。いつも調子がいい人の体を動かす習慣 休める習慣ほか
ディスカヴァー・トゥエンティワンから新刊 1週間に1つずつ。いつも調子がいい人の体を動かす習慣 休める習慣ほか
2022.08.25
ディスカヴァー・トゥエンティワンから新刊
1週間に1つずつ。いつも調子がいい人の
体を動かす習慣 休める習慣
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンから『1週間に1つずつ。いつも調子がいい人の体を動かす習慣 休める習慣』が発刊された。著者は、仁愛中国鍼灸院院長の鈴木知世氏。248頁、1,760円(税込)。
季節の変わり目にも揺らがない、いつも調子のいい体でいるためには「動かす」「休める」のバランスが取れた生活が重要。ここでの「動かす」とは体を動かす運動などに加え、体を動きやすくする生活のコツ、「休める」とは睡眠などに加え、体を鎮める生活のコツのこと。東洋医学研究家で鍼灸師の著者が、体は季節や気候などに応じて「ちょうどいい」が変わることを念頭に、五行分類表に基づく食事など「体にいいこと」を週替わりで1年分紹介。実践のヒントとして、気虚、気滞、血虚など体質が分かるチェックリストもある。すぐ試したくなる、シンプルな習慣満載の健康づくりの指南書。
ビジネス社から新刊
自分でできる!熟睡脳のコツ
脳神経医学の第一人者で日本中医薬学会理事長の酒谷薫氏の新刊『自分でできる! 熟睡脳のコツ』が株式会社ビジネス社より発刊された。216頁、1,540円(税込)。
東洋医学では睡眠障害を体の不調、五臓の障害と考える。最大の原因であるストレスは「肝」の障害と説明し、体質を改善していく方法を解説する。不眠体質別の薬膳レシピや、チャレンジしやすく体にやさしい健康習慣を紹介。医師の著者自身がストレスによる不眠症に悩んだ経験談も交えて、不眠症の原因や改善法を解き明かす。大病を引き起こす要注意タイプの不眠症についても言及。
また、「ランチを食べた後の眠気にどう対処したらいいのか」等、働き盛りの年代が気になる「ドクター酒谷の睡眠なんでもQ&A」も巻末に収録。東洋医学の知識と現代医学の知識を合わせ、熟睡できるエッセンスをまとめた一冊。
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ビジネス社から新刊『図解 すぐ眠れる! すごいツボ押し』ほか
ビジネス社から新刊『図解 すぐ眠れる! すごいツボ押し』ほか
2022.08.10
ビジネス社から新刊
図解 すぐ眠れる! すごいツボ押し
株式会社ビジネス社から『図解 すぐ眠れる! すごいツボ押し』が発刊された。著者は明治国際医療大学客員教授で鍼灸Meridian烏丸代表の中根一氏。A5判、128頁、1,430円(税込)。
「寝付けない」「朝起きるとだるい」「寝ている途中に起きてしまう」などの睡眠の悩みを抱えるのは日本人の2割にのぼる。西洋医学では、不眠症状を病気と考え外的要因に理由を求め、薬を用いるなど対処するのに対し、東洋医学では、体内バランスの乱れと考え、外部ストレスに対し五臓がどう反応するか「体のクセ」を知りコントロールしようと考える。体内バランスを整えるツボ押し、ツボストレッチ、生活習慣などをイラストとともに紹介。「チョイ押し+ストレッチ」をはじめ少しのコツを実践すれば、眠りの質を下げる疲れやイライラ・不安など心の乱れも整い、不眠の悩みにサヨナラ! グッスリ眠れる快眠サイクルが日常に。
産学社から新刊
介護スタッフのトリセツ
介護の仕事をする人の上手な育て方・伸ばし方
株式会社産学社から新刊『介護スタッフのトリセツ 介護の仕事をする人の上手な育て方・伸ばし方』が発刊された。著者は、コミュニケーションオフィス 3Sun Create、介護・医療職専門コーチ三田村薫氏。四六判、228頁、1,650円(税込)。
介護現場の人手不足は周知の事実であり、2025年までに34万人もの介護職員が不足すると予測されている。それを受け、政府方針として介護現場へ外国人労働者が注入されている。介護現場において外国人スタッフを含む介護スタッフにかかる様々なトラブルや問題について、知識編で原因を、実践編で対策の提案とその意図を解説している。
著者は本書の最後に「変化=進化・成長」と述べている。今後、介護の現場においても外国人スタッフをはじめとした多様性が深まっていくであろう。そうした「違い」を受け入れ「価値」への変化を目指す取り組みの一助となる一冊。
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国書刊行会から新刊『Gold-QPDによる鍼灸ルネサンス』ほか
国書刊行会から新刊『Gold-QPDによる鍼灸ルネサンス』ほか
2022.07.25
国書刊行会から新刊
Gold-QPDによる鍼灸ルネサンス
―認知症・健康長寿・三焦鍼法
株式会社国書刊行会から『GoldーQPDによる鍼灸ルネサンス―認知症・健康長寿・三焦鍼法』が発行された。著者は、一般社団法人老人病研究会会長・新宿漢方クリニック院長の川並汪一氏。A5判、312頁、4,180円(税込)。
西洋医学を修めた著者は中国における鍼灸による認知症治療「三焦鍼法」に感銘を受けて以来、日本での研究・普及活動に取り組んでいる。本書は中国側医師グループの協力を得て、日本で初めて三焦鍼法について定義し、紹介。認知症に対する鍼灸・漢方からのアプローチとして具体的な症例と施策を紹介するとともに、西洋医学による解析と実証を記している。また、老人病研究会およびGoldーQPDの紹介と併せて、三焦鍼法の実践活動にも触れる。
超高齢社会を迎えた日本が抱える多くの問題の解決可能性を、東洋医学から探る一冊。
源草社から新刊
一生使える鍼灸ノート
米ジェームズ大学から「名誉鍼灸学博士号」を取得した杉山勲氏による新刊『一生使える鍼灸ノート』が有限会社源草社より発刊された。A5判、232頁、3,300円(税込)。
50年以上の臨床経験を積む著者は、理論だけでなく、技も同時に伝えてこそ真の伝統と考える。技は臨床経験の積み重ねにより自然に身に付くものであり、何十年経っても鍼灸には学びが多いことから「一生使える」と題したという。本書では『素問』『霊枢』『難経』などの古典を、現代日本人の身体に適用できるよう解説。気の変調と地の変動という分け方、陰経と陽経、右と左の穴の使い分けなどの考え方を述べる。症状を追いかけるだけでなく、生命体のバランスを整え、回復力を強めるような技を身に付けることを願い、鍼灸師の伝統を後世に残すべくまとめあげられた一生使える手引書。
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あさ出版から新刊 日本一働きやすい治療院を目指したら人が辞めない会社になりました
あさ出版から新刊 日本一働きやすい治療院を目指したら人が辞めない会社になりました
2022.06.24
株式会社あさ出版から新刊『日本一働きやすい治療院を目指したら、人が辞めない会社になりました』が発行された。著者は、EMPOWERMENT株式会社の代表取締役、平川憲秀氏。256頁、1,650円(税込)。
京都、大阪、滋賀で16の治療院を展開する、平川接骨院・鍼灸治療院グループ「EMPOWERMENT」の特徴は、自費治療をメインとした完全予約制。患者の待ち時間を減らすことで従業員の残業時間の減少に繋がるという働きやすい環境が整っている。有給休暇の取得・消化率の高さと、マニュアル化を徹底した充実の社員教育で、132名の従業員満足度は92%を誇る。同社の売上は5年で8倍と成長を続けている。著者は、人が辞めない会社づくりにおいて、「会社・仲間・仕事」の三つの「好き」を挙げ、社員を仕事嫌いにしてはいけないと語る。
離職率の高さに悩む治療院経営者だけでなく、業界志望の学生にとっても道標となる一冊。
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つむぎ書房から新刊 調身ウォーク 足の置き場で歩きは変わる
つむぎ書房から新刊 調身ウォーク 足の置き場で歩きは変わる
2022.06.10
鍼灸師・柔整師の平松ヨウヂ氏(かなめ整骨院院長)が新刊、『調身ウォーク―足の置き場で歩きは変わる』を上梓した。四六判166頁、1,760円(税込)。
「歩くとは、片足立ちを左右交互に繰り返す移動法だ」――。足根骨の動きに新たな解釈を加え、カラダを支えながら歩くという二足歩行のシステムを著者が再定義した歩法、調身ウォーク。足の置き場と向きに気を付ける、ただそれだけで、同じ速度で楽に歩け、ふらつきが減少し、足の痛みを軽減し、美しくスマートに歩けると著者は言う。
本書では氏の提唱する歩法について、マンガやイラストを交えて丁寧に解説。圧力ポイントの移動を感じる練習、片足立ちの練習、カカト球を転がす練習、足根骨で体を回旋させる練習――ウォーキングに関する既存の定説、あるいは「基底面」という発想を疑うことから始まる、「地に足ついた」足運びの教科書。
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上田孝之氏の新刊 予約受付中 「療養費問題の最前線 令和3年度版」
上田孝之氏の新刊 予約受付中 「療養費問題の最前線 令和3年度版」
2022.05.25
本紙で連載執筆中の上田孝之氏(元厚労省療養指導専門官)の新刊『療養費問題の最前線 令和3年度版―知らないと損する療養費の現状』が株式会社日本医療福祉新聞社から発行される。B5判223頁、本体価格1,500円。
全国柔整鍼灸協同組合専務理事として、保険者や行政との折衝などで全国を飛び回っている著者。その令和3年度の活動内容や本紙連載記事、業界への提言などをまとめた、「療養費のマニュアル」的事例集。
書き下ろし原稿として、柔整師に対しては『オンライン請求など、10年経っても実現しない!』と題し、今後の業界の変化を踏まえた厳しい指摘を。あはき師向けには『医師同意書に難癖をつける保険者と対峙するための理論武装』として、近年増加している返戻に対抗するための実践的なアドバイスを収載する。
予約はオンラインショッピングサイト「Amazon.co.jp」から(販売ページはこちら)。 (さらに…)
小学館から新刊 女はいつも、どっかが痛い がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン
小学館から新刊 女はいつも、どっかが痛い がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン
2022.05.10
株式会社小学館から新刊『女はいつも、どっかが痛い―がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン』が刊行された。著者は鍼灸師のやまざきあつこ氏、取材・文はエッセイストの鳥居りんこ氏。四六判224頁、1,430円(税込)。
病院で検査しても異常なしなのに、漠然とした体の不調やうまく伝えられない不安感に悩む女性は少なくない。やまざき氏は「女はいつも、どっかが痛いの。あなたのせいじゃない!」と、施術台で実際に助言しているという。自律神経の不調は、「自分はどうしたいのか?」という考えをベースに、本当の原因を探ることにより自身の心と体の「クセ」に気付きを得て少しずつ克服していくと伝える。
更年期を迎えるということは人生の折り返し。それを「不調」というサインで伝えてくれるのが更年期障害を含む自律神経失調症であり「焦る必要はない」と、28年間、7万人の患者を診てきた女性鍼灸師ならではの視点でアドバイスする。「自律神経失調症に悩む女性の駆け込み寺」のような指南書。
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ナツメ社から新刊『まいにちのお灸と養生―心と体をゆるめて、すっきり巡る』
ナツメ社から新刊『まいにちのお灸と養生―心と体をゆるめて、すっきり巡る』
2022.04.25
株式会社ナツメ社から新刊『まいにちのお灸と養生 心と体をゆるめて、すっきり巡る』が発行された。著者は、お灸堂院長の鋤柄誉啓氏。ツイッターで毎日更新中の通称すきさん。B6判224頁、1540円(税込)。
つらい肩コリ、疲れがとれない……。そんな日々の不調を改善したいときに、気軽に自分でできる「お灸」のやり方と、お灸の効果を底上げして心身を健やかに保つ「養生」のヒントを紹介する。
初心者向けのセルフお灸として「台座灸」や「棒灸」を取り上げ、「どちらも熱源が直接肌に触れないので、やけど等の心配なトラブルも起こりにくく自宅で使いやすい」とアドバイス。据え方や注意点について図解をまじえて解説する。
肩コリをゆるめる「合谷」、疲労を和らげる「関元」等、効果を実感しやすい代表的なツボを厳選。据えやすいお気に入りのツボを見つけたくなる。
鍼灸院の待合室に置いておきたい一冊。
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WAVE出版から新刊 小さな治療院経営の教科書
WAVE出版から新刊 小さな治療院経営の教科書
2022.04.10
WAVE出版から新刊『小さな治療院経営の教科書―月商100万円超えの繁盛マニュアル』が発売された。著者は、治療院経営コンサルタント・松下展平氏(株式会社プロデュース・アクティビスト代表取締役)。A5判、200頁、定価1,650円。
整骨院がコンビニの4倍と言われる今、繁盛院としてやっていくためには「腕が良ければ患者はついてくる」では甘い、経営を学ぶ必要があると著者は言う。
まずは「計測すること」、どんぶり勘定を改めて、CPAやLTVといった指標を意識。ありきたりなSEO対策にとどまらない実践的なインターネット集客の方法や、リピート率アップにつながるLINE公式アカウントの運用法、口コミの対処、さらには患者が定着してきた頃合いに「値上げと時短のどちらを先に行うべきか」やそのタイミングまで具体的に解説する。
13年で4千院以上のサポートをしてきた著者が「技術はあるのに上手くいかない」施術者に贈る、経営の本。
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三和書籍から新刊『森の式漢方小児はり 子どもから大人まで 刺さない鍼 ていしん治療』
三和書籍から新刊『森の式漢方小児はり 子どもから大人まで 刺さない鍼 ていしん治療』
2022.03.25
三和書籍から新刊『森の式漢方小児はり―子どもから大人まで 刺さない鍼 ていしん治療』が発行された。著者は三河漢方鍼医会に所属する全日本鍼灸学会認定鍼灸師、森野弘高氏(こうたの森のはり灸院院長)。A5判320頁、3,960円(税込)。
現代科学と古典鍼灸の理論を基に、刺さない鍼を用いて病状を改善する“古くて新しいやさしいはり治療”、「森の式漢方小児はり」。本書では、その治療と、銅製の母鍼とアルミニウム製の父鍼を使い分けるオリジナルの多機能接触鍼「森の式ていしん」について解説の上で、「陰陽五行論篇」「気血津液論篇」「十四経脈循行図及び生理・病理・病症」など章立てて中医学的に解説。病因論や診察法、証選定、治療の流れも詳細に追う。
また、「疾患別病状診断治療例」の章では、疳の虫、夜泣き、アトピー性皮膚炎、小児気管支喘息、便秘、耳の病、鼻の病、夜尿症の8項目について、実際の症例を交えて取り上げている。
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幻冬舎から新刊 鍼灸・整骨業界を目指すキミへ
幻冬舎から新刊 鍼灸・整骨業界を目指すキミへ
2022.03.10
幻冬舎から新刊「鍼灸・整骨業界を目指すキミへ」が発光された。著者は鍼灸整骨院グループNOMOKOTSU代表の野本一也氏。新書版178頁、990円(税込)。
限られた市場を奪い合う戦国時代ともいえる鍼灸・整骨院業界では既に「淘汰」が始まり、独立リスクがこれまでになく高まっている。新卒者の大半が長期の勤務を望む一方で、3千人程度の国試合格者を5万以上の整骨院やそれ以外の施設が奪い合っているのが現状で、「空前の売り手市場」となっていると筆者は指摘する。
しかし同時に、独立リスクが高いということは、長期間働き続けられる治療院もまた限られているということ。長く働ける、就職先としてベストな治療院とは。治療院以外の進路とは。鍼灸師、柔整師に必要なキャリア形成とは――。全国に20近い治療院を展開する著者が、将来転職することになっても通用する「知識、技術、接遇」の三本柱を徹底解説。
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桜雲会から新刊「見えない壁をこえて―視覚障害者の自立を目ざした高橋豊治の物語」
桜雲会から新刊「見えない壁をこえて―視覚障害者の自立を目ざした高橋豊治の物語」
2022.02.25
社会福祉法人桜雲会の130周年記念出版として、絵本『見えない壁をこえて―視覚障害者の自立を目ざした高橋豊治の物語』が発行された。タケシタナカ文、タカハシコウコ絵。A4変形判41頁、2,750円(税込)。
明治から昭和の時代を生き「ハリの達人」と呼ばれた高橋豊治。幼少時に麻疹を患い視力を失ったこと、学校に行けない代わりに教会に通ったこと、神父さんのすすめもあってあん摩の道を歩き出したこと――。後に戦後解散の危機に瀕した桜雲会を再建し、日本盲人会の副会長や理事を歴任。視覚障害者の職業自立を実践し、鍼灸師の社会的地位の向上に足がかりをつけた達人の足跡を伝記調で追う。イラストを担当したタカハシコウコ氏、そして取材・原案を担当した高橋知子氏は高橋豊治の孫娘。死後46年を経て、波乱と情熱に満ちた生涯が孫らの手で描き出される。
購入・問い合わせは桜雲会(HP:http://ounkai.jp/ TEL:03-5337-7866)まで。
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BABジャパンから新刊『日本鍼灸の極意 管鍼法<日英対訳版>』
BABジャパンから新刊『日本鍼灸の極意 管鍼法<日英対訳版>』
2022.02.10
BABジャパンから、新刊「日本鍼灸の極意 管鍼法」が発行された。著者は世界で活躍する鍼灸師の北川毅氏。大浦慈観氏(東洋鍼灸専門学校校長)監修。A5版248頁、3,080円(税込)。
17世紀に管鍼法を創案し、德川綱吉の侍医も務めた盲目の鍼医・杉山和一。管頭を叩く、鍼管で針を摩擦する、振動させる……和一が創案した「十四管術」の独自性は世界でも認知されつつある。本書では日本鍼灸を Shinkyu あるいは Hari および Kyu と表記し、Acupuncture として認知されている中国鍼灸的な技術と異なる、繊細な日本独自の手技を細かく紹介。和一に縁の地のガイドも掲載する。
「日英対訳版」の本書は、裏面から読むと、「Kanshin Method The Essenence of Japanese Acupuncture」の英題で、米国鍼灸専門医のマクギバン美登利氏の共著による英訳文を収載。日本と世界の鍼灸の違いは何か、その質問に明確な答えを示す一冊。
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ミシマ社から新刊「気のはなし」 科学と神秘のはざまを解く
ミシマ社から新刊「気のはなし」 科学と神秘のはざまを解く
2022.01.25
株式会社ミシマ社から新刊『気のはなし 科学と神秘のはざまを解く』が発行された。著者は『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話 「寝る・食う・動く」を整える』などで知られるアシル治療室院長・若林理砂氏。四六判208頁、1,870円(税込み)。
スピリチュアルなイメージを持たれがちな「気」を、中国の古典や現代科学と照らし合わせながら解説する。起源を紐解く第1章では、文字の成り立ちから、最初の気は目に見えない力などではなく、モヤモヤとしたイメージではあるが雲や米といった物理的な作用をもたらすものであったと紹介。孔子や荘子ら諸子百家の思想や、易、風水などとも親和性が高い「気」はその後長い歴史の中で形を変えながら現代まで受け継がれていく。科学万能の時代にあって未だ解き明かせない「気」とはいったい何なのか。起源から現時点での結論までを分かりやすい語り口で綴る。
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集英社インターナショナルから新刊『今日からはじめる養生学』ほか
集英社インターナショナルから新刊『今日からはじめる養生学』ほか
2022.01.10
集英社インターナショナルから新刊
今日からはじめる養生学
株式会社集英社インターナショナルから新刊『今日からはじめる養生学』が発行された。著者は本紙で『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』を連載中の伊藤和憲氏(明治国際医療大学鍼灸学部長)。新書判192頁、880円(税込)。
そもそも「養生」とは何なのか、なぜ今「養生」なのか、鍼灸師として多くの患者を診てきた著者が養生のルーツ、自分の体のタイプを知ることができるセルフチェックを解説。ストレッチやツボのマッサージ、必要な栄養素を含んだ食材など、すぐにでも取り入れられる効果的な養生の実践方法も紹介する。科学万能の時代にあって、未曾有のパンデミックを前に否応なく「病気にかからないこと」の重要性を知った現代人。コロナ禍を生き抜きコロナ後の人生を考える、新たなヘルスリテラシーを追求する一冊。
学研プラスから新刊
こころと体がラクになるツボ押し養生
株式会社学研プラスから新刊『こころと体がラクになる ツボ押し養生』が発行された。著者は鍼灸師で、ツイッターフォロワー数12万人を誇る神戸市の漢方薬局「CoCo美漢方(ここびかんぽう)」国際中医専門員の田中友也氏。四六判224頁、1,580円(税込)。
「立ち仕事で足がむくむ」「天候が悪いと頭痛がする」など何となく調子が悪い時、「気のせい」や「そのうち良くなる」と放置していませんか。著者が推奨するツボ押し養生は、体のサインを素直に受け止めることが第一歩。正しい場所や正しい押し方がわからなくても大丈夫。まずは触ってみる、そして押してみる、心地いいと感じればそれが正解。病院に行くほどではない体の不調を楽にする「ツボ押し」を身近に感じる一冊。全身ツボMAP付き。
日本美容鍼灸インバウンド振興協会から発売
鍼灸院の経営と施術が学べるゲーム『鍼灸院MASTER』
日本美容鍼灸インバウンド振興協会からカードゲーム『鍼灸院MASTER』が発売された。プレイヤーは肩こり・足のねんざなど症状が記載された「患者カード」に対し、効果のある「ツボカード」を使って、患者に適切な治療を施しながら、経営者としても人気の治療院を目指す。サイコロとトランプサイズのカードを使って遊ぶアナログゲームで、1回のプレイ時間は35~40分程度(2970円・税込)。
実際に専門学校の鍼灸科に在籍する同協会代表・有松敏勝氏が監修を行い、鍼灸院経営に携わる施術者の意見を随所に取り入れた本格派。「ベッドが故障する」「テレビで紹介される」「近所にライバル院がオープン」などリアリティたっぷりのイベントが盛りだくさん。
1人でもプレイでき、スキルの見直しやセルフケアにも役立つ。
(さらに…)
飛鳥新社から新刊「からだが不調なら冷えをとりなさい」
飛鳥新社から新刊「からだが不調なら冷えをとりなさい」
2021.12.24
株式会社飛鳥新社から新刊「からだが不調なら冷えをとりなさい いのちを支える東洋医学」が発刊された。著者は開業49年の老舗鍼灸院「太子堂鍼灸院」院長で、関東鍼灸専門学校名誉講師の小林詔司氏。四六判240頁、1,430円(税込)。
「生命の生命たる所以は温かいこと」。その信念に基づき10万人を診てきた小林氏が冷えと体の不調の関係性、温める健康法を紹介。冷えるとどうなるのか、冷やさないためにはどうすれば良いのか。飲むなら水より白湯、ウォーキングのすすめ、食材は慎重に選ぶなどすぐに実践できる生活習慣を挙げ、梅雨時期の体調不良や花粉症など、日本人が陥りやすい悩みについても丁寧に解説する。
独特とも思える健康法を実践する著者だが、鍼灸院の開設や学校の創設、中国視察、アメリカでのセミナー開講など、最終章で語られる鍼灸師としての歩みからは、それが培われた背景が垣間見える。 (さらに…)
かしはら たまみ先生の新刊「東洋医学えほん・五臓六腑のはなし ごぞうろっぷさん」
かしはら たまみ先生の新刊「東洋医学えほん・五臓六腑のはなし ごぞうろっぷさん」
2021.12.10
本紙で『やわらか東洋医学』を連載中のかしはらたまみ先生の、色粘土で描く絵本の新作、『東洋医学えほん・五臓六腑のはなし ごぞうろっぷさん』が完成した。A5判ヨコ型44頁、880円(税込・送料別)。
子どもに東洋医学の概念を伝えるために作られた絵本シリーズ第3弾、未病・陰陽五行に続くテーマは五臓六腑。肺では象が「いっぱい作ってみんなに配るぞう」、心ではリーダーのライオンがモニターを見つめて血の流れをコントロール――各臓腑に動物を当てはめ、その役割を描く。本紙連載でも掲載されたイラストのほか、描き下ろしも収録。見開きの五臓六腑図はインターネットでぬりえバージョンもダウンロードできる。
販売サイトはネットショップサイト「BASE」の販売ページから。
(さらに…)