あはき施術管理者研修、東洋療法研修試験財団が9月受付
2020.08.17
公益財団法人東洋療法研修試験財団は8月17日、あはき療養費の受療委任を取り扱う施術管理者に係る研修実施機関として、8月6日付で登録を受けたと発表した。
今年度の研修は令和3年1月及び3月に実施を予定しており、募集は今年9月1日から行う予定だという。
厚労省通知「はり師、きゅう師及びあん摩マッサージ指圧師の施術に係る療養費の受領委任を取り扱う施術管理者の要件について」
あはき施術管理者研修、東洋療法研修試験財団が9月受付
あはき施術管理者研修、東洋療法研修試験財団が9月受付
2020.08.17
公益財団法人東洋療法研修試験財団は8月17日、あはき療養費の受療委任を取り扱う施術管理者に係る研修実施機関として、8月6日付で登録を受けたと発表した。
今年度の研修は令和3年1月及び3月に実施を予定しており、募集は今年9月1日から行う予定だという。
厚労省通知「はり師、きゅう師及びあん摩マッサージ指圧師の施術に係る療養費の受領委任を取り扱う施術管理者の要件について」
大阪府鍼灸マッサージ師会、吉村知事宛てに要望書提出
大阪府鍼灸マッサージ師会、吉村知事宛てに要望書提出
2020.08.11
大阪府鍼灸マッサージ師会(廣野敏明会長)は新型コロナ禍においてあはき業界も深刻な影響を受けているとして、7月30日、大阪府の吉村洋文知事宛てに「鍼灸マッサージ施術所も医療機関や介護施設と同様に業務上必要不可欠な衛生資材を優先的に入手できるようにし、支援金や慰労金等も給付してほしい」との旨の要望書を提出した。
同師会では「鍼灸マッサージ師は、政策や制度によって『医療』や『準医療』という異なる対応がなされており、その結果として恩恵を受けられない方に位置付けられている」と訴えている。
横浜市民病院でのリラク業者サービス 期間前倒しで中止に
横浜市民病院でのリラク業者サービス 期間前倒しで中止に
2020.08.07
地元あはき社団、クラスター危機訴え
新型コロナウイルス患者らに対処する医療従事者をケアするため、7月上旬から横浜市民病院内で実施されていた、「株式会社りらく」によるリラクゼーションサービスの提供が、8月6日までだった終了期日を待たずして中止された。医療分野外の事業者が「感染症指定医療機関」で活動することによる感染拡大の危険性を含め、地元の横浜市鍼灸マッサージ師会(横浜師会)が横浜市に強く疑義を呈した結果、サービスの中断に至った。 (さらに…)
令和2年7月豪雨 アムダ、被災地で支援活動 コロナ対策徹底で施術
令和2年7月豪雨 アムダ、被災地で支援活動 コロナ対策徹底で施術
2020.08.07
柔整64名、鍼灸21名が利用
九州を中心に日本各地で被害をもたらした「令和2年7月豪雨」。国際医療ボランティア組織の特定非営利活動法人AMDA(アムダ、岡山市)は、被害が甚大だった熊本県の球磨地方に医療チームを派遣、7月6日から22日まで支援活動を行った。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』28 夢〜鍼灸ラジオ
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』28 夢〜鍼灸ラジオ
2020.08.07
人は誰でも夢を持っています。私もいくつかの夢をもっていました。一つ目。オーケストラに出ること。過去数回、バイオリンで出演しました。観客席側のファーストバイオリンというポジションも頂き、とても晴れがましい気持ちでした。二つ目は統合医療の推進です。これは約10年前の全日本鍼灸学会大阪大会でのシンポジウムで、統合医療の大切さを話しました。そして病院の統合医療部門を開設し、現在では生殖医療施設で鍼灸ルーム長をしています。今や、私が代表を務めるJISRAM(ジスラム)の会員11名が日本各地の生殖医療施設で統合医療を実践しています。私たちの生殖鍼灸が、たくさんの医師に認められた結果と言えるでしょう。三つ目は、医師の学会で講演すること。鍼灸は西洋医学の下に位置するのではなく、西洋医学とは異なるアプローチで鍼灸ならではの効果を発揮することを、医師との共通言語で何度もお話しし、これによってたくさんの医師らから、これで鍼灸に納得がいったと言っていただけました。理論、基礎研究、臨床研究の三位一体が認められ、ジスラムは専門書で紹介されるまでになりました。昨秋、国内トップの規模とレベルを誇る日本生殖医学会で座長を務めたことも、鍼灸師としてこの上ない栄誉でした。
さてここからが本題で未来形。四つ目。当院は、今年三十周年を迎え、何か楽しい取り組みはないかと考えていたところ、10月からKBS京都ラジオで番組をやることになりました。 (さらに…)
富山県 コロナ感染防止設備で助成金、出張専門含む施術所に
富山県 コロナ感染防止設備で助成金、出張専門含む施術所に
2020.08.07
富山県が、県内の柔整・あはき施術所(あはきは出張専門を含む)などの衛生関係事業者を対象に、新型コロナウイルス感染防止対策のための設備などに関する経費の支援策を打ち出した。事業名は「衛生事業者等感染防止対策支援事業費助成金」で、理美容業者、葬祭業者なども対象。
パーティションといった設備のほか、マスクなどの備品も助成対象となる(下表)。 (さらに…)
セイリン、オンラインで鍼灸院と受療者つなげるサービスを9月に開始
セイリン、オンラインで鍼灸院と受療者つなげるサービスを9月に開始
2020.08.07
セイリン株式会社(静岡市清水区)は、鍼灸院と受療者がオンライン上で様々な情報交換・コミュニケーションを行える鍼灸特化型のプラットフォームサービス『鍼灸つながるプラットフォーム™』を9月1日より開始する。
オンライン上で、鍼灸師からはカルテやセルフケアのトレーニングメニュー等、受療者からは施術後の満足度や効果等が共有され、鍼灸院は受療者からの生の声や通院中断の理由などを正確に把握でき、サービスの改善に役立つという。また、受療者からのフィードバックに基づいた情報が、鍼灸を経験したことのない「潜在顧客」にウェブサイトを通じて提供され、潜在患者が抱く「痛そう」「効果が分からない」といった不安を解消。更に、各鍼灸院の施術記録などを基に潜在患者の悩みに応じた最適な院を推薦、来院促進につなげられるとのこと。「本プラットフォームは施術満足度向上による『リピート率アップ』と『新規獲得』の両方を実現していく新たな取り組み」と同社。
デジタルヘルスソリューション「鍼灸つながるプラットフォーム」サービスの提供開始
鍼灸療養費 都道府県別支給状況 厚生労働省『令和元年度 療養費頻度調査』から
鍼灸療養費 都道府県別支給状況 厚生労働省『令和元年度 療養費頻度調査』から
2020.08.07
調査は、令和元年10月の1カ月間に行われた施術に係る療養費支給申請書が対象。支給申請書のうち、全国健康保険協会管掌健康保険で6分の1、国民健康保険で10分の1、後期高齢者医療制度で10分の1の割合で抽出している。1件当たりの平均支給額は約11,772円。調査が実施された10月より消費税率10%引き上げに伴う料金改定(改定率+0.44%)が施行されている。
また、『平成30年度 療養費頻度調査』を基に、昨年度の金額と、そこからの増減比率も掲載した。 (さらに…)
鍼灸系大学で感染者発生 オープンキャンパス中止も
鍼灸系大学で感染者発生 オープンキャンパス中止も
2020.08.05
7月中旬から、鍼灸系大学で新型コロナウイルス感染者の発生が続いている。
森ノ宮医療大学では、7月17日に学生1名のPCR検査陽性が判明。また、18日には、この学生と関わりのない別の学生の罹患(アルバイト先で発生したクラスター内での感染)も判明した。同大学はこれを受け、学生の立ち入りがあった棟の閉鎖、26日までの学生の登校禁止、当該学生と接触が疑われる学生・教員の自宅待機などの対策を講じた。また、感染者との濃厚接触者にあたる学生のPCR検査も行われ、いずれも陰性だったという。
明治国際医療大学でも7月31日、やはり学生1名のPCR検査陽性が判明。週明けの8月3日から7日までを休校とし、保健所と連携・協力しながら対応の上、感染予防の啓発と全学的な感染防止対策を講じていくとしている。
両校とも、感染者の発生を受け、一部日程で入試説明会やオープンキャンパスの中止を決定しており、学生の進路選択への影響も懸念される。
市立砺波総合病院、鍼灸師の卒後臨床研修として職員募集
市立砺波総合病院、鍼灸師の卒後臨床研修として職員募集
2020.08.03
東洋医学科を擁し、チーム医療を推し進めている富山県の市立砺波総合病院が、鍼灸師の卒後臨床研修として職員を募集している。
募集期間は10月22日までで、採用試験は11月5日に行われる。受験資格は研修開始時に鍼灸師免許を取得見込み、もしくは採用試験日の時点で鍼灸師免許取得3年以内の者。研修期間は令和3年4月1日から令和6年3月末日までの3年間で、給与も支給される。
砺波総合病院『令和2年度卒後臨床研修鍼灸師 採用試験案内』
東京有明医療大学、腰痛への鍼の研究で腰痛患者を募集
東京有明医療大学、腰痛への鍼の研究で腰痛患者を募集
2020.07.31
東京有明医療大学(東京都江東区)では現在、腰痛に対する鍼の臨床研究を行っており、研究に参加する腰痛患者を募っている。
参加条件は、20~60歳で明らかな原因の無い「非特異的腰痛」の患者、骨に異常の無いこと、手足に痺れが無いことなど。費用は無料で、同大学付属鍼灸センターで実施する。
東京有明医療大学『腰痛に対する鍼の臨床研究へのご協力のお願い』
大阪府鍼灸マッサージ師会 第2回生涯研修会 安全ガイドライン、定期的更新を
大阪府鍼灸マッサージ師会 第2回生涯研修会 安全ガイドライン、定期的更新を
2020.07.22
鍼による重篤な有害事象紹介
大阪府鍼灸マッサージ師会(廣野敏明会長)の今年度の第2回生涯研修会が6月28日、同会会館(大阪市阿倍野区)で開催された。
『鍼灸安全対策ガイドライン2020』と題して、森ノ宮医療大学鍼灸情報センター客員講師の古瀬暢達氏が講演。 (さらに…)
あはき師・柔整師、「令和2年7月豪雨」被災地の支援へ
あはき師・柔整師、「令和2年7月豪雨」被災地の支援へ
2020.07.16
熊本県を中心に各地で発生した「令和2年7月豪雨」の被災地の支援活動に、あはき師・柔整師も動き始めている。
医療ボランティア団体のAMDA(岡山市北区)は11日から、熊本県の球磨地方で被災者の緊急支援活動を行っている。避難所となっている人吉市立第一中学校には柔整師や鍼灸師を派遣し、被災者のケアに当たっている。
全日本鍼灸マッサージ師会と日本鍼灸師会が合同で立ち上げ、熊本地震の被災地などで支援活動を行ってきたDSAM(災害支援鍼灸マッサージ師合同委員会、ディーサム)は12日、先遣隊を現地に送って情報を収集し、支援活動を検討中だという。
社会鍼灸学研究会、コロナ禍に関するアンケート実施
社会鍼灸学研究会、コロナ禍に関するアンケート実施
2020.07.14
社会鍼灸学研究会(形井秀一代表)が、コロナ禍に関するwebアンケートを実施している。2020年7月時点で、2月から6月に日本鍼灸界がどの様な状態にあったのかを調査することを目的としたもの。アンケートの回答期限は8月10日まで。
アンケート結果のデータは、9月21日にリモート開催を予定している研究会で発表するほか、協力した団体の希望があれば提供する予定。
社会鍼灸学研究会は「社会学的な手法をもって鍼灸に関する総合的な事柄の議論を深め研究すること」を目的として、2005年に発足した研究会。今年度の研究会のテーマは「COVID-19と鍼灸―COVID-19禍中の日本鍼灸とそれを取り巻く状況を考える」。
アンケートの回答は https://forms.gle/4Z1Ljcim7QT6gZp2A から。
オンライン勉強会・イベント続々 病鍼連携連絡協議会、セイリンなど
オンライン勉強会・イベント続々 病鍼連携連絡協議会、セイリンなど
2020.07.10
コロナ禍で自宅から/子育て中・遠方でも参加
新型コロナウイルスの流行で各種イベントの中止・延期が相次ぐ中、「3密」を回避できるオンラインの活用が急速に進み、あはき・柔整業界でもオンラインによる勉強会やイベントの動きが広がっている。参加人数は? 雰囲気は? 従来の対面式との違いは? 主催者に素朴な疑問を聞いた。
(さらに…)
あマ指師課程新設をめぐる裁判 東京高裁10月から
あマ指師課程新設をめぐる裁判 東京高裁10月から
2020.07.10
あはき法19条の規定により、国が晴眼者のあん摩マッサージ指圧師養成課程の新設を認めなかったとして、学校法人平成医療学園らがその処分取消を求めた訴訟について、新型コロナウイルスの影響で延期されていた東京高裁の控訴審の期日が決まった。1回目となる口頭弁論は、10月1日14時半から。
コロナ あはき再同意 特例が7月まで延長
コロナ あはき再同意 特例が7月まで延長
2020.07.10
新型コロナウイルスの影響に伴う、あはき療養費の再同意の期間猶予等の特例措置について、3度目となる延長が決まった。同意文書内の支給可能期間の最終日が「2月25日から7月末まで」である場合、最終日以降の施術(ただし7月末まで)も支給対象と認められる。変形徒手矯正術の「口頭同意」による臨時対応も同様に7月末まで。
矢野経済研究所 市場調査 2018年柔整・あはきは9,440億円
矢野経済研究所 市場調査 2018年柔整・あはきは9,440億円
2020.07.10
前年比約2%縮小、柔整療養費原因で
株式会社矢野経済研究所が、『2020年版 接骨院・鍼灸院・マッサージ院市場の展望と戦略』と題する調査結果を5月28日、発表した。
同研究所は、対象となる産業分野の市場を分析した上で、調査結果を企業に提供する調査会社。調査実施は2020年3月から5月までで、全国の施術所に、面接、電話取材、郵送アンケートなどによる調査を行った。 (さらに…)
業界代表する2学会 対面開催中止
業界代表する2学会 対面開催中止
2020.07.10
接骨医学会、全日本鍼灸学会
コロナ禍でやむなく
新型コロナウイルスの新規感染の収束が見通せない中、業界内では大規模な学会の対面開催中止が相次いで発表された。
一般社団法人日本柔道整復接骨医学会(櫻井康司会長)は6月15日、11月に東京都内で開催予定だった第29回学術大会の対面開催中止をホームページで発表。 (さらに…)
東鍼会・新型コロナアンケート調査結果② 消毒液やマスクが不足
東鍼会・新型コロナアンケート調査結果② 消毒液やマスクが不足
2020.07.10
「廃業を予定」との回答も
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下の4月末、公益社団法人東京都鍼灸師会(東鍼会)が鍼灸院を対象に行ったアンケート調査結果の第二弾(第一弾は前号に掲載)。
「不安なこと」(複数回答)について尋ねたところ「自己の感染の可能性」76.4%、「金銭面(運営資金の枯渇や給料の減額)」75.5%などとなっていた。「その他」として (さらに…)