鍼灸師の機能訓練計画作成、10%強 厚労省調査
2020.05.25
「機能訓練指導員追加」の影響を報告
3月下旬、厚労省が社会保障審議会介護給付費分科会に報告した「平成30年度介護報酬改定の効果等に係る調査結果」の中に、同改定で機能訓練指導員に新たに加わった「はり師・きゅう師」の影響に関する調査結果が示された。 (さらに…)
鍼灸師の機能訓練計画作成、10%強 厚労省調査
鍼灸師の機能訓練計画作成、10%強 厚労省調査
2020.05.25
「機能訓練指導員追加」の影響を報告
3月下旬、厚労省が社会保障審議会介護給付費分科会に報告した「平成30年度介護報酬改定の効果等に係る調査結果」の中に、同改定で機能訓練指導員に新たに加わった「はり師・きゅう師」の影響に関する調査結果が示された。 (さらに…)
雇用調整助成金、20日からオンラインでも受け付け
雇用調整助成金、20日からオンラインでも受け付け
2020.05.19
5月20日から、「雇用調整助成金」のオンライン申請受付が開始され、併せて、申請様式も簡略化されるという。同助成金は、景気の悪化など経済上の理由によって休業を余儀なくされた中小企業や個人事業主に対し、雇用を維持しつつ従業員を休業させた場合の休業手当を一部助成するというもので、新型コロナウイルス感染症の影響に鑑み、100%の休業手当を支払っている場合は100%を助成するなどの特例措置がとられている。
オンライン申請専用ホームページ https://kochokin.hellowork.mhlw.go.jp/prweb/shinsei/
(※受付開始は20日12時から)
三重県、感染防止対策に補助金 鍼灸院なども対象
三重県、感染防止対策に補助金 鍼灸院なども対象
2020.05.15
三重県は5月15日から29日まで、マスクや消毒液の購入などに上限10万円の補助金を出す「三重県経営向上支援新型コロナ危機対応補助金(感染防止対策型)」の公募を行っている。
対象は①県内に事業所を有する中小企業や個人事業主で、②新型コロナウイルス感染症の影響で4月の売上が前年同月比で15%以上減少、③社会生活を維持する上で必要な施設を管理しており、一定の時間、直接の接触を伴う接客サービスを行うため、特に感染防止対策を必要とする事業者。
県の担当者は「鍼灸院や接骨院も対象に入る」と話しており、「直接の接触の時間」の目安を「15分程度」としている。
三重県「経営向上支援新型コロナ危機対応補助金(感染防止対策型)」
鍼灸療養費 施術行為別・疾患別頻度 厚生労働省『平成30年度 療養費頻度調査』から
鍼灸療養費 施術行為別・疾患別頻度 厚生労働省『平成30年度 療養費頻度調査』から
2020.05.10
調査は、全国健康保険協会管掌健康保険、国民健康保険及び後期高齢者医療制度における平成30年10月の1カ月間に行われた施術に係る療養費支給申請書が対象。支給申請書のうち、全国健康保険協会管掌健康保険で6分の1、国民健康保険で10分の1、後期高齢者医療制度で10分の1の割合で抽出している。また、平成30年6月施行の料金改定より、往療料の距離加算が2段階となった。 (さらに…)
介護現場で施術者の「訪問」機能訓練、連休明けにも通知か
介護現場で施術者の「訪問」機能訓練、連休明けにも通知か
2020.05.01
新型コロナウイルスの影響で外出を自粛している高齢者・障害者のフレイル予防として、施術者を活用した国の対応策が、連休明けにも「介護保険最新情報」にて通知がされる予定であることが分かった。
介護事業所等から要請があった場合、近隣の接骨院、鍼灸院、マッサージ治療院に専従する施術者が「訪問」し、個別機能訓練や運動器機能向上を行える等の内容で、要望したのはNPO法人介護予防研究会(佐藤司理事長)。4月22日に厚労副大臣・稲津久氏に要望書を提出し、「本要望を重く受け止め前向きに進めていきたい」との回答をもらったという。
要望内容の詳細は、弊紙関連記事を。
日視連、新型コロナ関連で厚労省と文科省に要望書
日視連、新型コロナ関連で厚労省と文科省に要望書
2020.04.28
社会福祉法人日本視覚障害者団体連合(日視連)は4月22日、厚労省と文科省に対し、『新型コロナウイルスに関する要望書』を提出した。全国の視覚障害者から同会に寄せられた、新型コロナウイルス感染拡大によって生じている困り事をとりまとめたもの。衛生用品の優先的な入手、視覚障害あはき業者の備品の優先的な入手や休業補償、盲学校の生徒への個別的な支援などの6項目を要望している。
なお、実際に寄せられた声については、とりまとめ資料としてPDFとテキストでダウンロードできる。
全日、新型コロナ感染予防に指針
全日、新型コロナ感染予防に指針
2020.04.27
全日本鍼灸学会がホームページ上に『鍼灸施術における新型コロナウイルス感染の拡大防止のための注意点』を公表。施術者は毎日施術前に体温を測定する、予約などで患者を分散させる、患者が発熱している場合や感冒症状がみられる場合は施術を行わない、といった10の項目を施術の指針として挙げている。
一般的な感染予防法については同学会がまとめた『鍼灸安全対策ガイドライン2020年度版』を参考にしてほしいと呼び掛けている。
新型コロナ 緊急事態宣言の休業要請 あはき・柔整「医療施設」で対象外
新型コロナ 緊急事態宣言の休業要請 あはき・柔整「医療施設」で対象外
2020.04.24
「社会生活維持に必要な施設」に該当
開院か、休院か、判断割れる
新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受けた全国で、4月11日より順次休業の要請が出される中、「あはき・柔整の施術所」は休業施設の対象外となった。
東京都や大阪府など各地で、休業を要請する、もしくはしない施設に関する詳細が別途公表され、あはき・柔整の施術所は、病院、診療所、歯科、薬局とともに「医療施設」に含まれ、「社会生活を維持するうえで必要な施設」に位置付けられた。また、
(さらに…)
あはき再同意の臨時措置、延長
あはき再同意の臨時措置、延長
2020.04.24
厚労省 コロナ影響で5月末まで
厚労省が3月に出した、新型コロナウイルスの感染に伴う「あはき療養費の再同意期間の猶予等の臨時措置」が1カ月延長された。 (さらに…)
介護予防研究会、窮状訴え要望「フレイル予防で施術者活用」 新型コロナ
介護予防研究会、窮状訴え要望「フレイル予防で施術者活用」 新型コロナ
2020.04.24
厚労省と4月下旬に協議を
NPO法人介護予防研究会(佐藤司理事長)が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自宅に閉じこもっている高齢者・障害者のフレイル予防などの対策として、施術者の活用を行政側に要望していることが分かった。4月下旬にも厚労省の副大臣室で老健局ら関係部局担当者も交えた協議の場が設けられるという。
機能訓練指導員を養成するほか、治療院に通所型サービスを併設するといった介護予防事業開業の運営支援などを行う同研究会では、今回の新型コロナの感染による外出自粛で、介護事業所等の通所を控える高齢者・障害者のフレイル(生活機能の低下)を問題視。また、それら利用者の大幅な通所減による事業所運営の危機と同時に、 (さらに…)
国、コロナ対策で資金支援策
国、コロナ対策で資金支援策
2020.04.24
セーフティネット保証5号で
あはき・柔整も対象業種に
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が中小企業・小規模事業者の資金繰りを保証する制度や雇用対策を拡充している。
4月8日には、経産省が「セーフティネット保証5号」の対象業種を追加し、「あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師の施術所」も指定された。セーフティネット保証5号は、 (さらに…)
令和元年度柔整師・あはき師国家試験の合格者数等
令和元年度柔整師・あはき師国家試験の合格者数等
2020.04.24
合格者・合格率とも微減
柔整の問題数増など変更も影響か
厚労省が3月26日、第28回柔整師・あん摩マッサージ指圧師・はり師及びきゅう師国家試験の結果を発表した。昨年度は全ての試験で合格率が上昇し、はり師では20㌽近い増となるなど、近年の低調傾向に歯止めがかかったかに見えたが、今年度はいずれも微減となった。柔整師国家試験では今年度より試験の出題範囲・問題数が変更されており、その影響とも考えられる。 (さらに…)
福岡・築上町が独自の休業支援、施術所も対象に
福岡・築上町が独自の休業支援、施術所も対象に
2020.04.22
新型コロナウイルスの感染防止のため、休業要請に協力する施設に支援金を支給すると発表した福岡県築上町の独自の支援策の中に、「鍼灸、マッサージ、柔道整復」が対象として含まれていた。県の休業要請とは別に、築上町が独自で「必要と認める施設」として加えた。
支給額は1事業者につき、1店舗あたり20万円。申請は5月8日まで受け付け、同月下旬までの支給を目指すとしている。休業の協力期間は4月25日から5月6日まで。
築上町「新型コロナウイルス感染症拡大防止休業協力店舗に対する支援金支給について」
あマ指師課程新設めぐる裁判の仙台地裁判決、コロナ影響で6月に
あマ指師課程新設めぐる裁判の仙台地裁判決、コロナ影響で6月に
2020.04.21
晴眼者のあん摩マッサージ指圧師養成課程の新設をめぐる裁判で、仙台地裁の判決言い渡し日時が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い変更されたことが分かった。
4月27日(月)だった期日は、6月8日(月)15時に変更となった。
あはき・柔整の休業対象外、大阪などでも
あはき・柔整の休業対象外、大阪などでも
2020.04.15
新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言の対象となっている大阪府と兵庫県、神奈川県が、東京都に続き、休業を要請する対象施設の詳細を公表。あはきと柔整の施術所は、「社会生活を維持するうえで必要な施設」として、「医療施設」に含まれ、3府県とも休業の対象外となった。
東京都と同様の判断が下されたが、3府県においても、足並みを揃える形で同じ区分に「整体院」が含まれており、疑念が残る。
東京都の休業要請、あはき・柔整の施術所は対象外
東京都の休業要請、あはき・柔整の施術所は対象外
2020.04.14
新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受け、東京都が要請している休業施設について、「鍼灸、マッサージ、柔道整復の施術所」が対象外であることが分かった。都が4月13日夕、休業を要請する対象施設などの詳細を公表した。
発表では、あはきと柔整の施術所は、病院、診療所、歯科、薬局とともに、「医療施設」に含まれ、「社会生活を維持するうえで必要な施設」として休業の対象外となった。備考欄には「適切な感染防止対策の協力を要請 ※有資格者が治療を行うもの」との記載があった中、「整体院」も含まれていたのは疑問というほかない。
新型コロナ 入学式中止・縮小 授業開始の延期
新型コロナ 入学式中止・縮小 授業開始の延期
2020.04.10
養成校、苦労と苦渋の春
休校措置や卒業式・入学式の中止・規模縮小、新学期の開始延期――新型コロナウイルスの影響はあはき・柔整の養成校にも大きな影響を及ぼしている。
「3密の回避」「状況は流動的」
4月1日に行われた平成医療学園専門学校(大阪市北区)の令和2年度の入学式では、椅子の間隔を広めに空け、受付では手指の消毒と非接触式の体温計による検温を実施。 (さらに…)
新型コロナ、鍼灸関連学会など大会延期
新型コロナ、鍼灸関連学会など大会延期
2020.04.10
全日は9月に、東洋医学会は来年夏に
5月下旬に京都で開催予定だった全日本鍼灸学会の第69回学術大会(北小路博司会頭)が、新型コロナウイルス感染症の拡大予防のため、開催の延期を決めた。日程を3カ月以上延ばし、9月11日から13日の間で開催される。会場(国立京都国際会館・京都市左京区)の変更はないが、大会内容に変更が生じた場合は随時通知するとしている。
同様の事情から、6月中旬に開催予定の日本東洋医学会の第71回学術総会(三潴忠道会頭)も来年8月に延期すると発表。会場の仙台国際センター(仙台市青葉区)に変更はないとしている。11月に名古屋で開催予定だった第35回経絡治療学会学術大会も開催の中止が決定された。
全鍼協、新代表に草刈氏
全鍼協、新代表に草刈氏
2020.04.10
一般社団法人全国鍼灸マッサージ協会(全鍼協)の新代表理事に、草刈康徳氏が就任した。3月8日の同会臨時社員総会で決定。副理事長には新たに本間拓郎氏が就いた。
介護予防研究会 機能訓練指導員養成講座・愛知 「総合事業」を経営の柱に
介護予防研究会 機能訓練指導員養成講座・愛知 「総合事業」を経営の柱に
2020.04.10
昼休み時間に「通所型サービス」可能
NPO法人介護予防研究会(佐藤司理事長)が2月23日、介護保険で即戦力となる機能訓練指導員を養成するための講座を愛知県一宮市内で開催した。
同講座は、2日間(12時間)で、介護保険制度の基礎知識や機能訓練指導員として必要となる機能訓練表等の作成、身体機能評価(アセスメント)の適切な方法等の8科目を学ぶ。また、鍼灸師のみの免許保有者には、「機能訓練指導員を配置した事業所での6カ月以上の実務経験が必要」という要件をクリアするための「機能訓練認定鍼灸師コース」として受講でき、 (さらに…)