春の叙勲・褒章 あはき・柔整業界から5名
2018.05.10
あはき・柔整業界からの春の叙勲・褒章は以下の通り。(敬称略、順不同)
◇旭日双光章
(さらに…)
春の叙勲・褒章 あはき・柔整業界から5名
春の叙勲・褒章 あはき・柔整業界から5名
2018.05.10
あはき・柔整業界からの春の叙勲・褒章は以下の通り。(敬称略、順不同)
◇旭日双光章
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あマ指師課程新設非認定処分取消裁判 原告「学校新設の規制、突如採用」に疑問
あマ指師課程新設非認定処分取消裁判 原告「学校新設の規制、突如採用」に疑問
2018.04.25
保健あん摩師と医療マッサージ師の分離案、どこに
学校法人平成医療学園らが、晴眼者のあん摩マッサージ指圧師養成課程の新設申請を認めなかった国に対し、処分取消を求めている裁判で、3月23日、大阪地裁で8回目の口頭弁論があった。今回は原告・被告双方より提出文書があり、原告側はあはき法19条の立法化の経緯に対する疑問を中心にこれまでの主張を補充し、被告側は昭和57年に晴眼者対象のあマ指師定員の増加を認めた際の経緯等を示した。 (さらに…)
第33回経絡治療学会・東京大会 「経絡治療の更なる飛躍と発展」テーマ
第33回経絡治療学会・東京大会 「経絡治療の更なる飛躍と発展」テーマ
2018.04.25
徒弟制ならではの学び、中堅鍼灸師が語る
経絡治療学会(岡田明三会長)の第33回学術大会が3月24日、25日、東京有明医療大学(東京都江東区)で開催された。テーマは、『鍼灸経絡治療の更なる飛躍と発展』。
会頭講演では、大和田征男氏(大和田鍼灸整骨院)が50年に及ぶ臨床経験を振り返り、寒熱を考慮した経絡治療を実践するに至った経緯などを語った。 (さらに…)
商品紹介 ユニコ ディスポ鍼『美容鍼Pro・S』
商品紹介 ユニコ ディスポ鍼『美容鍼Pro・S』
2018.04.25
細く短い鍼体に、軽く滑りにくい鍼柄
「ユニコ」ブランドの日進医療器株式会社(大阪市中央区)が『美容鍼Pro・S』を新発売した。
卵型に近い形状の鍼先、細く短い鍼体、アルミ製なので軽く、「キザミ加工」で手の滑りを抑えた鍼柄。「顔面部への刺鍼が多い美容鍼灸で求められる品質と機能を追求した」と同社。また、両指持針法や三指持針法など片手での中国式刺鍼手技を前提に鍼管を無くし、「素早く打てるように」。鍼先の感覚を重視する『Pro』と切皮痛を抑えるコーティング加工を施した『S』の2種類がある。4本×60で1箱240本。納入価格は1箱2,400円(税別)。
商品に関する問合せは、同社鍼灸・柔整部(フリーダイヤル 0120-993-118、電子メール info@unico-net.jp)へ。
厚労省・平成28年度の「広告への指導状況」
厚労省・平成28年度の「広告への指導状況」
2018.04.25
1,441件指導し、改善は662件
平成28年度において、都道府県等があはき・柔整施術所の広告に関する指導を行った件数が1,441件であった。3月9日の厚労省医政局「全国医政関係主管課長会議」で医事課が提出した資料の中で示されていた。調査は毎年実施されており、平成28年度は前年度より370件増で、件数のうち、「改善済・改善見込」が662件、「指導中」が741件、「その他」が38件だった。下記に各都道府県の指導状況を掲載。 (さらに…)
JISRAM第1回公開講座 「育卵・着床鍼灸」を公開
JISRAM第1回公開講座 「育卵・着床鍼灸」を公開
2018.04.10
鍼灸師向け生殖領域の試験も
一般社団法人JISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)の第1回公開講座が3月25日、香川県丸亀市の厚仁病院で開催された。
JISRAM代表理事で京都なかむら第二針療所・滋賀草津栗東鍼灸院総院長の中村一徳氏が、『育卵鍼灸と着床鍼灸』をテーマに講義を行った。 (さらに…)
第13回大阪漢方鍼灸医学セミナー 精神疾患に鍼通電刺激
第13回大阪漢方鍼灸医学セミナー 精神疾患に鍼通電刺激
2018.04.10
第13回大阪漢方鍼灸医学セミナーが3月4日、大阪市内で開かれた。
明治国際医療大学鍼灸学部教授の福田文彦氏が『心の問題とはり・きゅう治療』をテーマに講演を行った。精神疾患の治療に関わる医療費や社会サービス費用などの直接費用と、休職や死亡によって発生した間接費用の、平成22年の推計値を提示。 (さらに…)
NPO法人鍼灸地域支援ネット研修会 『鍼灸師・マッサージ師のためのBCP』
NPO法人鍼灸地域支援ネット研修会 『鍼灸師・マッサージ師のためのBCP』
2018.04.10
南海地震30年で80%、内陸型地震も想定
第5回京都府災害鍼灸マッサージコーディネーター研修『鍼灸師・マッサージ師のためのBCP(事業継続計画)』が3月4日、京都テルサ(京都市南区)で開催された。NPO法人鍼灸地域支援ネット主催。 (さらに…)
鍼灸師の機能訓練指導員要件で厚労省がQ&A発出
鍼灸師の機能訓練指導員要件で厚労省がQ&A発出
2018.04.10
「経験十分か」受け入れ先の管理者判断
4月からの介護報酬改定に伴い、厚労省から3月23日付で改定内容に関する事務連絡(Q&A)が発出され、その中で、はり師、きゅう師が機能訓練指導員になる際の要件・手続きについて見解が示された。 (さらに…)
平成30年度介護保険制度改正 全鍼師会の小川氏・長嶺氏、厚労省交渉など振り返る
平成30年度介護保険制度改正 全鍼師会の小川氏・長嶺氏、厚労省交渉など振り返る
2018.03.25
はり師・きゅう師、
機能訓練指導員の対象資格に
4月から、介護保険において、はり師・きゅう師がデイサービス等に配置する「機能訓練指導員」に認められることが決まった。厚労省は、平成30年度介護保険制度改正に伴い「人材の有用活用」として、はり師・きゅう師を対象資格に追加し、機能訓練指導員の量的な確保につなげる方針だ。また鍼灸業界も、長年訴え続けてきた要望がようやく実を結んだ形となった。今回、厚労省老健局との直接交渉に当たっていた公益社団法人全日本鍼灸マッサージ師会(全鍼師会)の学術局長・小川眞悟氏と、事務局長・長嶺芳文氏に話を聞いた。 (さらに…)
第35回日本東方医学会 「QOD」テーマにシンポジウム
第35回日本東方医学会 「QOD」テーマにシンポジウム
2018.03.25
最期の「安らかさ」、周囲の希望にも
第35回日本東方医学会が2月25日、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区)で開催された。メインテーマは『健康寿命を楽しく生きる東方医学の知恵』。
シンポジウム『Quality of death(QOD)をめざす東方医療』で、田畑正久氏(佐藤第二病院院長)は、仏教と医療の関係について講演。仏教は生老病死の四苦との向き合い方を模索するものであるが、 (さらに…)
医歯薬出版から新刊 『わかりやすい臨床中医実践弁証トレーニング 第2版』
医歯薬出版から新刊 『わかりやすい臨床中医実践弁証トレーニング 第2版』
2018.03.25
わかりやすい臨床中医実践弁証トレーニング 第2版
医歯薬出版株式会社から新刊、『わかりやすい臨床中医実践弁証トレーニング 第2版』が発行された。著者は関西医療大学大学院・保健医療学部教授の王財源氏。B5判352頁。本体価格5千円。 (さらに…)
厚生労働省『平成30年度 療養費頻度調査』から 鍼灸療養費 施術行為別・疾患別頻度
厚生労働省『平成30年度 療養費頻度調査』から 鍼灸療養費 施術行為別・疾患別頻度
2018.03.25
調査は、全国健康保険協会管掌健康保険、国民健康保険及び後期高齢者医療制度における平成30年10月の1カ月間に行われた施術に係る療養費支給申請書が対象。 (さらに…)
あはき受領委任、10月開始
あはき受領委任、10月開始
2018.03.10
あはき療養費に「受領委任」が導入され、10月から取り扱いがスタートする見通しとなった。3月2日の『第19回あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会』で厚労省が示した。導入スケジュールのほかに、取扱規程や地方厚生(支)局等の指導監督、施術管理者登録、保険者の裁量についての方針も示され、ようやくあはき療養費の受領委任の制度設計が動き出した。
全あはき師、契約で統一
今後、受領委任が導入されると、施術者を登録・管理する仕組みに加え、不正請求に関して行政による指導監督が行えることとなる。厚労省は、地方厚生(支)局への施術所・施術管理者の登録の受付を7月より始め、受領委任の取り扱いを10月より開始する予定とした。
運用面では、柔整療養費に倣った「受領委任の取扱規程案」が提示された。 (さらに…)
あはき専門委で不正対策、大筋合意
あはき専門委で不正対策、大筋合意
2018.03.10
再同意『6カ月ごと文書。医師に報告書も』
往療料『距離加算を廃止し、施術料と包括』
3月2日に開かれた『第19回あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会』では、受領委任導入の前提条件として実施が求められている「不正対策」について、昨年秋からの議論を踏まえて提出された厚労省案が大筋で合意された。
業界と保険者の間で議論が平行線をたどっていた「再同意の手段と期間」については、口頭同意が「文書による同意」に改められ、その作業負担分を考慮して期間は「6カ月ごと」という形でまとめられた。ただ、医師から再同意を得る際、「施術者と医師の連携を緊密にし、必要な施術が行われるようにする」ことを目的とする「施術報告書」を、施術者が作成し、医師に添付することも併せて盛り込まれた。施術報告書の作成は、当面は努力義務とされ、「やむを得ない場合には作成しなくてもよいこととする」と厚労省提案に明記された上、今後報酬上の手当ても検討される予定とされた。これには、複数の保険者側委員が疑問の声を上げ、 (さらに…)
一枝のゆめ財団 第1回公開シンポジウム 「働き方改革」鍼灸手技で
一枝のゆめ財団 第1回公開シンポジウム 「働き方改革」鍼灸手技で
2018.03.10
公衆衛生学も「未病治」
一般財団法人一枝のゆめ財団(矢野忠理事長)の平成29年度第1回公開シンポジウム『健康経営と東洋医学』が2月10日、東京都内で開催された。同財団は、はり・きゅう・マッサージの三療の伝統・文化を守り伝える拠点『三療プラザ館(仮)』の立ち上げを目指し、1月に設立された。
シンポジウムは矢野理事長のほか、特定社会保険労務士の内野光明氏、産業医の佐上徹氏が登壇。 (さらに…)
統合医療展2018 日鍼会、セイリン・山正と共に出展
統合医療展2018 日鍼会、セイリン・山正と共に出展
2018.03.10
医師、看護師らもブースに
『第14回統合医療展2018』が1月24日、25日、「医療関係者とヘルスケア産業をつなぐ」をテーマに東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された。
『高齢者生活支援サービス展』、『メディケアフーズ展』、『保険外サービス展』との併催。3展合計で約300の企業・団体等が、医療・介護、ヘルスケアに関わる商品やサービスを紹介した。
同展後援団体の一つ、公益社団法人日本鍼灸師会(日鍼会)が、セイリン株式会社(静岡市)、株式会社山正(滋賀県長浜市)と共同で出展した。同師会員らが来場者に、毫鍼とパッチ鍼による無料施術体験を提供するなどしてPR。セイリンと山正は商品紹介スペースを設け、パッチ鍼や台座灸などを配布した。来場者の対応に当たった日鍼会地域ケア推進委員会委員長の松浦正人氏によると、 (さらに…)
今年の鍼灸師国家試験を展望する
今年の鍼灸師国家試験を展望する
2018.03.10
芦野 純夫
前厚生労働教官(元国家試験評価委員)/横浜医療専門学校学術顧問
今年で26回目を迎えた鍼灸師の国家試験は、平成5年に医療関係では初めて民間委託化され、その形式は視覚障害者への福祉的配慮から、医療の国家試験としては例外的な図表なしの単純四択(通常は多真偽五択)となった。四択問題は最も適切な正解が一つあり、紛らわしいほかの三つと識別できるかを見ている。当初の試験委員や私などの評価委員はその趣旨をあらかじめ教えられて行ってきたが、それが現場の教員側には今も十分理解されていない。試験後、明確な正解のほかに「こういう場合は正解となり得る」「誤りとはいえない」などと、彼らの指摘によって灰色の選択肢まで加えた複数正解が毎年幾つも出てくるのは問題だ。合格者を増やしたい学校協会や理教連は、かつての財団設立時の出資者であり理事ポストも握っている。しかし、財団・試験委員会は学校側の圧力に屈せず、毅然とした態度を貫いてもらいたい。
さて、今回の内容だが、前半の基礎医学からリハビリまでは標準的な問題が多く、3割方易しく作られるはずのあマ指師試験問題と、難易度で差がなくなった感がある。 (さらに…)
技術評論社から新刊 「ポケット介護 現場で役立つ薬のホント~種類・飲み方・副作用」
技術評論社から新刊 「ポケット介護 現場で役立つ薬のホント~種類・飲み方・副作用」
2018.03.10
技術評論社から新刊、「ポケット介護 現場で役立つ薬のホント~種類・飲み方・副作用」が発行された。編著は織田聡氏(医師、薬剤師、医学博士)、織田しのぶ氏(薬剤師、薬学博士)、平井みどり氏(医師、薬剤師、医学博士)。新書判240頁、本体価格1,480円。
薬の知識を「介護職や介護家族が絶対知っておきたい基礎知識」と「知っておくと医療従事者とコミュニケーションしやすくなる知識」に分けて解説。厚生労働省が管理する独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページなどから、無料で最新の情報を手に入れる方法、入手した添付文書の読み解き方も紹介する。このほか、主だった治療薬の一般名・商品名の一覧と索引を収載するほか、「薬はなぜ水以外で飲んではいけないの?」や「薬の副作用かもしれない症状は?」から、「介護職ができる薬の服用介助は?」や「医師とうまくコミュニケーションするコツは?」まで、実践的なQ&Aも網羅する。鍼灸マッサージ師、柔整師にとっても必携の一冊。
(さらに…)
診療報酬の改定内容決定で、次は療養費 慣例に従えば、改定率は0.315%?
診療報酬の改定内容決定で、次は療養費 慣例に従えば、改定率は0.315%?
2018.02.25
具体的な議論は4月以降に
療養費の料金改定に影響する平成30年度診療報酬の改定内容が決定した。改定率は診療報酬全体でマイナス1.19%、医師の人件費などに当たる「本体」部分は0.55%引き上げられることとなった。
柔整、あはき療養費の料金改定は、通常、診療報酬改定と同じ年度に行われ、施行は診療報酬より少し時期を遅らせて実施される。また改定率については、慣例的に診療報酬本体部分のうちの「医科」の改定率の2分の1とされている。今回、「医科」がプラス0.63%だったことを踏まえれば、0.315%近辺のプラス改定になることが見込まれる。
過去、民主党政権時代には「慣例」に反した改定率もみられたが、直近の平成28年度改定では「2分の1」が守られている(下表参照)。現在、柔整・あはきの両療養費検討専門委員会では不正防止策を中心に議論が行われており、特にあはき専門委では往療料加算を引き下げるか否かが大きな争点になっている。料金改定については、4月以降、具体的な議論が展開されていくものと思われる。