接骨医学会、新会長に安田氏
2020.07.29
一般社団法人日本柔道整復接骨医学会(会員数4,732名)の新会長に、安田秀喜氏(帝京平成大学健康医療スポーツ学部長)が就任した。7月の同会理事会で選出され、前会長・櫻井康司氏(学校法人花田学園理事長)の後任。
副会長について、坂本歩氏、紙谷武氏がそれぞれ新たに選ばれた。
接骨医学会、新会長に安田氏
接骨医学会、新会長に安田氏
2020.07.29
一般社団法人日本柔道整復接骨医学会(会員数4,732名)の新会長に、安田秀喜氏(帝京平成大学健康医療スポーツ学部長)が就任した。7月の同会理事会で選出され、前会長・櫻井康司氏(学校法人花田学園理事長)の後任。
副会長について、坂本歩氏、紙谷武氏がそれぞれ新たに選ばれた。
滋賀の柔整学校でクラスター発生
滋賀の柔整学校でクラスター発生
2020.07.27
滋賀県甲賀市のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校(学校法人ルネス学園)において、新型コロナウイルスの集団感染が発生した。柔整専門学校における、新型コロナウイルスのクラスター発生が確認されたのは初めて。
同校によれば、7月21日にスポーツ健康科の学生1名の感染を確認。濃厚接触が疑われる野球部の学生、教職員にPCR検査を行ったところ、22日、新たに10名の感染が分かり、集団感染が判明した。
滋賀県の発表では、7月26日時点で確認された感染者は計17名。ただ、25日以降に新たな感染者は確認されておらず、保健所は「濃厚接触者において陽性者の拡大がみられないことから、本集団感染については収束へ向かいつつある」とみているという。
柔整・施術管理者研修、8月申込み再開
柔整・施術管理者研修、8月申込み再開
2020.07.22
優先度を変更、コロナ救済も
新型コロナウイルスの影響で開催が中断されていた柔整療養費の「施術管理者研修」が、10月から再開されることが決まった。これに伴い、8月7日から受講の予約申請が始まる。厚労省は、中断前に受講への参加が決まっていた柔整師が不利益をこうむらないよう救済策も再開に当たり講じた。 (さらに…)
柔整外傷EXPO2020 オンラインで400人超に配信 柔整の外傷と未来、語り尽くす
柔整外傷EXPO2020 オンラインで400人超に配信 柔整の外傷と未来、語り尽くす
2020.07.22
ゲレンデで外傷処置1,031件
柔整外傷と柔整師の未来について語り合うイベント「柔整外傷EXPO2020」が6月28日、都内で開かれた。新型コロナウイルスの感染防止のため、会場に参加者を入れず、オンラインによる配信で開催され、柔整師ら220人がリアルタイムで視聴した(後日映像配信した者を含めると400人超)。 (さらに…)
連載『先人に学ぶ柔道整復』二十二 吉雄耕牛(後編)
連載『先人に学ぶ柔道整復』二十二 吉雄耕牛(後編)
2020.07.22
耕牛を取り上げてきたシリーズ最終回は、彼の医術(紅毛外科)が接骨術にどれほど影響を与えていたかを見ていきます。
耕牛の「スウィーテン水(梅毒治療薬)」による処方・治療は、「吉雄流紅毛医学」として広まり、楢林鎮山の楢林流と双璧をなすほど、江戸の世で不動のものとなりました。家塾「成秀館」も開き、門弟は600余。その講義の内容は、門弟・野村立栄(美濃高須藩医師)に与えられた『吉雄家学之秘条』の〈十カ条〉からうかがい知ることができます。 (さらに…)
草思社から新刊 「アスリートのための解剖学 トレーニングの効果を最大化する身体の科学」
草思社から新刊 「アスリートのための解剖学 トレーニングの効果を最大化する身体の科学」
2020.07.22
アスリートのための解剖学 トレーニングの効果を最大化する身体の科学
株式会社草思社から新刊『アスリートのための解剖学 トレーニングの効果を最大化する身体の科学』が発行された。著者は筑波大学体育系准教授の大山卞(べん)圭悟氏。四六判352頁。本体価格2,400円。
日本トレーニング指導者協会(JATI)機関誌の連載『GTK現場で使える機能解剖学』に加筆・修正を加えた単行本。砲丸投げで全日本実業団優勝などトップアスリートとして活躍し、日本陸上競技連盟でトレーナーを務め、さらには大学で機能解剖学の専門家として研究に取り組んでいる大山氏が、身体のパーツごとに「運動時の人体の状態」を詳しく解説する。「アスリートが『最適の動き』を作りだすために不可欠な機能解剖学の知見が満載の一冊」。
(さらに…)
柔整療養費 都道府県別支給状況 厚生労働省『令和元年度 療養費頻度調査』から
柔整療養費 都道府県別支給状況 厚生労働省『令和元年度 療養費頻度調査』から
2020.07.22
調査は令和元年10月の1カ月間に行われた施術に係る療養費支給申請書が対象。支給申請書のうち、全国健康保険協会管掌健康保険で30分の1、国民健康保険で60分の1、後期高齢者医療制度で50分の1の割合で抽出している。1件当たりの平均支給額は、約7,090円(昨年度より89円減)だった。 (さらに…)
あはき師・柔整師、「令和2年7月豪雨」被災地の支援へ
あはき師・柔整師、「令和2年7月豪雨」被災地の支援へ
2020.07.16
熊本県を中心に各地で発生した「令和2年7月豪雨」の被災地の支援活動に、あはき師・柔整師も動き始めている。
医療ボランティア団体のAMDA(岡山市北区)は11日から、熊本県の球磨地方で被災者の緊急支援活動を行っている。避難所となっている人吉市立第一中学校には柔整師や鍼灸師を派遣し、被災者のケアに当たっている。
全日本鍼灸マッサージ師会と日本鍼灸師会が合同で立ち上げ、熊本地震の被災地などで支援活動を行ってきたDSAM(災害支援鍼灸マッサージ師合同委員会、ディーサム)は12日、先遣隊を現地に送って情報を収集し、支援活動を検討中だという。
オンライン勉強会・イベント続々 病鍼連携連絡協議会、セイリンなど
オンライン勉強会・イベント続々 病鍼連携連絡協議会、セイリンなど
2020.07.10
コロナ禍で自宅から/子育て中・遠方でも参加
新型コロナウイルスの流行で各種イベントの中止・延期が相次ぐ中、「3密」を回避できるオンラインの活用が急速に進み、あはき・柔整業界でもオンラインによる勉強会やイベントの動きが広がっている。参加人数は? 雰囲気は? 従来の対面式との違いは? 主催者に素朴な疑問を聞いた。
(さらに…)
厚労省 柔整・令和2年度改定に関するQ&A
厚労省 柔整・令和2年度改定に関するQ&A
2020.07.10
初検時相談支援料の算定事例
6月より施行された柔整療養費の令和2年度料金改定で、料金引き上げとともに、要件が強化された「初検時相談支援料」に関する疑義解釈資料(Q&A)が出された。厚労省が6月19日付で発出。初検時相談支援料の算定に当たって、要件項目に追加のあった「患者への受領委任に関する具体的な説明事項」や「運動制限」などの考え方が示された。 (さらに…)
矢野経済研究所 市場調査 2018年柔整・あはきは9,440億円
矢野経済研究所 市場調査 2018年柔整・あはきは9,440億円
2020.07.10
前年比約2%縮小、柔整療養費原因で
株式会社矢野経済研究所が、『2020年版 接骨院・鍼灸院・マッサージ院市場の展望と戦略』と題する調査結果を5月28日、発表した。
同研究所は、対象となる産業分野の市場を分析した上で、調査結果を企業に提供する調査会社。調査実施は2020年3月から5月までで、全国の施術所に、面接、電話取材、郵送アンケートなどによる調査を行った。 (さらに…)
業界代表する2学会 対面開催中止
業界代表する2学会 対面開催中止
2020.07.10
接骨医学会、全日本鍼灸学会
コロナ禍でやむなく
新型コロナウイルスの新規感染の収束が見通せない中、業界内では大規模な学会の対面開催中止が相次いで発表された。
一般社団法人日本柔道整復接骨医学会(櫻井康司会長)は6月15日、11月に東京都内で開催予定だった第29回学術大会の対面開催中止をホームページで発表。 (さらに…)
柔整・施術管理者研修、申込み再開が8月に変更
柔整・施術管理者研修、申込み再開が8月に変更
2020.07.01
新型コロナウイルスの影響で、10月から再開される柔整療養費の施術管理者研修の申込みが7月より始まることになっていたが、翌月8月に変更された。研修を主催する柔道整復研修試験財団が本日、ホームページ上で発表した。
感染状況を鑑みての判断といい、8月7日(金)14時から受付を開始する。
柔整・施術管理者研修、7月より申込み再開
柔整・施術管理者研修、7月より申込み再開
2020.06.29
新型コロナウイルスの影響で、開催中止が続いていた柔整療養費の施術管理者研修が再開されることが分かった。研修を主催する柔道整復研修試験財団が発表。
10月10日からの大阪会場を皮切りに再開される。申込み受付は7月15日(水)から。
※7月1日追記
申込み再開が8月に変更された。詳細はこちら。
全整協 25の個人契約団体で緊急会議 柔整療養費の危機、共有
全整協 25の個人契約団体で緊急会議 柔整療養費の危機、共有
2020.06.25
柔整療養費での償還払いや復委任の見直しが厚労省の会議で俎上に載せられた中、個人契約の柔整師団体間で結集の動きが起きている。4月に発足した全国柔道整復師統合協議会(全整協)が緊急でウェブ会議を開き、危機的状況への提言をまとめた。
償還払い導入と復委任廃止に「ノー」
今年に入り、大阪の接骨院グループの不正が報じられたのを機に「復委任」が問題視され、また4月下旬の柔整療養費検討専門委員会で保険者側から「柔整での償還払い導入」が表明されたことに危機感を抱き、全整協が集参を呼び掛けた。コロナ禍でウェブによる会議となったが、日本個人契約柔整師連盟(日個連)と全国柔道整復師連合会(全整連)の所属団体を中心に25団体が参加し、5月26日に開かれた。 (さらに…)
『医療は国民のために』297 柔整療養費の受領委任から健保組合が消える!?
『医療は国民のために』297 柔整療養費の受領委任から健保組合が消える!?
2020.06.25
コロナ禍の4月下旬に開かれた柔整療養費の第17回検討専門委員会で、健康保険組合連合会(健保連)の委員が、柔整療養費でも償還払いに移す行動を起こすとのショッキングな発言をした。一般傍聴無しのオンライン会議だったため、広く知れ渡ってないようだが、冗談ではなくなってきている。
健保連の発言には、▽昨年末に柔整団体が受領委任のルールを一方的に押し付ける文書を送り付けてきたことで、協定・契約の信頼関係が崩れ、今後の不正対策も改善する見通しが見いだせない、▽公的保険財政が崩壊の危機を迎える中、療養費の不正をこれ以上放置できず、保険者自らの機能で対策強化を図るしかない、などの理由・背景があり、今後、償還払いへの変更を希望する健保組合がいた場合、その意思を認めるというものだ。
(さらに…)
コロナ禍のあはき・柔整専門学校の実態 本紙調査から
コロナ禍のあはき・柔整専門学校の実態 本紙調査から
2020.06.25
「夏季休暇に補講」8割強
新型コロナウイルスに関連する休校などにより、教育機関では深刻な授業計画の遅れが発生している。あはき・柔整専門学校では、これに対処すべく、夏季休暇に補講を行う予定の学校が8割以上に上っていることが、鍼灸柔整新聞の実施したアンケートから明らかとなった。アンケートは5月15日から31日に実施し、全国の専門学校57校が回答した(有効回答率約53%)。
アンケートの概要及び質問全文・集計結果は6月10日公開の記事に掲載。
(さらに…)
社労士が解説するコロナ休業補償②「小学校休業等対応助成金」
社労士が解説するコロナ休業補償②「小学校休業等対応助成金」
2020.06.25
子を持つ従業員雇う事業主対象
持続化給付金や雇用調整助成金など、あはき・柔整業界でも「コロナ禍」でこれらの制度を利用している事業主はいるだろう。本紙5月25日号(1121号)の記事では、社会保険労務士の國安院ゆみ氏(社会保険労務士事務所フェイルノート代表)が雇用調整助成金について解説。今号では「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金」について説明する(※情報は6月17日時点のもの)。 (さらに…)
柔整療養費、6月改定のQ&A発出
柔整療養費、6月改定のQ&A発出
2020.06.23
6月より適用された柔整療養費の令和2年度料金改定に関する疑義解釈資料が、厚労省ホームページに本日掲載された。
改定項目であった「初検時相談支援料」についての具体的な取り扱いが示されている(今後、弊紙で詳述する)。
厚労省「療養費の取扱い(Q&A)について」
JB、コロナ影響に伴う接骨院の支援要望へ
JB、コロナ影響に伴う接骨院の支援要望へ
2020.06.22
社団JB日本接骨師会(東京都中野区)とその関連団体が4月末より、新型コロナウイルスで打撃を受けた接骨院に対し、早急な救済策を設けるよう、厚労省や各都道府県知事などに要請する取り組みを進めている。
売上が30パーセント以上減少した施術所を対象とし、▽施術所当たり15万円の事業継続支援金の給付(7月31日までに)、▽500万円以下の無利息融資(返済期間3年間)の実施、を求めるもので、7月上旬に提出する予定だ。
また、開業柔整師に要望への賛同を呼び掛けており、6月18日時点で1102件の賛同を得ているという(申込みは6月30日まで)
柔道整復師業務救済活動特設ページ